ブルアカ×学園都市×超電磁砲について思ったこと

どうも。

先日、X(旧Twitter)で突如投稿されたコラボイベントのお披露目生放送で、発表された「とある科学の超電磁砲」コラボについてもうそろそろ終わるので雑に振り返る。

まず、コラボ企画について
正直なところコラボはあまりいらない作品だなってのはずっと思ってる。
というかブルアカの作品はキャラクターと世界観が立ちすぎているから正直コラボ先のキャラよりゲーム内の魅力をもっとアピールするだけでプレイヤーの獲得や維持には繋がると思う。
コラボする目的って基本的には新規顧客の獲得だと思うんですけど、そういう意味では超電磁砲コラボは目を引くしよりブルアカが盛り上がるとは思う。自分もハマっていた身としてはもちろん嬉しい。
ただ、果たして超電磁砲コラボで狙っているのは新規層なのだろうか?
まあ、面白いまとめ記事があるよね

まとめサイトだしPV稼ぎの偏向報道的要素はあるにしても、とあるシリーズも今では昔の作品になってしまったのだろうか。特に10代からすると少し前に人気のあった作品や名前も聞いたことない程度の認識なのかな。それはそれで少し悲しい。さすがにこれだけ長寿タイトルだし名前すら知らないってのは誇張ツイートだと信じたいですね。

じゃあこの記事から読み取れるレールガンコラボの対象って今の20半ばから30代半ばの人だと思うんですよね。
ここで、次にこのゲームのプレイヤー層のデータについて見ましょう。

この記事のデータは2022年と少し前のものになるが、基本的にここから大きく変わってないと思われるため今回はこちらのデータを参考にする。
データによると、プレイ層は20代~30代が約7割を占めておりレールガンを認知している層と丸被りしていると捉えらるかと思う。

つまり、このコラボにおいて対象としている層はすでにプレイヤーであり新規獲得としてはあまり効果が期待できないのではないかと感じた。
となると、今回の目的としては新規獲得ではなく既存プレイヤーを盛り上げて引き留めるためのコラボなのかと考える。次のメインストーリーに続けるように盛り上げたいって作戦かな。

だからこそ言いたい。
俺たちのブルアカへの愛はコラボがなくても不滅であると。

ブルアカの世界を愛し、生徒たちを愛し、この魅力あふれるゲームが心の底から好きだと。

とにかくこのゲームのシナリオを見届けるまではなんとしてでもついていくからね。

と、どうでもよい前書きは置いておいて。
じゃあ肝心の中身はどうなんだってことだよね。
つまりブルアカの世界観との整合性。

結論、よくわからない。

インディアンポーカーという装置を使ったら何の因果か、科学と科学が交差したお話。
で、インディアンポーカーは夢の追体験をする装置で、端的に言えば見たい夢を見れるようにする代物。ただ、見たいものかどうかの確実性はないっぽい。
夢世界=ブルアカ世界って構造が成り立つのかな?
夢を見る原理って完全に解明されてはないけれど、素人レベルでSFを齧っている程度の知識ですが、頭の中で電気信号的な何かが送られて見ているものが夢だと思うんですよね。
じゃあ、これが指し示すものはなんなのかって話は別の記事で。

結局御坂たちにヘイローが出現した理由にも特に言及がなかったし、廃墟の転移装置がなんなのかも分からず。ただ、世界観を歪めているような感覚も特には感じられなかった。廃墟という場所が未知数すぎてそういうこともありえる場所って考えるとまあ自然な形ではあるかな。

御坂たちがこっちの世界に来て、なんかちょっと遊んで、帰ると遊んだ記憶が夢のように起きたら忘れてしまう。

マジでこの話はなんなんだ?

けど、見どころは短いシナリオながらもあるように感じた。

マジでこの話はなんなんだ?っていう構造が、今回のシナリオ内にも組み込まれている点は、評価が高い。

すべて忘れるのなら、この出会いに意味はあったのだろうかと作中でも話が出ている。これをメタ的視点で見たときにも先述した内容と被るところがあると思う。

さらにこれは、現実世界に我々にも置き換えられる内容だなって思った。
生まれてからたくさんの人と出会いたくさんの人と別れそしてまたこれからも同じように出会いと別れを続けていくのだろう。
もう今では名前も顔も思い出せない人たちもいる。
彼らと出会ったことに意味はあったのだろうか。

意味はなくてもいい。でも、確かにその時出会ったという事実があるだけでもいいような気がした。読後、もうはっきりと思い出せない人々を思い出しなんだか少し寂しいけど嬉しい気持ちになれた。

あと、本編にも関わりそうな内容としては、
ヒマリ先輩の廃墟攻略宣言が繋がりそうな雰囲気はあった。
エイミがとても活躍していてより好きになれた。美琴っていきなり呼び捨てになる距離感が良かったしそれに答える美琴も好きだな。
もちろんエンジニア部も相変わらずのマイペースっぷりで読んでて飽きなかった。

あとは、特殊作戦イベントの時はまだプレイしてない新参だったので今回初めて見た、エイミの勝利モーションがかっこよすぎて普段の攻略でも使いたくなった。こういうホログラム操作が現実でも可能な未来が早く来て欲しい。


エイミモーション

とまあ、そんな感じです。(廃墟の謎装置さん、私も早くそっちの世界へ転移させて!)

ここからは、個人的な気持ち。
冒頭の繰り返しになるが正直なところ、今後コラボはなくてもいいかなって思う。
キヴォトスという空間があまりにも特殊すぎて他の作品と交わるイメージが全くわかない。それほどまでに作り込まれているという証左でもあると思う。
クロスオーバーは、あくまで二次創作の中だけで楽しめたら自分は満足。
強いていうなら、景の海のアペイリアぐらいかなーコラボしてもいいと思えるのは。
多くは語らないが、大変興味深いSFエ〇ゲなので興味があれば、是非プレイしていただきたい。
キヴォトスはセカンドなのだろうか・・・・・・

こんなところで今回は。
それでは、良いキヴォトスライフを~。


ちなみに作中に出てたインディアンポーカーについて
こういう見た目らしい。


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