行き当たりばったり迷いながらでもいいじゃないか

「正しさ」よりも、「楽しさ」を追い求めよう

こんにちは、ナザレです。

前回も似たようなことを書いたのですが、今回は「正しさよりも楽しさを」という話を書いていこうと思います。

できれば、まっすぐ正しい道を行きたい。
こう思う人は多いでしょう。
かくいう私もそうです。
一直線に正解にたどり着きたいと考えています。

子供の頃、私はファイナルファンタジーやドラゴンクエストなどのRPGが好きでよくプレイしていたわけですが、必ず攻略本を片手にやっていたものです。
ダンジョンの宝箱や到達レベルなどを参考にしながら、無駄に迷ったりせずにサクサクと物語を進めていきました。
正直、ダンジョンを探索することが好きだったわけでもなく、強いボスを倒すことも特に好きでもなかったわけです。
興味があったのは、その物語だけ。
もし、ストーリーだけをまとめて編集しているものがあれば、わざわざプレイしたりはしなかったでしょう。

間違うことなく正しい道をまっすぐ進みたい、という思いが強くありました。
なので、迷うことなくストーリーを進めるために、攻略本は欠かせなかったのです。

しかし、人生に攻略本はありません。
昔はもしかしたら、うっすらと正しい道のようなものはあったかもしれません。
勉強して、良い学校に入って、大企業に就職する。
その企業に定年まで勤めてリタイアする。
こんな人生プランが「正しい」とされていた時代もありました。
ある意味で、こういう生き方は「正しい」かもしれません。
攻略本がなくても、これくらい分かりやすければ人生も簡単だったかもしれません。

現代は、こうはいきません。
(いや、昔だって簡単にはいかなかったと思うけれど)
なかなか、「これが一番だ!」と思えるような道が見つかりません。
「これをやってれば安泰だ」というようなものもないと思います。
絶対に安泰というものがないということは、何をやっても安泰ではないと言ってるようなものなので、かなり不安な世の中だと思います。

そう考えると、こんな世の中で正しい道を探そうすること自体、間違っているように感じます。
正しい道なんて見つかりっこないのに探すというのは、見つからなかった場合に相当なストレスがたまります。
実際、上手く自分にとっての最適解を見つけられずにストレスを感じている人は多いでしょう。
しかも、見つからないのは自分のせいだと思っているため、余計にストレスを抱え込む結果となるわけです。

だったら、もう正しい道なんて探す必要はないでしょう。
わざわざ苦しくなることをやる必要もないですし、そもそも苦しい思いをしても正しい道が見つかる保証はないので、やるだけ無駄かもしれません。

これからの人生は、「迷ったら、楽しいほうを選ぶ」ことが大事になってくると思います。
なんとなく「こっちの方が良さそうだな」と思うことをやるというのが良いと感じます。

肩肘張らずに、適当に、「これ良いな」「あれ良いな」と思うことを率先してやる。
たとえ間違っていても、「じゃ、次はこっちだな」と思ってやる。
自分の選択が正しいかどうか、そんなことは全く気にせず。
間違っていたら、ただやり直すだけだ。
正しかったらラッキーと思うだけ。

そうやって、行き当たりばったり、迷いながら道を進んでいく。
そういう生き方で良いじゃないか。
そういう人生で良いじゃないか。

世の正しさにとらわれず、自分が「いいね!」と思ったことを存分にやれる生き方のほうが、楽しいと思いませんか?

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