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【2021年7月最も過小評価されている投資対象はBTC?GDX?2800?】高橋ダンのライオン戦略長期ポートフォリオをIB証券で構築する!

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7/30追記あり

こんにちは!
高橋ダンさん(以下ダン)の動画で紹介されている、長期ポートフォリオの調整が話題になっています。ダンが資産毎にみてどの部分が一番割安か、それぞれの動画で教えてくれますね。
ダンの本に書いてある方法、動画で言っている内容をまとめて今月過小評価されている資産を評価してみました。ぜひ最後までごらんください。


ダンは、長期ポートフォリオを3つに大きく分けています。

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この画像にある割合の中で自分で決めて投資していくことになります。基本的に一度決めた割合は規律を守って動かさないことが原則です。

しかし、2021年7月中旬ごろからダンは、相場が崩れる想定で緑の株式部分を減らし、赤の国債か金の割合を増やすようアドバイスしています。
こうした、長期ポートフォリオの比率を変えるよう言うのは異例のことですので、どのように考えたら良いかダンの本を読み直して考えてみました。

読んだのはこの本です。

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第4章の9「ポートフォリオの比率を維持する」を抜粋すると

”そのため、金の代わりに買う資産は、銀、プラチナ、パラジウムの3つから選ぶとよいでしょう。銀、プラチナ、パラジウムについて、それぞれのチャートを見てみるとRSIの水準、MACDの向き、移動平均線と今の価格の位置関係が異なっていると思います。”

とあります。この例えは金価格が上昇して資産割合が自分の設定を超えてしまった時に、どの資産に割り振って購入するかという話でした。

詳しくはダンの本を読んで欲しいのですが、この3つのパラメーターを使って割安かどうかをみるとあります。以下具体的にやってみました。

まずは株式部分です。

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それぞれの銘柄で週足について、①50週移動平均線からの距離②RSI③MACDの位置について数値を入れています。①-③の中央値(平均値だと大きい数字に引っ張られてしまうため)より低い数値は、背景色を黄色に塗っています。
つまり、背景の黄色が多いほどこの中で中央値より低い=割安資産である可能性が高いということになります。
一番重要な値は②週足のRSIですので、この中でしたら2800か1306のETFが候補になります。

次に国債部分で同じ計算をしてみましょう。

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BNDかTLTが候補になりました。


最後にコモディティ部分です。

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ダンが先月から言っている通り、ビットコインは割安です。同じくらい割安なのではGDX(金属鉱山会社ETF)です。

3つを比べてみると国債は今月は割高ですので見送り株式はやや割安ですがポートフォリオで減らす方向でダンは説明しているので見送りです。

暗号資産かGDXとなりますが、個人的には暗号資産は資産割合が大きくなってしまったので買い増ししません。
GDXで良いか確認します。GDXはときどき株式と同じ動きをすることがあるとダンが言っているので注意が必要です。

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チャートでSPYとの相関係数を確認してみると、今年5月からはほとんど相関して動いていないことがわかります。

7/30追記

上の記事から10日たって中国の教育事業が上場廃止となる中国の国家措置のため大暴落しました。そのため、もう一度分析してみます。

株式

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割安な二つの銘柄に赤色をつけました。やはり中国が割安でした。
FXIと同じくらいの時価総額のある中国のインターネット株のETF、KWEBもみてみると、50週移動平均からの距離は-31、週足のRSIは26.9、MACDは-5.42と圧倒的に過小評価されています。


コモディティ

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ビットコインよりも、プラチナのETFであるPPLTか金鉱株のGDXJが候補になりました。しかし、株式よりは高い水準でしたので見送りです。

国債は7/20とほぼ動きありませんでしたので省略します。


まとめ

今月末IB証券でGDXに投資しようと思っていましたがKWEBに決定しました。日本の証券会社では投資できませんので、IB証券の口座を開いてみてはいかがでしょうか。設定などの方法はこの記事にまとめています。

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