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暁の明星を掴む

NEWS LIVE TOUR 2022 音楽
本当に、本当にお疲れ様でした!

1公演も欠けることなく最後まで走りきったのは並々ならぬ努力と、コンサートをやりたいという強い気持ちの現れだったと思うし、そしてそれは総じて愛なのだと思う。
そんな愛を感じてしまったらもう、わたしはNEWSのことを応援するのをやめられないし、わたしの中の愛ももっと深めて、豊かなものにしていたいなと思った。


NEWSが好きだし、増田貴久さんが好きだという気持ちは、回を追うごとにどんどん強くなっていくのが自分でも分かって、まだこの人をもっと好きになれる!という可能性に満ち満ちているのが嬉しくてたまらなかった。


最終公演でNEWSの名前を呼べたとき、この3年間耐えてきた苦しみから少し浮上して、一筋の光明を掴んだような気持ちになった。

抱えている重く大きな荷から手を離して、届きそうなその夜明けの、暁の明星に手を伸ばして、その光の一端を確実に掴んだ、と思った。
こうして、明けることのないように思えた暗い夜を越えていくんだなあって。
そして、その光の向こう側に行こう、自分たちのペースでいいから、ゆっくりでいいから歩んでいこうよ、と誘ってくれる彼らがとても大きく、優しく、豊かで、あたたかで、愛おしいなあ、という、いつもどおりの感想に帰着していくんだな、という再認識を深めるなど。

どれだけ辛く苦しいことに直面しても、NEWSは優しく、急かさず、光の当たらない冷たい水底からゆるやかに引き揚げてくれることを、この数年で改めて知った。

3年前、わたしに突然できてしまった傷は未だに深いし、悲しみは思えば思うほど募るけれど、それでも笑って、何とか瘡蓋になってきたよ!と笑って話せるようにもなってきた。
何よりそういう話ができる人が、NEWSが連れてきてくれたご縁から生まれた優しい人達だったりするのが、とても嬉しい。

甘えてばかりのわたしだけれど、weeeekの歌詞のごとく『かっこいい大人』になれるように、20周年はもっと、人間として成長しなければなあと思う。

また今日から頑張らなければ。
どうしようもない、時につまらなくて辛くて嫌になるような日常を、ひとつひとつ地道に積み上げた先の未来で、また必ずNEWSが待っている。

今年も会えてよかった。
また、次の現場で会いましょう。

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