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Sushi Aquariumのおさかな…独断と偏見で解説 VRChat

注意
以下の箇条書きをみて不快ならは見ないでください

  • 正しくないと思われる

  • かなり適当

  • 滑ったジョークが多い

  • 英名と学名は多分誤字ッてると思う

君だけの図鑑を作ろう

和名と英名と学名
あと分類だけ書いてあるから嘘八百を書いて君だけの図鑑を作ろう

海洋棟

水槽

デバスズメダイ
Blue green damselfish
Chromis viridis
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目ベラ亜目スズメダイ科スズメダイ属
西太平洋のサンゴ礁に生息する 日本では奄美大島から南に分布
美しい青緑が美しい魚で危険を察知すると珊瑚に隠れる
安価な観賞魚として知られる
群れで生活するためなわばり争いなどもさほどしないためとても飼いやすい熱帯魚とされる

キンギョハナダイ
Sea goldie
pseudanthias squamipinnis
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目スズキ亜目ハタ科ハナダイ亜科ナガハナダイ属
インド西太平洋の温暖な海の岩礁やサンゴ礁に生息する
動物性プランクトンを食べる
雌性先熟雌雄同体という生まれた時は雌だが成長すると雄になる魚
観賞魚としても食用にも利用され観賞用は海金魚とも

コウイカ
Golden cuttlefish
Sepia esculenta
頭足綱鞘形亜綱十腕形上目コウイカ目コウイカ科コウイカ属
中国韓国などの海外を含めて日本海側において最もポピュラーなイカ
マイカとすら呼ばれる
太平洋側にはどちらかというとスルメイカ辺りの方がポピュラーか
中にプラスチック入ってる!で有名なくらいに甲(貝殻が退化したもの)がデカいのでコウイカ

ボラ
Flathead mullet
Mugil cephalus
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目ボラ目ボラ科ボラ属
全世界の熱帯温帯に生息する
幼魚のうちは汽水域やそれを越えて川を上り淡水で生活することもある
出世魚で例えば関東ではオボコ イナッコ スバシリ イナ トドの順で呼ばれる
関西ではハク オボコ スバシリ イナ ボラ トドの順になる
セクハラ用語のオボコもここからきている
悪食で水の汚染に強いことから身は臭い場合もあるが臭くない環境で取れた奴は大変美味 歯ごたえもある
幽門(十二指腸につながる胃の部分)が砂肝に似て美味
卵巣はからすみになる
ボラボラボラボラボラボラボラーレ・ヴィーア(飛んでいきな)

ゴンズイ
Striped eel catfish
Platosus japonicus
硬骨魚綱条鰭亜綱骨鰾上目ナマズ目ゴンズイ科ゴンズイ属
ゴンズイ玉で有名
あと毒があるので毒針に触ると滅茶苦茶痛い
熱に弱い毒なのでダチョウ倶楽部が入るような熱い風呂(45度くらい)に入ると痛みはある程度消える
身は大変美味 天ぷらなんて最高

ムツゴロウ
1935/4/17-2023/4/5
本名 畑正憲 動物研究家として有名だが大変強いプロ雀士であり初代十段である…というか実質ムツゴロウさん専用として作られたような物
ちなみにナチュラリストではあるがヴィーガンではなくむしろ命を頂くことを含めての動物好きである
そっちじゃない?
ムツゴロウ
Blue-spotted mudskipper
Boleophthalmus pectinirostris
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目ハゼ科オキスデルシス亜科ムツゴロウ属
主に有明海で有名で干潟に巣穴をほって生息 半ば陸生の様に見える
佐賀県では特に土産屋などではよく干物やドリンクがみられる かば焼きが本当は有名なのだがかば焼きを食ったことが無い
祖母の故郷は佐賀で年一くらいでよく行くのだが佐賀と言っても武雄付近でちょっと海からは遠いからだろうか

サンゴタツ
Japanese seahorse
Hippocampus mohnikei
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目トゲウオ目ヨウジウオ亜目ヨウジウオ科タツノオトシゴ亜科タツノオトシゴ属
日本海から東シナ海などに分布
タツノオトシゴの中では最も小さい種類である
他にも日本近海には数種いるのに一番小さいこいつがジャパニーズ扱いされている
雌が雄の中に卵を産むことで雄が子供を産むという珍しい生態を持つのはこのサイズでも変わらない

クルマエビ
Japanese tiger prawn
Marsupenaeus japinicus
軟甲綱十脚目根鰓亜目クルマエビ上科クルマエビ科クルマエビ属
実はエビ科ではない
愛知県と熊本県の県魚 なんてこった 我が家と親戚の家ではないか
生きたまま解体して生で食うのも美味 焼いて食べても美味
だけどやっぱりエビフライが大変美味
愛知に来たらまるは食堂(南知多の本店)がお勧め
絶対的に美味 プリップリ
天草の養殖クルマエビもまじで美味いから是非食べてほしい

キンメダイ
Splendid alfonsino
Beryx splendens
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目キンメダイ目キンメダイ亜目キンメダイ科キンメダイ属
水深200m~800mほどに生息する深海魚
生存していると背側は赤色から腹側は銀色だが死ぬとクソコテみたいに真っ赤になる
目には輝板がありこれが金色の目の正体であり光の少ない深海において視覚による狩りを行うことができる程の視界を持つ
とにかく美味い 刺身や味噌や滓漬けなどもいいがやっぱり干物か煮付けが最高
特に煮付けは脂のうまみと身はほろっと柔らかいし骨も少ないしで食べやすい コメがどんどん消える
干物もこれもまたうまい とにかくコメが消えていく
特に沼津の物が上手かった記憶がある

