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遠征試着旅で考えた自問自答

一泊二日の試着旅

半年ぶりに、県をまたいで大移動の試着旅に行ってきました。
前回は、あれも気になるここにも行きたいとウキウキ予定を詰めこんで、結果ミチミチきつきつ途中でぐったり力尽きてしまったので、今回は休憩タイムをしっかり確保……だったらもう、いっそ優雅に一泊しちゃおう計画。

よぉし贅沢に一泊しちゃうぞー! と決めてから次に考えたのは、バッグどうしよう問題。
旅行とバッグといえば、こちらの素敵チャレンジ。

え、もしかして私にもできたりする? 小振りのバッグで一泊する? しちゃう?

どれ使う? 何入れる?

一張羅バッグのニナさんは、一番長いとこを測るとだいたい25×20×5。
サイズの数字だけ見れば全然大丈夫じゃないデスカーと頭を過ぎったものの、マチがほぼない形状なので必須の充電器が入らない。
地図を見て、逆方向に堂々と自信満々歩き出す方向音痴、向いている方向に合わせて地図が回転してくれるアプリ様々。慣れない出先でのスマホの電池切れは割と死活問題なのです。
電気屋さんで見かける充電スポットやホテルの備品レンタルでどうにかならない?
いやいや前回の日帰り試着旅では2回分フル充電できるはずの携帯式充電池を使い切ってカラータイマーぴこんぴこん状態で帰宅した手前、大移動中や休憩中のカフェなどでコンセントから直接充電できるチャンスを逃すのは怖い。
ということでニナさんは断念。

マチを重視しつつ、でもせっかくだしできるだけ小ぶりのものに挑戦した方が絶対楽しい。
試着経験値を上げるためにハイブランドもあれこれお邪魔する予定なので、あまりにもテキトーすぎるバッグだと姫に気兼ねなくご挨拶できない小心者。
……とあれこれ悩んだ結果、22×15×16の籠バッグで行ってきました。
これまでの一泊旅行の中では間違いなく最小。

今回のバッグの中身↓

  • 財布

  • スマホと携帯充電池と充電器

  • 小さく折りたためるエコバッグ

  • 手帳

  • ハンカチ2枚

  • 化粧品・付け替え用のアクセ(15×12×8の三角柱型ポーチに入るだけに厳選)

  • 着替えのインナー1枚

  • スカーフ/ストール計3枚

一泊二日なのにサイズ色柄違いでスカーフ類が3枚もあるのは、ちょっとズルをしたから。
バッグの持ち手に巻き巻きするところからヒントをもらって、風呂敷バッグ風に結んで外付けして、バッグの容量を嵩増ししたのですハイ。

当初のイメージ図↓
手前の真ん中の人(左から三番目)の、風呂敷包みの荷物が帯の上にちょこんと乗っかってるイメージで、持ち手に巻き巻きして結びつけたスカーフバッグが、バッグのふたの上にぽてんと乗ると想定してました。

国立国会図書館から画像拝借

そして2日目は、バッグに外付けしていたの①と、首に巻いてたの②そしてバッグの中で着替えを包んで目隠しにしていたの③、それぞれ入れ替えて印象チェンジを図る作戦……だったのです。
名付けてスカーフdeバッグの嵩増し増し作戦★

実際に試してみた結果、見た目は好みだけどちょっと邪魔だし、しっかりポッケのあるお洋服だったらそもそも不要だな? という結論。

ふたの上に物が乗っているので、バッグ本体の中身の出し入れがしにくくなった。物を取り出すのにワンアクション増えてしまってけっこう面倒。
それなら、荷物が入っている部分は結び目を起点にぶら下げちゃえば良い?
→ ふたの開け閉め的には問題なくても、結び目の負荷が大きそうで、重さのあるものを入れるにはちょっと躊躇した。
他にも、尖ったものや、落ちにくそうな汚れが付きそうなものなどは(例えば朝採れ野菜の泥や揚げたてのコロッケの油とか)(YES食いしん坊)、布を傷めてしまいそうで入れにくい。
ちょっと例えが極端に走りすぎたけど、ペンホルダーにノック式ボールペンを直接突っ込んでいる手帳もアウトだったことを思うと、入れられるものの方が少なかった。
NG要件から逆設定した、薄くて軽くて柔らかいものという条件に合致するのは、ハンカチや小さくたたんだエコバッグくらい。
それなら、ポッケの充実した服があれば解決する。

