G3LXを友人と視聴した話①-GANMI × eill 編-

これは先日行われたG3LXの3日間の感想を熱量があるうちにどうしても何かにぶつけたくて文章にしただけのものです。個人の感情をぶちまけてますのでご注意を。

友人を勧誘するまでの経緯

2019年にじわじわGANMIにハマり出し、THANK YOUツアーの東京公演を購入。
しかし、ダンスライブ特有の雰囲気に自分だけでは耐えられないと判断。
2020年3月、友人に下手くそなプレゼン(約2時間)をかましチケットを購入してもらう。

※確かVIBE2016の動画を見てもらい、TGS3の自己紹介を見せつつ、JG計画のざっくりとした説明などを語ったと薄っすら記憶している。
その後友人は約3日で半数のメンバーを覚えた。頭の良いオタクなのである。

イカれたメンバーを紹介するぜ

島の付く人：筆者
諸悪の根源。広く深く行きたい理想とは裏腹に一度に複数の界隈を推せない典型的な熱しやすく冷めやすいオタク。ダンス経験有(一応)

井の付く人：友人
プレゼンを聞かされた被害者。界隈関係無く様々な推しを持ち、日本や世界も飛び回る凄まじいフッ軽オタク。ダンス経験無

友人との関係
小中の同級生。中1のとき複数の先生から呼び間違われたことをきっかけに仲良くなる。
部活を死ぬほど頑張りそこそこの結果を残す。
他界隈でも一緒にオタクした仲。

勧誘したその後

勧誘に見事成功した2週間後には全員の名前を覚える友人。素晴らしい早さに驚く。
そして推しを当てるクイズを開催。
お互いの推しを知る。

そのままツアーを楽しみするも、コロナ禍によって延期、そして中止。更にはメンバーの脱退と暗いニュースが続いた。
活動休止を経て、13人で活動を再開。
生放送でダンス作成したり、SOCIAL GOOD STANCEをテーマにビデオ連続投稿が行われる。

そして6/14にとうとうある発表がされた。

「GANMI 3DAYS LIVE Xの開催」

G3LX 発表

オンラインで3日間ライブを開催する。しかも全てセトリは違うという構成。鬼か。
オンラインライブが盛んに行われる昨今。しかし配信トラブルや普通のライブより物足りないという意見があるのも事実。
そんな中でのゲスト発表。

7/24 GANMI × eill
7/25 GANMI × SIRUP
7/26 GANMI × GANMIST

……豪華すぎん？

そして最終日のGANMISTはなんだ？という謎を抱えつつ2人とも迷わず3日間購入。
全日程某ネットカフェ(個室・防音)で一緒に見ることを決めた。

GANMI × eill

とうとう始まる初日。ワクワクしつつ部屋を暗くしてあまり離れず待機。

1.CHOREO

 スーツを纏ったメンバーが1人ずつ登場。
ワンカットでの撮影で導線が凄そうと思った。
SuGuRuのソロは安定して強い。Ryogaくんの顔が逆光になりつつもブルーアッシュに気づき嬉しくなる。そしてKazashiがバキバキに決めてるなか後ろのカウンターに座るメンバーが…

Shunくんである。

顔が良すぎて笑ってしまう。圧倒的優勝に我々は拍手を送った。
そして階段に誘うMr.D。メガネ。手が綺麗。最後Sotaにホールに誘われると円形で構えるメンバーが。完璧な演出。

2.DON’T LOOK JUST GANMI

休まず次の曲。いつ見ても意味分からないステップ。kooouyaくんの足運びは解明できない。Dysonとshunくんの脚の橋がとっても好き。そしてSuGuRuの圧倒的センター感。気合い入ってる。

3.WE NEED A HERO

照明がバッキバキ。このライブスタッフさんも総じて天才なのである。最初のそたかざこや+すぐるという激強メンツの中にいるRyogaくんがいいよね。減量したSotaのアクロバットが軽いこと軽いこと。筋トレの成果が出てる。最後MC中の後ろに映るSuGuRuとRyogaくんのバチバチの表情に沸いた。

4.MAKUAKE

そしてeillちゃんの登場。キラキラ輝く照明に照らされた白い衣装と白いお肌が美しい、眩しい。
＜ずっと待ってたこの瞬間 ＞という歌詞がまさにリンクしてワクワク感が高まる。そしてフロアとステージにメンバーが。どちらかがバックになるのではなく、どちらも主役になれるコラボライブというのがこの時点で分かる。

5.with U feat.eill,PARKGOLF

GANMIとeillと言えばこの曲。いきなりこの曲とはかなり飛ばしてる。メンバーの背中に肘を付く振りが好き。YU-KIくんとDysonのソロがあまりにもらしい振りで好き。そしてやっぱりshunくん振りは強い。主にお顔が。映る度にかっこいいと漏れてしまう。そして三角形×SuGuRuのトップは定番。あのカチカチした動きが良い。

