Squall Of Screamとは~今までの作品について~

Squall Of Screamとは、
「激しく、儚く、切なく」をモットーに創作活動を行うラウドロックなサークルです。

古い話をするなら、
Draw the EmotionalとForeground Eclipseの作品に触れて東方アレンジにハマったメタラー男子が、両サークルが東方の舞台から姿を消したことを機に立ち上げたサークルです(DtEに関しては再始動しましたね)。

今までの経歴。

2016年の冬コミで1stアルバム「I'll be right here」頒布。
2018年の夏コミで2ndアルバム「Fragile memory」頒布。
2018年の秋例大祭で1stシングル「彼岸にて泡沫は咲き」を頒布。
2019年の春例大祭で全12サークル参加のコンピレーションアルバム「Let's Change The World's End」を頒布。

「細く長く」を目標に、ぶつけどころのない感情を抱えた誰かの代わりにスコールのような叫びを上げるサークルです。

壁サーになってやろうとか、有名になってやろうみたいな野望は特に持っていません。
自分の好きなものを作って、好きを発信して、好きを伝えるためのサークルです。
同人ってそうでしょって思います。

いやまぁそりゃめちゃくちゃ売れてチヤホヤされたいという気持ちも1ミリくらいはありますが、基本的に俗世を離れた仙人みたいな平穏を過ごしつつ、末永くまったりと活動していきたいというのがサークルとしての思いです。

同好の士との交流は本当に楽しいものだと思いつつも、あまり深入りすると色々と面倒なシガラミが増えて重荷に感じるので常にニュートラルでいることを心がけています。
それゆえ基本的に我がサークルは自身の作品を他サークル様に献上することはあっても、新譜の交換はしないスタンスです。
お持ちいただいた場合に受け取ることはありますが、こちらからはお渡ししないことにしています。
あ、元々交流のある方等は例外です。

交換すること前提みたいな風潮は嫌いなので「交換しましょう!」みたいなお申し出はすべてお断りしております。

万人に好かれるものを作れないのはわかりきっているので、作品に触れてくれた人の中で「好き」を受け取って共感してくれた人を大事にしていく方針で活動しています。


コンピという一つの大仕事を終えて、サークルが今向かっているのは3rdアルバムの製作です。
先日入稿を終え、31日には頒布予定となっております。
今までの中でも最高の作品に仕上げられたと自負しておりますので、どうか一人でも多くの方に手にとっていただけることを切に祈っております。

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さて、ここからはリリースしてきた作品について少しばかりお話していきたいと思います。


今まで出してきたアルバムから3rdアルバムまでは、実は一つのテーマを機軸に展開しています。
簡単に言うと三部作です。


今までリリースしてきた作品について、作詞編曲をしているNoofから直接言及する機会はほぼありませんでした。

どうして何も言ってこなかったかというと、曲を聴いたことによって「誰かが見た景色」を壊してしまうことを恐れたからです。

ミュージシャンやアーティストという言葉を使うと自分にそれが当てはまるか微妙なところなので避けますが、「音楽で勝負せし者、音楽でのみ語るべし」といいますか。
作者は作品の中のみでしか語るべき言葉を持つべきではなく、その後は受け取り手側に委ねるべきだ、と誰かに後ろ指さされるのが嫌だったというのもあります。

今になっては詮無い話で、プロのアーティストだって当たり前みたいに自分の作品についてインタビューで語っていたりしますし、ライブ中に曲や活動とは何の関係のない話をし始めるバンドマンがいるくらいです。
チラシの裏的な感じで思いを書き連ねても誰も損しないんじゃないかと思った次第です。
3rdアルバムは完結編です。
その締めくくりとして、今までのアルバムを簡単に振り返ってどんなコンセプトなのかを話すくらいはいいなじゃないかと。

ということで本当にチラシの裏の落書き。
そんな軽い気持ちで見ていただけたら幸いです。

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今までの作品はすべて、ある「心象風景」をもとに作られていると言ってもいいかもしれません。
それがどんな風景、場面なのかは曲中でもちゃんと、何度も明言しています。
その風景から生まれた物語をもとに生み出されたのが今までの楽曲です。あんまり詳しいことを言うと聴いている人の見えている風景まで壊しかねないので少しだけ言及をば。

歌詞をよく聴いて頂いている方は感じたかもしれませんが、キーワードは「別離」や「約束」や「再会」だったりします。

1stアルバムで「ずっとここにいるよ」と再会を約束して別れたものの、2ndアルバムではそれが「儚い記憶」になっちゃってるんですよね。
じゃあ3rdはどうなっちゃうのってところなんですけど、そこはこれからのお楽しみということなんですけど。
タイトルは「Everlasting Hope」。直訳するとずっと続く希望。
そして最後に配置された曲が「True End」。
察しのいい人はなんとなく分かるかと思いますが、物語自体は良い感じに終わりそうな気配がしませんか?

他人から見たら悲劇でも、本人にとってはそれが幸せなことってたくさんあると思います。
そしてその逆も。

もし曲の歌詞まで深く考察して楽しむのが好きという方がいらっしゃいましたら、「これは本当にハッピーエンドなのか」とか、「君と僕の約束は果たされたのか」とかに注目するとより楽しめる気がします。

それとは別に。
東方原作をプレイしているリスナーがどのくらいいるのか分からないので伝わっているか分からないところですが、多くの曲は原作を意識した歌詞となっていて、一曲ごとにストーリーがあります。
それは原作登場人物の生い立ちであったり能力であったり様々です。

自分の描きたいことを描きつつ、なるべく原作に寄り添うという意識をしています。
なんだか縛りプレイしているようで苦しい時もありますが、ハマったと思えた時が脳汁でまくりでこれがまた楽しいんですよね。

気づいてもらえたら嬉しいけれど、気づいてもらえなくても自己満足の世界だから別にいい。
そんな具合です。

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結局あまり核心的なところには触れられていないような気もしますが、あとは実際に曲を聴いて確かめていただけたらとても嬉しいです。

29日のLive頑張ります!!

3rdアルバム

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