メンダコ
ぼっち・ざ・ろっく!の主人公で同作品の音楽バンド 結束バンドのギター担当
通称ぼっちちゃん 本名後藤ひとり 陰キャの極みと同時にギターの腕前は間違いなく本物
なお完全に生まれながらの陰キャなだけでいじめなどを受けて居るわけではない
この作品がネット上でも話題になりネット上における下北沢を壺のJ発祥の例のアレから一気に本来のカルチャーと閑静な住宅街へと戻した やりますねぇ!
そっちじゃない?
メンダコ
Unbella Octopus
Opishoteuthis depressa
頭足綱八腕形目 有触毛亜目 メンダコ科メンダコ属
深海に生息する蛸の一種で生態は不明
スミは持っていないし腕の間には膜がついている
頭のひれは飾りではなくあれで泳ぐことができる
大変環境変化などに弱く水族館で飼育されてもすぐに死ぬ
ぼっちすぐしぬ

クマササハナムロ
Dark-banded fiusilier
Pterocaesio tile
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目スズキ亜目タカサゴ科クマザサハナムロ属
主に沖縄や小笠原諸島などに生息している
グルクン(沖縄) あるいはアカウルメ(渥美)とも
通常時は青みのある魚だがストレスを感じると赤くなっていき死ぬと真っ赤になる
そのためダイバー以外からは赤くみえるためアカウルメと呼ばれているのだろう
沖縄では通年漁獲されるため唐揚げなどで食べられるという

トゲチョウチョウウオ
Threadfin butterflyfish
Chaetodon auriga
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目スズキ亜目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属
暖かければ生息域は広く太平洋 インド洋 紅海 更にサンゴ礁を中心にガレ場だろうが岩礁だろうがなんなら漁港内でもどこでも見られる
藻類や魚卵にプランクトンや珊瑚のポリプなど何でも食べる
特に沖縄では通年みられる
見た目のかわいらしさと飼育のしやすさから観賞魚としても人気

キイロハギ
Yellow tang
Zebrasoma flavescens
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目ニザダイ亜目ニザダイ科ヒレナガハギ属
インド洋や太平洋などで見られる
和名も黄色英名もイエローと言われるほどまっ黄色で完全な草食で付着藻類以外は食べない
飼育自体は簡単だが拒食症になりやすいので注意
観賞魚の情報は多いが野生の情報が少なすぎるっぴ…

ユウゼン
Wrought iron butterflyfish
Chaetodon daedalma
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目スズキ亜目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属
日本の固有種だが八丈島や小笠原諸島を基本に本州中部くらいまでのそこそこ温かい水域に結構広く多く生息する 逆に暑すぎると駄目
友禅と名付けられるほど美しい刺繍のような斑点がある
食性も雑食でダイバーからパンを与えられると喜んで食べる程

キダイ
Yellowback seabream
Dentex tumifrons
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目スズキ亜目タイ科キダイ亜科キダイ属
どちらかというとコダイかレンコ鯛の方がわかりやすい
性転換を行う 雌から雄になる
顔のあたりが黄色で背鰭に沿って3対6つの黄色い斑があるから黄色の鯛でキダイでイエローバックである
真鯛よりも小ぶりで安価ではあるが癖もなく美味い
タイのうまみが確り感じられて安価なので様々な料理に使われるが数日以内に食べ比べちゃうとやっぱりね…

マダイ
Red seabream
Pagrus major
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目スズキ亜目タイ科マダイ亜科マダイ属
日本近海には北海道以南には様々な場所に生息する
レンコ鯛と同じく性転換を行う 雌から雄になるが生涯雌も居る
太平洋では南程多くオーストラリアなどでも漁獲される
百魚の王 キングオブおさかな…
刺身!煮付け!塩焼き!最高!出汁も結構とれるので鯛めしや鍋などもうまいとにかく美味い最高にうまい 魚No1
食べ比べるとレンコとは全く次元が異なる美味さ 特に刺身は柔らかなレンコ鯛とコリっとプリっとした歯ごたえの真鯛で大きく違う

クロダイ
Black seabream
Acanthopagrus schlegelii
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目スズキ亜目タイ科ヘダイ亜科クロダイ属
チヌやチンなどの名前も有名
途轍もなく生存能力が高く鯛の中でも珍しく50m以浅の沿岸に居るどころか浜名湖といった汽水域や工業地帯などにも平気で住み着く
雑食を通り越して悪食で大体色々食べる 野菜やフルーツすら食べる 養殖しているノリやカキなども食い荒らす
性転換を行うが赤い鯛と違い 雄から雌になる ただし雄性ホルモンが不足した場合性転換しない雄も多い
食用として広く食べられてきて冬のみ真鯛にも劣らないうまさがあるが時期と前述した生息域や食性によってはとにかく臭い
そういった個体にしか当たってこなかったため個人的に苦手意識は強い

