「1分で話せ」伊藤洋一著(読書時間:1.5時間)
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"どんな話でも「1分」で話すことができる"
”人はあなたの話の80%は聞いていない”
第1章
[プレゼンをする上で大事なこと]
1,「誰に(who)何を(what)どうしてもらいたいか(how)」を事前に考えること
who:どういう立場にいるのか/どんなことに興味があるのか/どんなことをこのプレゼンに求めているのか/専門的な要素についてどれくらい理解できるか/何をどんな風にいうとネガティブな反応をするか
2, ゴールを明確にすること(逆算思考)
3,マインド:「相手が動くためにできることは全てやりきる」
第2章
[1分の話の構成]
話す前:前提を揃える(こんな事例において/今の時代において/このコミュニティで通用するかどうか)
話中:結論-->根拠3つ(その理由は・・)-->例示3つ(例えば・・・)の順
ex)「私の主張はこうです。理由は3点あって、1点目はこう、2点目はこう、3点目はこう」
*いらない言葉は徹底的に削ろう/簡単な言葉を使おう/意味のつながりを意識する
NG:「プロセスを話す」「気を遣いすぎる」「自分の意見とは違うことを言う」「笑いを入れる」
”考える=結論を出すこと”
「so what?」「本当か?(批判的思考)」を常に問い続けること
”プレゼントは、自分が伝えたいことを「伝えていく」行為ではなく、「相手の頭の中に、自分が伝えたいことの骨組みや中身を「移植していく」作業」”
第3章
”プレゼンをしている間、集中力をこちらに向け続けてもらうこと”
①「スッキリ・カンタン」を心がけること(文章を短く、言葉を少なくすること)
②スライドは「読まずに頭に入る」ことを目指す
第4章
”ロジカルに考えられた正しいことを聞いて理解するだけでは、人は動かない”
・人は「イメージ」を想像することで感情が揺さぶられる
[approach]
①聞き手の頭の中にイメージを描いてもらう/②聞き手にイメージに入ってきてもらう
[way]
①ビジュアルを見せる(写真・絵・動画など)
②「想像してみてください・・」の使用
第5章
”「超一言」で包み込む”
自分の伝えたいことを一言のキーワードで表す(覚えやすく、その一言で、プレゼン全体を表現するようなキーワードを用いる)
喜んでもらう≠覚えている
”伝える”
自分の伝えたいストーリーやメッセージに合わせて演じる
[人前で話す時の4つのポイント]
①視線:しっかりと聞き手を見る
②手振り:多少動きをつける
③声:「相手と対話するように」声を届ける
④間合い:話の区切りで、普段より3秒ほど長く、間をとってみる
話している相手と自分を俯瞰してみる(相手の席に座る/相手の気持ちになる)
第6章
話の構成
①SDS(summary-->detail-->summary)
②PREP(point[主張]-->reason[根拠]-->example[例示]-->point)
③PCSF(problem[問題)-->change[変化]-->solution[解決策]-->future[未来])
"あとは「練習」あるのみ”