なら恋新規「架空のアウトライン」へ行く。

2024.04.07@Niterra日本特殊陶業市民会館/愛知

アウトプット厨による思考整理。
ド新規の感想ゆえ粗も目立つかと思いますが大目に見て読んでくださると嬉しいです。

「マルチバースアドベンチャー」から「原因は君にもある。」で始まって「原因は自分にある。」から「灼けゆく青」で終わるのがすごい印象的だった。
最初の「マルチバースアドベンチャー」と、「原因は君にもある。」から「原因は自分にある。」まで、最後の「灼けゆく青」という3つの世界で構成されていたような感覚。
「仮定法のあなたへ」の1曲めとしてのマルチバ(マルアド呼びがメジャーなのはそれとしてわたしはマルチバ呼びが好き)は、げんじぶのメインソングライターである久下さんの曲がいろんなクリエイターの世界への冒険の旅に「いってらっしゃい」って扉を開けてくれてる感じがしてて、だから「架空のアウトライン」の1曲めとしてのマルチバも「ある過去からみた願ってやまなかった未来(仮)」に触れる旅に送り出してくれてるような。
だからこそ「灼けゆく青」のラスト、曲が終わると同時に舞台上から全員が跡形もなく消えていて、一種のバーチャル感というか、例えば、防犯カメラの映像が一瞬乱れて灼けゆく青を映した直後に何も起こっていない静寂だけを映す映像に切り替わったような…そこだけが過去と繋がっていて時間が一瞬だけ交錯した、とも受け取れる…存在していたのかどうかも曖昧な消えかたで鳥肌が立った。
「灼けゆく青」ありきで「マルチバースアドベンチャー」のストーリーを読むと、暗闇に包まれた世界(先が見えない、息(生き)苦しいコロナ禍)でも"あなた"(ライブのステージから見える観測者たち)の存在(歓声)を想うだけでどんな困難も乗り越えられる…とも受け取れると思えて、さらにそれを踏まえて歌詞を読むと(もちろん製作者が異なるので意図された対比ではないのだけど「架空のアウトライン」と言う世界においてと言う意味合いで)「僕らは口も噤めなかった」に対して「耳を塞いだその手を離した」はあまりにも救いでありあの当時を余すことなく掬っていて。
当時を知らないわたしの、現在にこじつけたいだけの妄想ではあるんだけど…ただその解釈の幅はあるにせよ「マルチバースアドベンチャー」からの「原因は君にもある。」ではじまり、そして「原因は自分にある。」からの「灼けゆく青」で終わる、構成そのものに強い意志があるのは間違いないんじゃないかな、などと思ったりしたのでした。

マルチバの雅哉さんがげんじぶ号の舵取りしてるときの背中を潤さんが支えて5人が船頭を守ってるフォーメーション好きすぎる。
雅哉さんの「あっけなくて」のファン。雅哉さん音源と違う歌いかたしててめっちゃド好みだったとこあるんだけど思い出せん悔しい。
ラベンダーからのケイカクドヲリかっこよすぎて一生ループしたい。
光咲さんライブでもこんなに高音安定してるのすごない?
杢代さんの熱が籠った歌いかたも好きだな…美しい人の僕だけのしるしのとこほんと…もう…
要人さんの「ら行」を含む発音がめちゃくちゃ好きでライブだと音源よりわかりやすく好きな部分が聴こえてきてとても良かった。ダンスめちゃくちゃ綺麗でため息しか出ない。
みゅぜろで空人さんがモーセの十戒してから群衆(?)に紛れるのがめちゃくちゃ好き。
げんじぶさんの3:1:3みたいな誰かを中心としたシンメトリーなフォーメーションも好きだし2:5とかのアシンメトリーなフォーメーションもかっこいいなって思う。
マルチバもそうなんだけど、もしかしたらわたしはげんじぶさんのフォーメーションのオタクなのかもしれん。
そういう意味では今回はめちゃくちゃ良い席だった。
最上階の最後列から見るげんじぶさんたちはまるでアクリルジオラマみたいだった。いとおしい。
後半の凌大さんの衣装大好物すぎた。凌大さんと言えばライブはじまって初めてモニターに映ったときかっこよすぎて歓声と言うよりどよめき。ヘアアレンジ良すぎて一瞬呼吸のしかた忘れた。
ほかにも本当にたくさんの「ここ好き!」「これ覚えとこ!」があるんだけど、あったんだけど、記憶が曖昧だったり言語化が難しかったり…

いたたまれなくなったら消すかもしれませんが、ここまで読んでくださってありがとうございました。

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