ウツボ
Kidako moray
Gymnothorax kidako
硬骨魚綱条鰭亜綱カライワシ上目ウナギ目ウツボ亜目ウツボ科ウツボ亜科ウツボ属
温暖な浅海に生息する
英名と学名(ラテン語)のキダコは熊本天草のウツボの呼び名
つまり英名は天草の人にとってはウツボウツボという名前なのだ
口の中にもう一つ顎がある
フグ毒に耐性があり多少なら耐えられる
皮膚呼吸が出来るので結構長い間潮だまりなどでの狩りが見られることも
消波ブロック(テトラポッド)等にも生息する
蛸などといった高級食材を食い荒らすのであまり人気はないが同時に蛸から伊勢海老を守るのでそういう面では有益
臆病だが人馴れすることも多く餌付けはしやすい方
網を食いちぎるので嫌われがちで釣った場合暴れてけがをしたり生け簀で暴れて他の魚を駄目にすることが多いので逃がすことが多い
だが結構美味 ただ小骨が多い

トラウツボ
Dragon moray
Muraena pardalis
硬骨魚綱条鰭亜綱カライワシ上目ウナギ目ウツボ科ウツボ亜科トラウツボ属
体中に派手な模様があることから観賞魚にも人気がある
普通のウツボに比べて夜行性の面が強い
あとほとんど上記のウツボに重なっちゃうからか野生化の情報はウツボに取られている感じのページが多かった
でもウツボウツボよりドラゴンウツボの方がかっこいいと思うよ

ハナミノカサゴ
Red lionfish
Pterois volitans
硬骨魚綱条鰭亜綱カサゴ目カサゴ亜目フサカサゴ科ミノカサゴ亜科ミノカサゴ属
駿河湾以南ならインド洋や西太平洋などの岩礁に広く生息
海水浴場に入ってくることもある
夜行性とはいえ見た目がきれいなので見つけたら子供なら寄っていくが刺されるとくそ痛いし下手すると入院モノだぞ 気を付けろ

ホウボウ
Sea robin
chelidonidhthys spinosus
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目カサゴ目コチ亜目ホウボウ科ホウボウ属
ウィキペディアがスズキ目って誤記っててびっくりした コチなのにスズキなわけねえだろ
大きな羽のようなひれや胸鰭の軟条が発達して脚になっており海底を歩くこともできる
浮袋を使って鳴くことができる
煮付けなどが大変美味しいが本種は可食部が多いが他のホウボウ科の仲間は身が少ないので大抵練り物になる
出汁もよく取れるので漁師汁など味噌汁が絶品

シロメバル
Japanese black rockfish
Sebastes cheni
硬骨魚綱条鰭亜綱カサゴ目メバル科メバル亜科メバル属メバル種
つい最近までメバルは白 赤 黒の三種が全部一緒くたにされてきたがDNA解析の発達により完全同種の色違いではなく亜種であると判明
その中でも多分一番メバルらしいメバルだと思われる
たんぱくなのであっさりめの煮付けが美味い

チョウハン
Raccoon butterflyfish
Chaetodon lunula
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目スズキ亜目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属
正直チョウチョウウオと勘違いしてたところがある
雑食
暖かい海で広くみられる
観賞魚としては頑丈で気が強いし餌をよく食べるが人工餌が嫌い
こいつも野生化の情報少ないな…

モンガラカワハギ
Clown Triggerfish
Balistoides conspicillum
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目フグ目モンガラカワハギ亜目モンガラカワハギ上科モンガラカワハギ科モンガラカワハギ属
インド洋や西太平洋のサンゴ礁などにいる
内臓に毒がある
観賞魚としては狂暴なので注意するべきだが餌は結構人口の物を含めてモリモリ食べる

ナンヨウハギ
Palette surgeonfish
Paracanthurus hepatus
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目ニザダイ亜目ニザダイ科ナンヨウハギ属
インド太平洋のサンゴ礁に生息する
最近毒を持っていることが判明した
ファインディング・ニモ(及び続編のドリー)のメインキャラクター ドリーとしても有名なのでドリーの方が通りが良い場合が多い
商品名の一般名称化ならぬキャラクター名の種名化というべきか
観賞魚としては初心者にはちょっとお高めだが温和な性格で喧嘩もしないわりによく泳ぐ為人気がある
ただし海水にだけは注意 自然海水を汲んでくる方が良い

大水槽

メガネモチノウオ
Napoleon fish
Cheilinus undulatus
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目ベラ亜目ベラ科モチノウオ亜科モチノウオ属
デカくて見応えがあることから水族館の人気者
餌付けするとすぐ人馴れする為 野生でも寄ってくることが多い
ナポレオンフィッシュの方が有名か 名前の由来はフランス帝ナポレオンの二角帽(山高帽)から
なお二角帽はナポレオンが横向きにかぶったことで有名だが本来は前後になるように被る
沖縄などではよく食べられて美味しいらしい
一度食べてみたい

リュウグウノツカイ
Oarfish
Regalecus Russelii
硬骨魚綱条鰭亜綱アカマンボウ上目アカマンボウ目リュウグウノツカイ科リュウグウノツカイ属
深海魚の一種で生態はほとんどわかっていないが非常に目立つことから古くから存在は知られており西洋の海の魔物シーサーペントのモデルとされる
食例はあまりないが2010年に食べられたことがあるらしくかなりうまいらしい
どうぶつの森では夏に良く釣れる(魚影もわかりやすい)ので金策に便利