そしてセンターに入るSUN-CHANG。踊ってる田島陽光はリアコ案件。出来ることならJKになってSUN-CHANGのリアコしたい人生だったと語り合う我々。(この先何回も同じ話をする)
ラスサビ前のメンバーが円に集まる振りが狂おしい程好き。ジャンプする度に一緒に踊るジャケットも美しい。列にちょっと入れないO.S.MとSuGuRuがかわいかった。

6.HUSH

クラップ促すメンバーがカメラ目線凄くて目がめっちゃ合った。やったぜ。歌うと少し低くなる声がかっこいいなと思っているとステージにYU-KIくんとDysonが。
このペアはずるいって〜〜〜
2人とも膝を使ったダウンの動きが好きだしこのテンポに合ってる。あと微笑みながら踊ってるのが楽しそうで何より。そこにSuGuRuとYuukiちゃんも加わり4人で踊る。上手のダブルゆうきがあまりにもニッコニコでやられた。

7.この夜が明けるまで

一言で言えば優勝。約束された勝利。最後に愛は勝つくらいの確定勝利。
そんな曲。
スニーカーの擦れる音が入っていてライブだなと思わせてくれる。

そして、＜君をもう離さない＞ でSotaくんの手を抜いたカメラさんに金一封をあげたい。
2番になってセンターに入るAOIちゃん。気持ちこもってるし何で微笑むんですか？ずるいですね？
この曲は終始映るメンバーみんなにやられてた。目が足りない。ラスサビ前のキーボードがとても心地良い。最後のYuuki shun AOIの三角形が好き。気持ち入ってる。いいぞ！IrI dance schoolの講師陣！

曲が終わりバンド紹介。みんな楽しそうで素敵。全員が楽しんでるし脇役を作らない心意気を感じた。
MC中でもSNSでも言ってたけど「画面を突き破って会いに行くよ」って言葉がとてもうれしい。
そしてかわいい本を手に取って始まったのは…？

Kazashi(CV:eill)のコント
しかもわがまま彼女との二役。天才か？
誇張した読み方に爆笑。でもすごく分かる。
ピアノと声に合わせたコロコロ変わる表情というか顔芸。

🥺顔(#きゅるるんおめめ)になってかかった曲は

8.Ma boy

劇団さんにん(Sota SUN-CHANG Kazashi)のとてもずるいアレ。
歌は彼女目線、踊りは彼氏目線という憎い演出。悪戯されてたりちょっと困り顔な振り付けが好きすぎる。
はぁ〜リアコリアコなんて考えてると始まったのは

Sota(CV:eill)のコント
花○くんを意識した話し方。語尾に星が付いてるような表情。とてもウザかったw
ないんだ〜おっ☆じゃねぇよ。
く・ち・び・るはとてもウザかったですね〜
あと唇が白かったからリップ塗ってほしいと思ってた。
ビタミンの指ほぼ間違えてるのも笑わせていただきました。

そして再開したあとに待ち構えてるのが

私だけのSUN-CHANG🤘

よっ！田島陽光！リアコ量産最年長！
私もスクショしました。全視聴者が私信もらえるという素晴らしいシステムに感謝。

9.special girl

ギターの音と歌声。音数が少ないからこそ言葉がきちんと届いてくる。あんなにかわいかったMa boyと一変した雰囲気が流石。

10.Fake Love/

……えっとまず女装の人選した人誰ですか？
とりあえずおさみんごの独壇場でしたね。
仕草や上半身の使い方がまんま女性。わざとらしくなくてしなやか。素晴らしい。
そたりーぬのアンニュイな表情はなんでしょうか。「こっちみんな」状態。
かざしの二つ結びは置いておいて腕の筋肉よ…ガン○ラみを感じます。
あおいちゃん……あえて言及しません。うわキツと書かなかったの偉い。あとかざし(女)とあおい(女)には名前あったのかとても気になります。

結論:女装は肌を露出しな方が良い。以上。

11.踊らせないで

ああ〜かっこいいメンバーに戻ってる〜と安心したのも束の間。衣装と4人の踊りが好きすぎて苦しむ我々。(推しがいる為)かざでぃー+専修は狙ってる。無理。

夜空を想像させる照明、会場を上手く使ったカメラワーク、カウンターやあちこちで踊ってるメンバー。作られた振りなんだけどとても自然体でまさに ＜誰かのステップで 決まったリズムで 踊らせないで＞ という歌詞の通り。
個人的に ＜ヒロインだって ＞の振りが好み過ぎてしんどい。
星屑が溢れたようなキラキラした輝きが眩しくて仕方がない。

12. Fly Me 2

SuGuRuくん とkooouyaくんに質問出来るとしたら、どこの音拾ってるんですか？と聞きたい。それくらい意味分からない手数足数。もしかしてリスニング得意です？
あんなに早い動きをしながらきちんと止めは外さなくて。バキバキなことをさらっとこなしていらっしゃる。マジすご。匠の技。

