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鎌田紘子のお店に一人で行ってみた

自分は30代半ばのサラリーマン。

昨今の推し活という文化に対してもあまり共感できずに著名人を応援するとはどういう心境なんだろうと思っていたのだが、ある日を境にその価値観が180°変わったのでその背景を言語化しようと思う。

数ヶ月前にいつもの様にSNSを眺めていると、1枚の画像がオススメに表示された。
それが鎌田紘子である。


(インスタより抜粋)


えっ、やば、、かわいすぎる。
本当に見た時に衝撃が走った。


すぐにフォローし、その後も更新される画像を日々楽しみに過ごしていた。


単純に外見がタイプという理由で当初は興味を持ったのだが、彼女の情報を調べてみると下北沢と吉祥寺でBARを経営して実業家としての側面がある事を知った。

一回本人に会って話をしてみたい。


そう思っていた時に、彼女が経営するBARに美月リカさんと12日間出勤するというイベントが告知された。


(イベント告知画像)


もちろん美月リカさんにも会ったことはないのだが、鎌田紘子に会えるという貴重な機会に対してこれは行くしかないのではと思った。


でも当然芸能人のイベントに行った事もなければ、まして経営しているBARに行くなんて全く未経験なので非常に悩んだ。


行った所で話ができるのか?
お客さんがいっぱいで入れないんじゃないか?
常連の身内ノリになって楽しくないかも?


初日である12月6日まで1週間近く悩んだ。


会って話をしてみたい気持ちと新参者が行って楽しめるのかという葛藤。


悩んだ結果、こんな機会滅多にないし、一回行って違うなと思ったら止めればいいからまずは行ってみようと決意。


いよいよ初日の12月6日を迎えた。


仕事終わりに緊張しながら吉祥寺の地蔵ビルに行き、&メリー(店舗名)の扉を開ける。


(地蔵ビル)


(2階に上がって左折した突き当たりが店)



いらっしゃいませ!


そこに彼女は居た。本物の鎌田紘子である。


店は12席のカウンター形式であったが、10席ほど埋まっており、空いていた席を案内された。

(公式HPより/現在はもっと充実)


来てくれてありがとう!初めてですよね?


彼女は優しく話しかけてくれた。
そこからビールを頼み、ファンである事、一目惚れして来店した事など色々話をした。


また他のお客さんも食事を分けてくれたり、頼んだボトルをみんなに共有してくれたり、本当に優しかった。


結局その日は閉店まで席に座って皆でお話する事ができて楽しい時間を過ごせた。


そして吉祥寺駅まで歩いて帰っている時に思った。


こんなにいい時間が過ごせるなんて、あの時悩んでいたのは何だったんだ。
鎌田紘子ファンの中にも一人で行くのが不安で踏み出せない人が沢山いるんじゃないか?
同じ境遇であった自分ならそんな人達の背中を少しでも押す事ができるんじゃないか?



私が人生で一番大切にしている言葉は"経験こそ最大の証明"という言葉である。


たった1日行っただけでその体験に再現性があるのか?たまたま初日の雰囲気が良くてそれ以外の日は身内ノリになって楽しめないという事もあり得るのではないか?


であれば、全ての日程に参加して雰囲気や混雑状況を理解すればより正確な情報を同じ境遇のファンの方に届けられるのではないか?


私は決意した。
このイベントに可能な限り参加しようと。


そう決意してからは早かった。
イベント出勤日が12営業日あったのだが、私は11営業日参加した。


結果として私が参加した11営業日においては、席に座れなかった事はなく、常連の身内ノリになって話ができないという日も1日も無かった。



そして鎌田紘子はお客さんの顔と名前をちゃんと覚えていて、あー、○○さん!とか初めましてですよね?とお客さんを非常に大切にしている事がわかった。



面白いなと思ったのは本当に毎日雰囲気が全然異なる事。その場に誰がいるのかで話の流れや盛り上がり方が変わっていく。


お客さん一人一人が鎌田紘子や美月リカさんに対して異なる思いを持っていて、それを伝え、返答があり会話が形成されていく。


このイベントやアンドメリーは単に推しに会ってちょっと会話するという事ではなく、鎌田紘子、美月リカとファンが同じ空間を共有して、その1日を創り上げる事が本質なんだと感じた。


実はこのイベントの前にfantiaの会員向けに質問くれたら返信しますというのがあって、私は「何をしている時の自分が一番好きですか?」と質問をしていた。


それに対する回答は、
好きなことをしてる時はもちろんだけどファンの人やまわりから、応援されてるとか、好きでいてくれるということが実感できた時😉
そういう瞬間が嬉しくて 頑張れてます‼️
(原文通り)


と返信が来ていた。こういう想いがあるからこそ、目の前のお客さんにきちんと向き合っていて、これが彼女の原動力なのだなと。


長くなってしまったが、今回この文章で伝えたかった事は1つ。


好きな人に会える機会があるけど迷っている人がいるなら是非会いに行って気持ちを伝えてみて欲しいという事。


その経験で人生が変わる事って本当にあると思う。


鎌田紘子に会えてなかったら人を推すという感情を永遠に理解しないまま死んでいっただろう。


そう思わせてくれるほど鎌田紘子も美月リカさんも毎日お客さんに真正面から向き合っていた。


本当に1日1日が最高の空間だった。


最後になるけれども鎌田さん、リカさん、そしてお店で話してくれた皆様、スタッフさん、素敵な時間をありがとうございました。


これを読んでくださった皆様もぜひ勇気を出して1歩踏み出して下さい。素敵な時間が訪れます様に。



鎌田紘子
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