ウシバナトビエイ
Cownose rays
Rhinoptera javanica
軟骨魚綱板鰓亜綱トビエイ目ウシバナトビエイ科ウシバナトビエイ属
貝を吸い込むように食べる
毒針がある
エイヒレのエイではない
エイって見た目の人気の割に説明文が短い印象が無い?全然資料見てもネットで見てもあんまり書かれてないんだけど…

ジンベエザメ
Whale shark
Rhincodon typus
軟骨魚綱板鰓亜綱ネズミザメ上目テンジクザメ目ジンベエザメ科ジンベエザメ属
巨大なサメだがプランクトン食
温帯から熱帯にかけて広い海域を回遊する
プランクトンを食べることからイワシなどの魚が近くを泳ぐため大漁を呼ぶ縁起の良いサメであるとされてきた
そのため恵比寿様 恵比寿鮫などと呼ばれてきたがエビスサメは別にいるので注意
同時に古来ではクジラ扱いされてきたが繰り返すがサメである
英名でもクジラザメだがサメである
大阪の海遊館や沖縄の美ら海水族館辺りで見られる
身はあっさりとし過ぎてまずいがふかひれは絶品で最高級

カタクチイワシ
Japanese anchovy
Engraulis japonicus
硬骨魚綱条鰭亜綱ニシン上目ニシン目ニシン亜目カタクチイワシ科カタクチイワシ亜科カタクチイワシ属
西部太平洋から東南アジアに海底の状況を問わず広く生息する
その割には英名学名ともに日本のを意味する言葉がついてるんだよなぁ
下あごがデカいことからカタクチイワシ
海鳥や肉食魚に海生哺乳類に軟体動物
そしてもちろん人にとにかく食べられる
煮干し等といった出汁用途からメザシなどの干物が一般的か
漬けにもよく使用される 特に塩漬けのアンチョビは臭いが美味い パスタやピザを絶品に引き立てる
魚醤も良いものができる アンチョビを刻むのが面倒なら魚醤でパスタを作ると格段に美味い

ネコザメ
Japanese bullhead shark
Heterodontus japonicus
軟骨魚綱板鰓亜綱ネズミザメ上目ネコザメ目ネコザメ科ネコザメ属
シャークキャッツ!
北海道以南と周辺国に生息するネコザメの代表種
日本では頭の隆起を猫の耳に例えるが英名では牛の角に例えブルヘッドと呼ばれる
和歌山とかでは湯引きで食べるが基本は捨てる
水族館ではよく展示され小さい個体なら水槽でも飼える

カツオ
Skipjack tuna
Katsuwonus pelamis
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目サバ亜目サバ科サバ亜科マグロ族カツオ属
熱帯温帯に広く生息する
天敵であるカジキから身を守るためにジンベエザメに群がる習性がある
学名もカツヲヌスとか言われる
刺身や藁焼きが有名
初鰹は特に縁起物とされ女房を質に入れても初鰹などとも呼ばれる
鰹節がいい
あとライトシーチキンなどと呼ばれている「ツナ」つまりマグロではない場合はカツオである

クラゲエリア

タコクラゲ
Spotterd jelly
Mastigias alvipunctata
鉢虫綱根口クラゲ目タコクラゲ科タコクラゲ属
毒は弱い
褐虫藻という藻を体内に入れており光合成の産物を利用している

ミズクラゲ
Moon jellyfish
Aurelia malayensis
:鉢虫綱旗口クラゲ目ミズクラゲ科ミズクラゲ属
日本においてクラゲと言えばほぼこれ

ハダカカメガイ
Sea angel
Clione limacina
腹足綱裸殻翼足類異鰓上目裸殻翼足目裸殻翼足亜目ハダカカメガイ科ハダカカメガイ属
クリオネのこと
両極の寒流域に生息 日本でも北海道で見られる
日本でも流氷の天使 英語でもSea angelと呼ばれるが捕食は悪魔

2017年に富山湾の深海で新種が発見された

深海エリア

ミズウオ
Longnose lancetfish
Alepisaurus ferox
硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭亜綱円鱗上目ヒメ目ミズウオ科ミズウオ属
北海道以南の太平洋全域インド洋大西洋地中海ととても広い生息域を持つ深海魚
冬季や夜間には浅海に上がることもある為結構目撃例は多い
食用には向かずほとんどが水分と脂肪分で熱を通すと水分が抜けて溶けるような状態になるため水魚
生で食べた場合の味はこんにゃくの味らしい

