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タブロイド紙の報道はネット上のフットボールだ

シーズン開幕前のこの時期。私はいつもプレミアリーグ優勝を妄想している。スパーズが獲得しそうな勝ち点は、だいたい100ポイントを越えてくる。

実に、愉(たの)しい

スパーズがチャンピオンズリーグ・ファイナルに進出する前から、トップ4の常連となる前から、1桁順位であれば御の字だった頃からずっとだ。

ひとつひとつの試合もそう。

たとえ、どんな強敵が相手であっても。たとえ、ファーストレグでどんなに劣勢に立たされてもそうだ。目の前の試合では勝利(勝ち上がり)を期待している。

だから試合の前はいつも愉(たの)しいんだなぁ〜


なのに、こと移籍マーケットにおいては、「獲得できるかも!?」を未来への期待を膨らませる情報を冷笑する風潮がある。その標的は「タブロイド紙(ゴシップ紙)」だ。

だれも信じない。だれも信じてくれない

ぼくのスパーズが昔より、ビッグになったからなのか?

英国のタブロイド紙といえば、The Sun、Mirror、Daily Mailあたりがメジャーどころ。ことフットボールの移籍関連ニュースになれば、所謂「高級紙」Telegraphも、有象無象に情報を発信してくる。

私は彼らが大好きだ

かたや、「信憑性」が高いとされるSkysportsやBBC。しかし、皆さんに気づいて欲しいのは、Sky SportsやBBCは情報発信が遅すぎるのだ。「信憑性」が高いことの代償に、「ほぼ決まった」時点まで報じないのがSky SportsやBBCだ。

Sky SportsやBBCが発信する以前に、まずは有象無象の情報からタブロイド紙が発信し始め、徐々に加熱させる。その情報をしっかりと追いかけていれば、Sky SportsやBBCが報じた頃には「後半10分を3-0で迎えた」状況だ。もう試合はほぼ決まってるのだ。

3点差がついた残り35分間を観て、楽しむのはなかなかに難しい。

そうたとえると、あらためて我々フットボール・ファンが楽しみたいのは、タブロイド紙の情報だということがよく分かると思う。

どっちに転ぶかわからない。

そんな状況が、フットボールでもタブロイド紙の情報でも、同じように我々ファンを魅了しているのだ。

だからもう、タブロイド紙の情報だからといって「一概に」にあざ笑うのはヤめよう。


でも、それにしたってこれは酷いよね。

夢のレアル移籍を断念したエリクセンがユナイテッド行きを検討 [Mirror]
https://spurs.sc/archives/christian-eriksen-considering-man-utd-16787525

エリクセンがマンチェスター・ユナイテッドに行くわけないじゃん!


以上

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