何処で見れば良いの? (ばんえい競馬ライブ中継を視聴するには)

最初に


前回より期間が空いてしまった。
今回からSNS等で見る質問に答えたいと思う。

まず最初として
ばんえい競馬ライブ中継はどこで見れるの?
テレビやスマホで見れるの?

こういう質問に答えたい。

結論から言うと
テレビでもスマホでも視聴可能

現在、ばんえい競馬のライブ中継は複数の媒体で視聴可能。
但し有料の媒体や無料だが登録しないと視聴不可な媒体もあり、
注意が必要。

ここから先は視聴可能な媒体を書いていくが
原則として
 『全日、全レース中継』
 『パドック、入場、レースを全て中継』
しているのが条件。

視聴可能な媒体


CS、CATV、光回線

CSとは「通信衛星放送」
CATVとは「ケーブルテレビ」
光回線は光ファイバーを使用した通信手段

CS放送での配信は結構古く、2000年初頭には
ばんえい競馬のライブ中継を行っていた。

その後、チャンネル変更等があったが
今は「スカパー」が提供している
地方競馬ナイン』というチャンネルに別途契約する事で
視聴する事が出来る。(但し有料)

※南関4場(浦和・大井・船橋・川崎)は中継していない


CS放送のメリットは
 ・遅延が少ない
 ・テレビで視聴可能
 ・録画可能

デメリットは
 ・アンテナ、チューナー必須
 ・天候や衛星状況で視聴不可になる
 ・チャンネル自体、無料ではなく有料

何と言っても遅延が少ないのが最大の利点。
リアルタイムに近い状況で馬券検討出来る上に
レースも見れる。
但し、専用アンテナとチューナーが必要となる上に
上空の厚雲等で衛生が放つ電波が送受信出来ない場合は
視聴不可に。

初期投資が辛い、CSアンテナ設置不可という場合は
スカパーの「プレミアムサービス光」という光回線に
契約して視聴する方法がある。

https://www.skyperfectv.co.jp/service/guide-hikari/


光回線について

メリットは
 ・天候に左右されない。
 ・テレビに接続し視聴可能。
 ・遅延が少ない

デメリットは
 ・場合によって工事が必要
 ・建物と地域によっては設置不可(サービス不可)
 ・チューナー若しくは光回線テレビ必須
 ・基本料+チャンネル料で割高

都市部ならともかく、郊外だと回線が届いていない所も多く
その場合は設置不可となる為に
まず事前にサービス可能か確認が必要となる。
また既に別の回線が入っている場合は
既存の設備撤去と設置工事が必要となるケースも。
それ以上に基本料に加えてチャンネル料も取られ
少し割高感が出る。

CATVについては、帯広と旭川の各事業所で
ばんえい競馬ライブ映像を専用チャンネルで視聴可能。

それ以外の地域は要確認。
ただ、多くのCATV事業者は「地方競馬ナイン」を
提供していない。

CATVやスカパーの光回線は、
CS同様にばんえい以外にも色々なチャンネルがあり
自分の好きな分野のチャンネルと一緒に契約し
多チャンネルの視聴を楽しむ方にはオススメ。
但し、基本料の他に各チャンネルの利用料が必要となる事も。

インターネットを利用した媒体


ここから下は全てインターネットを利用した媒体。
これらはパソコン・スマホでも視聴可能。

NAR

NAR(地方競馬全国協会)

メリット
 ・無料で誰でも視聴可能
 ・出走表や馬体重、オッズ情報が同時に見れる
  (パソコン画面)

デメリット
 ・遅延が大きい

地方競馬を統括する団体。
ここのサイトからライブ映像が視聴できる。
無料でアカウント登録の必要がなく
誰でも視聴可能。

開催している地方競馬全場のライブ中継を行っている。

古くから配信している媒体だが
パソコンの画面だと映像の他に
出走馬や馬体重、オッズの情報も同時に閲覧可能で
馬券検討の参考になる。
単純にライブ映像だけ見たいと思う人にも
映像専用のサイトもあるので助かる。

インターネット回線なので、どうしても遅延が発生するが
それでも他の媒体よりは大きく、実際より数十秒は遅れている。
じっくり馬券検討したい方にはオススメ。

電話投票(インターネット投票)発売サイト

現在、ばんえい競馬で電話投票(インターネット投票)
を実施している会社は以下の3つ

・オッズパーク
・Rakuten競馬(楽天競馬)
・SPAT4

この3社とも、ばんえい競馬のライブ配信を行っているが
それぞれにメリットとデメリットがある。

まず最初に

オッズパーク

会員登録しなくても誰でもライブ映像を視聴可能

メリットとしては
 ・パソコンだと「マルチ画面」で
   複数の競馬場だけではなく、
   オートレースのライブ映像も同時視聴可能。

デメリットは
 ・南関4場と門別のライブ映像視聴不可。


オッズパークの最大の強みは
地方競馬だけではなく、競輪、オートレースも
一つのアカウントで利用可能。

ライブ映像もパソコンだと
ばんえいだけではなく他の地方競馬のライブ映像を
同時視聴が出来る上にオートレースのライブ映像も
同時視聴可能。
(競輪は別のウィンドウで視聴)