シーラカンス
Coelacanth
Latimeria chalumnae
硬骨魚綱肉鰭亜綱輻鰭下綱シーラカンス目ラティメリア科ラティメリア属
生きた化石 正確にはシーラカンスという代表種は絶滅した種の為 現生種はラティメリア科ラティメリア属のみと考えられる
現在ではラティメリア属は2種いると考えられる
この水族館にいるラティメリア・カルムナエは黒に近い濃紺で淡いピンクの斑紋がある 斑紋の位置は個体ごとで異なる
シーラカンスと言われて思い浮かべる魚はほぼこちらであり後述するものと区別するために「コモロシーラカンス」とも呼ばれる
ラティメリアは1938年12月22日に南アフリカの希望岬近くで発見された世界初の現生シーラカンスで
二番目に発見されたのは1952年12月20日のコモロ諸島である
実際にはコモロ諸島ではごくまれにだが何度も捕獲されていたそうだがまずいため捨てられていて役立たずという意味のゴンベッサと言われていた
当時は背びれが無いため新種だと思われたが単に事故で失っただけと判明した
コモロ諸島付近では200個体以上が捕獲されているが南アではごくまれにしか採取されないうえに遺伝的にほぼ同一と結論付けられただ単に迷い込んだものであるとされている
ラティメリア・メナドエンシスはインドネシアのスラウェシ島付近に生息する「インドネシアシーラカンス」とも
現地では海の王様を意味するラジャ・ラウトと呼ばれている
こちらは茶褐色の体色を持つ
2006年5月30日にはアクアマリンふくしまの調査隊によるグリーンアイプロジェクトにおいてROVを使用し撮影に成功した
同組織とプロジェクトにおいて2009年10月6日にシーラカンスの稚魚を発見し撮影した
なおコモロ諸島のシーラカンスとは同一種とみなすこともある

食用には完全に不適切でワックス系の化合物やらなんやらいろいろ人体に悪い影響があり具体的には下痢ら豪雨になる
ドクタースランプやドラゴンボールの作者である鳥山明が食べた
カニの味をさらに薄くしたような味とのこと
鳥山せんせはこの記事当時はまだ生きていたがしていたがこの記事から約半月後に逝去なされました
ご冥福をお祈りします

硬骨魚類であるがほぼ軟骨でできており背骨の代わりに背柱がある
ろっ骨を備えていないが体表面のうろこがまさにスケイルアーマーの様になっており頑丈なため必要ない 本当に硬骨魚でいいの?
発見当時は大きなひれで歩くのではないかと思われていたが実際は全てのヒレを器用に使って360度全方向に優雅に泳ぐことが判明した

ヌタウナギ
Hagfish
Eptatretus burgeri
無顎口上綱ヌタウナギ綱ヌタウナギ目ヌタウナギ科ヌタウナギ亜科ヌタウナギ属
日本の本州中部より南、朝鮮半島南部の砂泥に生息するヌタウナギ科おそらく唯一の浅海に生息するむがくな奴
韓国以外では大々的に食べない
一応日本でも長崎屋新潟などでは塩焼きや干物で食べられることがあるが本当に一部地域程度
むしろ皮の方が重要でありイールスキンと呼ばれて牛革よりもしなやかで頑丈な革になる

イヌザメ
Brownbanded bambooshark
Chiloscyllium punctatum
軟骨魚綱板鰓亜綱ネズミザメ上目テンジクザメ目テンジクザメ科テンジクザメ属
インド洋太平洋西部の熱帯から温帯海域のサンゴ礁などに分布する
最大で144cmほどになる
温和な性格で頑丈なので水族館によくいる
東南アジアでは食用にされる
ネコザメとはある程度似ている物の見比べると違うしそもそも大きく異なる種となる
むしろこの水槽内ではジンベエザメの方が近い

淡水棟

水槽

サケ
Dog salmon
Oncorhynchus keta
硬骨魚綱条鰭亜綱原棘鰭上目サケ目サケ科サケ亜科サケ属
北太平洋とそれに面する河川に生息する
基本的に戻る川は産まれた川と同一でありそのため遺伝的には地域ではなく河川ごとに分かれていく
名前の由来は身が割けやすいことから
なお身がサーモンピンクと称されるほど赤いが赤身魚ではなく白身魚で色は食べたエビなどの甲殻類の物
卵はスジコ及びイクラと呼ばれるあの高級食材
身も卵も美味の極みとか人に食われるためだけに生まれてきた存在だな!まあお前らド素人は牛鮭定食でも食ってなさいってこった

基本的に我々がシャケだと思って食べているサーモンはノルウェー当たりのタイセイヨウサケである
特に日本のサケは寄生虫がたっぷり入っており基本的に刺身では食べることができない

ボラ
Flathead mullet
Mugil cephalus
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目ボラ目ボラ科ボラ属
海水の方でも説明したが汽水域や淡水でも生活できる出世魚の一種
全世界の熱帯温帯に生息する

オイカワ
Freshwater minnow
Zacco platypus
硬骨魚綱条鰭亜綱骨鰾上目コイ目コイ科クセノキプリス亜科ハス属
西日本や東アジアの海外にも分布する
学名が雑魚とかかわうそ(マジで日本語の雑魚から取られている)…ということで現在の学名は「Opsariichthys platypus」となるがOpsariichthysの意味はめちゃ美味いとかそんな感じ お前さぁ…かわいそうだな…
本水族館の学名は古いものになるが
アユの放流に混ざったり釣りにも人気があることから人為移植による国内外来生物として河川を汚染しまくることがある
釣りに関しては色々な餌で釣れる上泳がせ釣りの活餌にも最適で食べても結構うまいなど人間の欲望をかなえる存在である

