![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/117140860/rectangle_large_type_2_69f88dad2ac4dce9bb1dd1c32c9165d8.png?width=800)
「ChatGPT3.5」に社会保険労務士試験をとかせてみた。
Introduction
昨今、生成AIが今の仕事を変革する。産業革命以降の最大の革命だ!との声を聴くようになってから久しいですね。小職も「社会保険労務士」ですので、生成AIを利用する機会は多くなってきました。でも、自分で実験したことがないことに気づき、元研究者の端くれとして、自分なりに検証してみました。
Discussion
無料で提供されている「Chat GPT3.5」(以下、AI)を利用した。
設問は、『「〇〇」の問題を解いてくれませんか?』と入力して解答してもらった。
問題は、昨日、9/24にアップロードしました2022年の徴収法(略称、以下同じ)の問題。
第54回社会保険労務士試験 択一式(徴収法 災問8から10 雇問8から10)
Let us try!
災問8
![](https://assets.st-note.com/img/1695609127278-7zPJ22XgzA.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1695609169523-ZSSNXJlx7z.png?width=800)
これを、災問9から雇問10まで、上記の●●だけ変えて解かした訳です。
結果
災問8 AI C 正解は、E ⇒ 不正解
災問9 AI D 正解は、A ⇒ 不正解
災問10 AI E 正解は、B ⇒ 不正解
雇問8 AI A 正解は、A ⇒ 正解
雇問9 AI B 正解は、C ⇒ 不正解
雇問10 AI B 正解は、B ⇒ 正解 正答率は、2/6 でした。
検証
AI自身がどのように解いたのかを聞いてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1695609830062-Bfh3eafDRi.png?width=800)
⇒情報のカットオフ日が「2021/09」が主な原因のようです。
結論
AIは、2022年の徴収法の問題の小職の問いかけには、正答率が 33% だということがわかりました。問いかけ次第では、正答率は変わると思います。そして、有料版の「Chat GPT4.0」は正答率が高いと思います。
例えば、徴収法の全部をコピペして、
「徴収法全文●●」をもとに「問題文▲▲」の問題を解いてくれませんか?
と聞いてみると、正答率は上がるという仮定をもちました。
この検証は今回しませんが、個人的には、AIの情報の確度があがることには賛成です。AIができることはAIにしてもらえばいい。AIができないことを、このように1つずつ検証してわたしが補い、工数を短縮して、従前よりもよいサービスを顧客に提案できれば、顧客も喜ぶし、多くの方に関わる時間がふえるはずです。社労士業界ももっと盛り上がると前向きに考えています。
みなさんは、AIとどのようにお付き合いしますか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?