但し、南関4場と門別は馬券発売しておらず
そちらのライブ映像は視聴不可となる。

次に

楽天競馬

こちらも
会員登録なしで誰でもライブ映像視聴可能

メリットとして
 ・パソコンだとマルチ画面で
   地方競馬全場のライブ映像が複数同時視聴可能

デメリットとしては
 ・環境によるが、遅延が酷い。
 ・パソコンでの同時視聴が最大4場。

楽天競馬もオッズパーク同様
マルチ画面で開催中の地方競馬各場の
ライブ映像が視聴可能。
南関と門別も馬券発売しているので
地方競馬全場のライブ映像が見れる。

但し、同時視聴が最大4場。
年末年始やGWで5場以上開催された場合は
見れない競馬場が出てしまう。

SPAT4

こちらは2つと違い
会員のみ視聴可能(登録は無料)

パソコンで視聴する場合
メリットは
 ・地方競馬全場ライブ中継が視聴可能
 ・別ウィンドウで視聴する上に
   ウィンドウの大きさを変更出来る

デメリットは
 ・マルチ画面ではない
 ・同時視聴を考えた場合『多窓』に
 ・会員登録必須

当初、南関4場の馬券販売を目的とした会社。
その為にマルチ画面に対応しなかったかと
勝手に推測。

上記3つはスマホアプリがあり、それを利用して視聴可能。
また、そのアプリで投票も出来るので利便性は高い。

その他

これまでは競馬に関係する媒体だったが
ここからは競馬に関係しない媒体。

ニコニコ生放送(ニコ生)

視聴に関しては会員登録なしで誰でも視聴可能だが
制限がある。

メリット
 ・チャット機能搭載(要 会員登録)
 ・匿名でコメント投稿出来る
 ・画面上にコメントが流れる
 

デメリット
 ・有料会員でないと、途中で退席させられる可能性がある
   (強制退室)

 ・コメントが多いと画面が見えなくなる
 ・環境によるが、動作が重い事がある。

1番の特徴はコメント機能。
ニコ生には有料会員と無料会員があるが
どちらかの会員に登録すればコメント可能。
但し、匿名でハンドルネームは必須ではない。

1番のデメリットは
同時視聴数が一定を超えると
有料会員優先』となる事。
その為に、無料会員でもレース直前に強制的に退室させられ
視聴が出来ない事象も発生する。

またコメントが映像上に表示され流れていくのだが
コメントが多いと画面が見えなくなる事も。
設定で非表示にする事も出来るが
これについては好き嫌いがあるかと。

YouTube

こちらも会員登録無しで無料視聴可能。

メリット
 ・チャット機能搭載
 ・非匿名でコメント投稿(要 会員登録&ハンドルネーム)
 ・ライブ中継時、時間を遡って動画の確認が出来る
 ・アーカイブが残る為に、後日視聴可能

デメリット
 ・遅延が比較的大きい
 ・マルチ画面不可

YouTubeでのライブ中継は記載した媒体としては
一番の後発組。
ニコ生と同じで会員登録すればチャット欄にコメントする事が可能。
ニコ生と違う所はサーバー負荷軽減による強制退室は無い。

最大の特徴は、ライブ中継中でも時間を遡って動画を確認出来る事。
例えば、パドックを見直したり数レース前の馬場状況を確認・・・等。
(ニコ生は「有料会員」のみ可能)
またアーカイブが残る事もメリットの一つで
見れなかったレース等が後日確認出来る。

デメリットとしては、インターネット回線なので遅延が比較的大きいのと
オッズパークや楽天競馬みたいにマルチ画面では無い事。

以上がばんえい競馬のライブ中継をしている媒体。
ざっと記載したが、抜けがあるかも知れないので
その場合はご容赦を。

最後に


個人的な考えとしては
テレビを通して遅延なく中継を見たいのなら
CS、光回線
帯広や旭川市に住んでいる人は
CATV

パソコンで中継を見たい場合
「ばんえいのみ見たい」
「馬の名前、馬体重、オッズも見たい」
そう考えている方は
NAR

「ばんえい以外に開催中の地方競馬も同時に見たい」
「南関や門別も見たい」
そう考えている方は
楽天競馬

「ばんえい以外に開催中の地方競馬やオートレースを同時に見たい」
「南関や門別は別に・・・」
そう考えている方は
オッズパーク

「ばんえい競馬のライブ中継を見ながら
  色々な人とチャットして楽しみたい」
そう考える方は
ニコ生
YouTube

スマホだとインターネット回線を通して
パソコン視聴と同じ媒体から視聴が可能。
またChromeやFirefox等のブラウザだけではなく
オッズパーク、楽天競馬等の専用アプリもあり
用途に応じて視聴が可能。
但し、パソコンみたいな
マルチ画面で複数競馬場を同時視聴は出来ない。

ニコ生やYouTubeのチャット機能は利用可能で
スマホからコメント送信する事も可。

なので、考え方としては
パソコン使用時と余り変わらないかと。

この様に色々な媒体で放映されている
ばんえい競馬ライブ中継。
特にインターネット回線を利用した中継が
充実している。

良かったら一度視聴されてみてはどうですか?






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