コイ
硬骨魚綱条鰭亜綱骨鰾上目コイ目コイ科コイ属
Asian carp
Cyprinus carpio
流れが緩やかであれば川や池沼湖 果ては下水や用水路に生息する
タフという言葉は鯉のためにある なにっ!?
日本の鯉は元々はユーラシア大陸が原産だったがそれこそ太古の時代に中国から持ち込まれた説が主流だが
元々繋がっていた時代には琵琶湖や四万十川のノゴイは元からいた説がある(普段見られる鯉は前者の説の様に持ち込まれた物)
河川保護活動で放流される割には雑食で泥をかき乱すため水質汚染の原因になる上底生生物を根こそぎ食べる為環境破壊を起こす
体格が大きくて見栄えがいいだけで自治体自らがダムなどに放流することがあるが逆にその場合餌が無くて餓死することがある
こいつは汚いゴミのような汚い水が一番お似合いの魚なのだ いや冗談抜きで
汚いと言えばローチはコイ科の一種であると同時にイギリス系のスラングではコイ目全般を意味する
CoDのローチもゴキではなくこちらのコイを意味する
屋根より高いこいのぼりってそういう…
因みにアジアンカープと聞いて広島の球団を思い出した方はお見事
広島カープは広島城の別名が鯉城でありそこからつけられた つまりイギリスではローチキャッスル!広島ローチなのだ 絶対アメリカ人からはゴキ扱いされるよ…
因みにイギリススラングでサツマはミカンを意味する
薩英戦争で和睦を結んだあとミカンを送ったりしたため

ヤマメ
Cherry salmon
Oncorhynchus mosou masou
硬骨魚綱条鰭亜綱サケ目サケ科サケ亜科タイヘイヨウサケ属 サクラマス(陸封型)
サクラマスが海に行かずに河川で一生を過ごす引きこもり(河川残留型/陸封型)をヤマメという
北海道から九州まで結構な広い地域の冷水のある地域に居る
川魚の常として寄生虫が居る為生では食べれないが癖が無いので塩焼きを中心にいろいろな料理に使える
その上受精卵を水温やpH調整で倍数体を量産する技術が確立しており食用や遊漁用に商品化されている
釣りに関してはアタリの変化の豊富さと微妙さ 更にアワセの難しさ等様々な面で評価が高いため渓流の女王などと呼ばれる

ニホンザリガニ
単体水槽があるため後述

イトウ
Sakhalin taimen
Parahucho perryi
硬骨魚綱条鰭亜綱サケ目サケ科サケ亜科イトウ属
日本最大の淡水魚で1mを超すものも多く2.1mに達したものも発見されている
因みに伊藤さんだとか伊東さんだとか井藤さんが見つけたとか伊藤園が出資したとかではなく細いことから糸魚から
サケの仲間としては珍しく産卵を一生に何度も行うが産卵しない歳もある
現在絶滅が危惧されているがそもそも環境破壊も大きな要因でこそあるが
「性成熟も遅く産卵を行う最上流への移動が非常に長いという元々本種自身の命をつなぎたいのか気を疑う生態」
「釣り人としては珍しいためトロフィーとしてほしい上居たら居たで見つけやすく大きいので反応も強いと釣って楽しいおもちゃ」
「漁業関係者にとってはサケやマスの産卵場所を荒らす等商業利用の邪魔にもほどがある等様々な理由から敵視される」など自然を大切にとは言っても絶滅を望まれているとしか思えない存在となっている
養殖されているものは食べることができる

オオクチバス
Largemouth bass
Micropterus salmoides
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目サンフィッシュ科オオクチバス属
いわゆるブラックバスだがブラックバスは種名ではなくオオクチバス属の総称であるが大体ブラックバス=オオクチバスを思い浮かべると言っても過言ではないと思う
一時期はカワスズキと呼ばれたがスズキ自体が遡上可能な上圧倒的狂者なので実際に川スズキがいるとカワスズキは敗北者となる
ミシシッピ水系を中心とした北アメリカ南東の固有種だが釣って楽しい食べておいしいと世界各地に移入された
食性は肉食で自身の体調の半分くらいなら裕に捕食 時にはネズミや鳥なども食べる程 汽水域でも生存できるほどのタフさまで備える なにっ
とにかく釣って楽しいので釣り人の中でもバサーと呼ばれるブラックバス釣り愛好家は外来生物法や生態系なんて知るかおらっ!ブラックバス釣り!(そこで)ブラックバス放流!ブラックバス釣り!(別の河川で)ブラックバス放流!をするのが使命やマナーだと思っている節がある
美味しいんだからさあ 食えよと言いたいが泥抜きしないと臭いんだよこいつら!という感じで嫌われる そもそも釣り上げた時点で抹殺や琵琶湖では回収ボックスがあるのでそこに入れる
そうしなければポリス案件なのだが本来は
こんな外来種に命の価値なんてありませぇええん!!
だが実際皮と内臓を取れば臭みはあまりなく特徴が無いとはいえ結構おいしいのは事実らしい 上皇陛下が持ち込んだ臭みが取りにくくて結局食べれないブルーギルとは大違いだなぁ…
実際食レポや某DASH!!などで食べてると美味そうで困る

ロングノーズガー
Longnose gar
Lepiosteus osseus
硬骨魚綱条鰭亜綱ガー目ガー科レピソステウス属
カナダのケベック州からメキシコ北部までとかなり広い範囲の水生植物の多い流れの穏やかな河川や湖に生息する
ガビアル(ワニ)に似ていることからガーと名付けられた
浮袋が肺の能力を持って居る反面エラ呼吸能力が低く適宜水面で呼吸する必要がある 飼育下においてはふたを閉めてしまったことにより水面呼吸が出来ず溺死した個体が相当数いる

