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#7|特別養護老人ホーム入所

 この時には車椅子で要介護5になっており、退院後、以前のケアハウスには戻るのが難しいとのこと。ケアハウスと同じ建物内の特別養護老人ホーム(以下特養)の空きを待ちながら、ショートステイに入所することになった。

 特養は全国的に混んでいてなかなか入れないと聞いていたので、待つのを覚悟していたが、案外早く1ヶ月くらいで空いたのでびっくりした。

 特養入所の評価基準が満点だった。

特養とケアハウスの違い

 私が感じた違いは


1.病院に連れて行ってくれる(付き添いあり)

  ケアハウスは病院には自分たちで行かなければなりません。
  特養は、近隣の病院であれば施設の介護タクシーで連れて行ってくれるだけでなく、看護師が付き添ってくれて、受診日の管理までしてくれる。

2.おむつ代は不要

  ケアハウスに住んでいるときは、おむつは買って、持って行っていた。
  特養は施設代に含まれているため、かさばるおむつを持って行く必要もないのは楽。

3.かかりつけ医がなくなる

  長年地元の個人病院に通院していた母ですが、特養入所に伴い、特養の嘱託医が主治医になるため、かかりつけ医はなくなる。
  このかかりつけ医には本当にお世話になり、私が名医と思う数少ない医師の一人であった。紹介状を取りに行く際には、お礼のお手紙と、お菓子を持参した。

4.医療費控除が使用できる

  一般的に高額である、介護費、居住費、食費のうち半分に医療費控除が適用される。

  毎月これだけ払っていると一年間にすれば結構な額である。



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