思いついた時にはなんて良いアイデア〜★(自画自賛)……だったのだけど、あんまり実用的ではなかった残念。
バッグの中にスカーフ一枚忍ばせておいて、エコバッグにも入りきらないくらい軽くてちょっとかさばるお土産が増えた時には活用できそう、かな?

着替え ≒ 洗濯問題

洗濯は、浴室で手洗い&部屋干し。翌朝には無事乾いてくれました。
これはきっと季節に恵まれた。薄手のリネン素材を中心に着る物を組み立てからだと思います。
昨年の初冬に北国遠征をした時には薄手のコットンインナーも、手洗い(手絞りタオルドライ)ではさすがに一晩ではからっと着られるレベルには乾かなかったし。
次の遠征は、いつの間にかもう来月まで迫った夏の終わりのOSAKA(チケット取れたよひゃっほーい)。
ここぞと休みを突っ込んでできるだけ試着旅も回りますよ!
なので、旅行時のお洗濯どうしよう問題はもうちょっと詰めたい。

  1. ホテルのランドリー
    ランドリースペースを借りるには、そのランドリースペースで着られるものが必要。
    草野さんも御本で言及されていたけれど、着の身着のまま一着だけは、やってやれないことはないけど結構ハードルが高そう。宿泊階が離れていたりすると、館内の移動が地味に面倒。
    そして個人的にちょっと盲点だったのが、乾燥機。
    普段の洗濯で乾燥機は使っていないので意識していなかったけど、洗濯機OK、乾燥機はNGな素材を結構愛用している私でありました。
    せっかくコインランドリー使うなら乾燥まで終わらせたいけどそうか素材か……

  2. 部屋で手洗い
    洗濯中に着る物を悩まなくても良い
     → 着の身着のまま1着で行ける
     → 室内干しで乾かなかった時どうしよう?
     → じゃあやっぱりもう1着洗い替えを持っていく?
     → 2着持ってくなら脱水だけランドリーも検討の余地あり?
    先日、個人的な目からウロコ知見
    【手洗いガンバッテ★な繊細ランジェリーも脱水だけは洗濯機OK】と教えてもらう機会があった。
    その日1日着ていたものだけ、と思うと洗うものの量的にも、手洗い、のち脱水だけも良さそうじゃない? 生地にとっても生乾き状態はできるだけ短い方がいいはずだし。
    ヤダ名案!
    ……と思ったけど、ぐぅぐる先生にちょっと聞いてみた感じだと、コインランドリーで脱水だけってあんまりなさそうな雰囲気です?
    ん〜要探検。

1. 2. 諸々検討の結果、今のところ次の遠征は3泊〜4泊を洗い替え含め2着分で挑戦したいと妄想中です。
……とまとめながら今更気づいたんですが、もともと遠征で連泊する時は、事前にトランクをホテルに送って出発日当日はできるだけ身軽に行きたい派。
飛行機は手荷物預けないし機内持ち込みサイズも気にしなくて良い普段使いのバッグをそのままの、ほぼ身一つ状態。
旅行中に2着を着回すなら、必然的に1着は事前に送り、1着は出発日に着ていくことになる。
つまり妥協の格好で過ごしたくなければ、出発日までの数日が、強制的に毎日同じ服になりそう。お洗濯せずに寝落ちないように気をつけなきゃ。

立秋を過ぎたとはいえひたすら暑すぎる毎日。でも、気温は高くても夏とは空気が違う。
この調子で、現時点での最愛の服で行けるだろうか。行きたい。いや行く。
つまりはのんびり構えてる時間はないぞ!

小さいバッグで一泊からの遠征中の着るもの考。
楽しいチャレンジのきっかけをありがとうございます!