ニジマス
Rainbow trout
Oncorhynchus mykiss
硬骨魚綱条鰭亜綱サケ目サケ科タイヘイヨウサケ属
カムチャッカ半島辺りからアメリカ西海岸を通しメキシコ北西部まで生息
英名でもレインボートラウトと言われるほど赤系の縦じま模様があり繁殖期のオスは本当に虹色になることが由来
海に下る個体もおりそれは銀色になるがそちらはテットウ・スチールヘッドと呼ばれるが前述のサクラマスとの違いはこちらは大多数が陸封型で降海は少数派であること
日本には明治時代に持ち込まれ北海道で外来種として定着しイワナやオショロコマの産卵床を粉砕して自身の産卵床を形成する
そのため日本の侵略的外来種ワースト100に入っている…のだが雅を感じる名前故からかなぜか自治体主導で養殖して放流や釣り団体が放流してたりする
環境破壊は気持ちいいZOY!国家ぐるみの場合は犯罪にならんZOY!みたいなアニカビのデデデ大王のアレをマジで見ることになるとはな…

ミカドチョウザメ
Sakhalin sturgeon
Acipenser mikadoi
硬骨魚綱条鰭亜綱軟質下綱チョウザメ目チョウザメ科
現在絶滅したと思われる日本固有のチョウザメの一種
ミカドは帝なのか御門とかの門を意味するのか三角とかの角を意味するのか軽く調べた程度ではわからん
北海道や東北の近海及び河川に生息していたが大正から昭和にかけて急速な減少をした
もともと日本にはダウリアチョウザメとミカドチョウザメが居たがダウリアチョウザメは極々稀に捕獲されるがミカドチョウザメはすでに見られない

コロソマ
Tambaqui
Colossoma macropomum
硬骨魚綱条鰭亜綱骨鰾上目カラシン目セルラサルムス科コロソマ属
南米アマゾンに生息する大きな魚
雑食ではあるが水面に落ちてきた木の実を食べることが多い
ミネラルが不足した水でも生育できるうえ病気にも強い
その上温和な性格で喧嘩をあまりしない そして大きいので養殖できる食用魚として最適な魚の一つ
味は素朴でありながら木の実の香りが広がるという 一度食べてみたい

シルバーアロワナ
Silver arowana
Osteoglossum bicirrhosum
硬骨魚綱条鰭亜綱アロワナ上目アロワナ目アロワナ亜目アロワナ科アロワナ亜科アロワナ属
南米アマゾン川に生息
アロワナの中では非常に細長い体形で最大種で1.2mほどまで成長する
水面に浮かんだ虫や甲殻類 小魚を食べるうえで水上を飛ぶ虫もジャンプして食べる
基本的にアロワナと言えばシルバーアロワナかアジアアロワナであるがアジアアロワナはワシントン条約に指定されており養殖魚のみが存在
半面シルバーアロワナはそういうのはない 現地では食用にもされている

ピラニア・ナッテリー
Red bellied piranha
Pygocentrus nattereri
硬骨魚綱条鰭亜綱骨鰾上目カラシン目セルラサルムス科パイゴセントラス属
アマゾン川やオリノコ川に生息する
アメリカでも水族館から離された個体が各地で外来種として繁殖している
肉食魚だがかなりの悪食で魚や甲殻類に昆虫 哺乳類や鳥など何でも食べる果物や藻類も食す
群れが大きくなるにつれて大きな獲物にも食らいつくが単独や少数の群れの場合はかなりおとなしい
興奮時大型の群れで出血時等の条件が重なると人も襲う
逆に人間からも食用としてとらえられたりする
かなり絶品とのこと 食べたい
歯の鋭さは刃物として使用できるほどであり古来ではナイフの代わりに使用したとされる
その有名性と小型さから歯などをアクセサリーや剥製などの現地のお土産としても有用に活用される
観賞魚としてもかなり人気で飼育も簡単刺身やチキンで十分 ただし噛まれてけがをする事故は起きるという

ドラド
Dorado
Salminus brasiliensis
硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭亜綱骨鰾上目カラシン目カラシン科サルミヌス属
南米のアマゾン川やラプラタ川に住む
スペイン語で黄金を意味するだけあり金ぴか
見た目はサケに近いが実際はかなり遠縁でむしろ近いのはテトラである
観賞魚としても人気が高いがデカいのでデカい水槽が必要

セイルフィンプレコ
Sailfinned plecostomus
Pterygoplichthys gibbiceps
硬骨魚綱条鰭亜綱骨鰾上目ナマズ目ロリカリア科プテリゴプリクティス属
アマゾン川やオリノコ川に住む
基本的にコケを食べるが生物の死骸も食べる掃除屋
基本的にアクアリウムでプレコと言ったらこれで水槽のコケを食べるメンテナンス要員として代われることが多い
20cmほど成長するので注意だが大型魚の水槽も簡単に掃除してくれるようになる
タニシと違って見た目もかわいいのが良い