2番からは劇団さんにん→チームご当地のリレー。演出が需要分かってる。GANMIは総じて邦楽が得意だと思っているけど、特にチームご当地の面々は邦楽が似合う。これが全国で色んな曲を踊られた成果なのか。歌詞と振りのリンクっぷりが気持ちいい。
その後のSota Kazashi SuGuRuの振りの床率たるや。見てるだけで筋肉痛になりそう。HOUSEチック？なステップ多めのGANMIはとても新鮮だった。

13. 20

今現在22歳の彼女が20歳のときに作られた曲。
5年後の自分に手紙を書いているんだって。若いときは悩む。でもeillちゃんより大人な自分もまだ悩んでいるし分かっていない。そもそも自分が20歳や22歳のときって何してたか思い出せない。あまり変わってない気がする。成長なんてしていないのかもしれない。
それを考えると、今こんなに沢山の言葉を人前に出して曲を作る彼女はそれまでどれだけ考え、どれだけ悩み、それを全て力に変えたきたのかという過程を考えるだけでも尊敬してしまう。eillちゃんやGANMIもそうだけど、人前に立って舞台に上がる人ってどうしてこうも魅力的なのか。生き様が透ける職業だからなのか。
だから自分は人前に立つそういう人を好きになってしまうんだ。という理由がこの曲で少し分かった気がする。

14. SPOTLIGHT

1番好きな曲。ビデオが投稿されてから何度見たか分からない。曲自体もそうだけど、踊りでここまで人に寄り添い励ましてくれるダンス作品ってあっただろうか。
多分オンラインだから出来た演出。観てる人ひとりひとりが主人公になったような没入感。周りを忘れて自分と作品の一対一の関係性。リアルタイムで観たときも感動したけど、アーカイブで一人きりで見るとより一層映像、音、振りどれもが刺さってどうしても涙が溢れてしまう。感動とか安い言葉では表せない感情が出てくる。

人として生きてるからこそ味わう気持ちの揺さぶりを時には落ち着かせて、時には優しく一緒に揺れてくれて。
観る人によって寄り添い方を変えてくれるすごい作品。

＜もっともっと 君も言葉を聴かせて＞ のKazashiくんの表現がまるで踊ってる本人が言葉を発しているようで胸が詰まる。
最後のサビでGANMIメンバー全員が踊るところは劇団ご当地(劇団さんにん+チームご当地)とはまた違う背中を後押しされるような感覚。

恐らく2020年の全体的に暗い雰囲気や活動休止したりツアー中止になったり、踊っている本人達も悩み苦しんできたからこそこの作品の説得力が更に増したのだと思っている。
自分があの”ベンチに座っている女の子”になりたいとき何度でも観たいダンスだった。

15. FUTER WAVE

これもビデオのときからとても好きな作品の一つ。水音やリズム感がとても気持ちいい。

そして特筆すべきは最初からサビ前までセンターのAOIさんよ！どうしたの！何故そんなに気持ち入っているの！これはひそかに我々で話していた邦楽踊らせると天才説立証なのでは？
ずっとずっと2人でいいよー！気持ち入ってるよー！と叫んでた。まさに応援上映。ぷいきゅあー！がんばえー！のアレ。

サビの高揚感に相まってダンスもどんどん上がっていって。音とダンスの相乗効果がすごい。
SuGuRuセンターの安心感は半端ない。絶対的守護神のような。必ず抑えるクローザーみたいな。(某ヤスアキ的な)
2番からのshunくんはもうすごい。かっこよすぎて笑えるくらい優勝(本日何回目かの優勝)

オンラインだからこそ振りの構成がしっかり生きたカメラワークで、振り付けした人の頭の映像見てるみたいでうれしい。そして天井のカメラがあるから床で寝た映像も綺麗に映ってうれしい。サビからメンバーも声出して楽しんでるように聞こえて、アンコールだなと実感。ステージで音を自由に楽しんで飛び跳ねるメンバー。これぞ大団円。

初日を終えて

正直オンラインライブだと思っていた範疇を余裕で超えてこられた。どんなものでも生には敵わないと思っているし、どこか気が散って置いてけぼりにならないか心配していたのが馬鹿みたいでした。
とんでもない充実感にヘトヘトになるくらい。
素晴らしすぎてこれがあと2日も続くと思うとうれしすぎて。間違いなく上半期では味わって来れなかった久々のワクワクに震えました。

そしてオンラインライブの利点として挙げられるのがアーカイブがあること。

ほらオタクってすぐ記憶無くすじゃないですか？

あれって科学的に証明されてるらしく、

好きという昂った感情を抑えながら見た情報は記憶に残りにくい。

ってTwitterで見たことある。

普通なら必死に思い出したりするけど無理で、必死にSNSで情報を集めたり、数万円するBlu-rayを記憶が保管出来るなら実質無料！
って平気で購入するじゃないですか。

それがライブ終了直後から確認出来るなんて！
オンラインライブってチケット代に記憶保管料タダで付いてくると考えているので、その点は凄くお得。
早速アーカイブ見ながら感想を2人で話しました。

1日目でこの量。
果たして最後まで感想まとめられるのか…