エレファントノーズフィッシュ
Elephantnose fish
Gnathonemus petersii
硬骨魚綱条鰭亜綱アロワナ上目アロワナ目モルミルス科モルミルス亜科グナソネムス属
ナイル川に生息
長い鼻のような下顎が発達した部位が特徴的な魚
電場を近くするためか脳が大きく脊椎動物の中で最大の体重と脳の重量比率が大きく使用酸素量も60パーセントと非常に大きい
現地では食用になることも
神話にも出ておりオシリスがセトによってバラバラにされてナイル川に投げ捨てた際に陰茎を食べた魚とされる他メジェド神と同一視される
野獣先輩オシリス説で見た奴がこうやってつながるって考えると例のアレも一部動画は教養として優秀なんだなって感じる

ポリプテルス・エンドリケリー
Saddled bichir
Polypterus endlicheri endlicheri
硬骨魚綱条鰭亜綱分岐鰭亜綱ポリプテルスポリプテルス科ポリプテルス属
西から中央アフリカに生息
嗅覚に優れそれで餌を探す
多少肺呼吸が出来る
ポリプテルスとしてはメジャーな観賞魚で結構よく見かけるかもしれない
堂本剛のENDLICHERI☆ENDLICHERIは本種が由来

ムベンガ
Tiger fish
Hydrocynus goliath
硬骨魚綱条鰭亜綱骨鰾上目カラシン目アレステス科ヒドロキヌス属
アフリカのコンゴ川に生息する大型肉食魚
とにかくデカいため学名はゴリアテとまで言われているほど
英名のタイガーフィッシュの方が通りがいいかもしれない
人を襲う魚でもありコンゴではよく人を襲っている

ロングノーズクラウンテトラ
Longnout Distichodus
Distichobus lusosso
硬骨魚綱新鰭亜綱骨鰾上目カラシン目ディスティコドゥス科ディスティコドゥス属
アフリカのコンゴ川原産
なんというか観賞魚の情報ばかりで野生での情報がすくねえんだけど…
そもそもショートノーズとロングノーズが居るのだが図鑑にもほぼ同じことしか書いてない等正直どういう魚なのかあんまりわからない

デンキウナギ
Electric eel
Electrophorus electricus
硬骨魚綱条鰭亜綱骨鰾上目デンキウナギ目デンキウナギ亜目デンキウナギ科デンキウナギ属
アマゾン川やオリノコ川に生息
600ボルト程の強力な電気ショックで獲物を狩るポケモンみたいなやつ
あまりにも電気がすごすぎてエレクトロフォルスエレクトリクスとか学名が付けられた
こいつが居なければ今日の電池が開発されなかった
正直一番食レポが気になる魚であり調べてみたがウナギの味の上で電気の味がするらしい
銀歯にアルミホイルをくっつけたときのアレが肉の中で起きているらしくおいしい肉自体では誤魔化せない程きついのだとか

クラウンローチ
Clown loach
Chromobotia macracanthus
硬骨魚綱条鰭亜綱骨鰾上目コイ目アユモドキ科クロモボティア属
インドネシアのスマトラ島やボルネオ島に生息
その柄が道化師に似ていることからクラウンと言われる 王冠じゃないよ
本当は清流を好むが同地域は大体スコールの影響で濁流である
好奇心が強いので横向きや逆さに泳いだり温和なくせにトラブルを起こしまくるという面白い性格 まさに道化
飼育下ではメダカも食べる

アベニーパファー
Dwarf pufferfish
Carinotetra travancoricus
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目フグ目フグ科カリノテトラオドン属
インドのパンバ川に生息する世界最小の淡水河豚
貝類やカタツムリなどを食べる
観賞魚としても人気があり育成しやすいうえで多頭飼育も簡単 水草水槽のスネール退治にも使える
フグ毒に関してはまだわかってないことが多く野生化では持つ者もいるかもしれないが養殖個体にはフグ毒が無い

ドワーフグラミー
Dwarf gourami
Colisa lalia
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目キノボリウオ亜目ゴクラクギョ科コリサ属
パキスタンインドバングラデシュに生息する
こいつもこいつであまり野生の情報が簡単に調べた程度では書いてないが逆に観賞魚の情報はとてつもなく多い
それもそのはず非常に値段も安いうえ飼いやすいしとても温和と観賞魚飼育の入門魚として知られるからだ
主に観賞魚として知られ突然変異や人為的なホルモン剤による色付けなどで色とりどりの個体が居るが全部雄
雌は銀色のみとなる

パールグラミー
Pearl gourami
Trichogaster leeri
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目キノボリウオ亜目ゴクラクギョ科トリコガステル属
東南アジアに広く生息池沼や水田などで見かけられる
側面に真珠のような斑点がはいるのが名前の由来
食性は雑食で昆虫類甲殻類水草などを食べる
ドワーフグラミーと同じく観賞魚として人気がある

ニホンザリガニ
Japanese crayfish
Cambaroides japonicus
軟甲綱 十脚目抱卵亜目ザリガニ下目ザリガニ上科アジアザリガニ科アジアザリガニ属
日本の固有種で北海道と東北北部の冷たくきれいな河川の上流や三冠の湖沼に生息する
アメリカザリガニの影響で姿を消したと言うこともあるが元々北の方にしかいないというのが正しい まぁその北の方なら多少は影響はあるが
和名も日本 英名もジャパニーズ 学名もジャポニカスでそろって美しさを感じる
ザリガニはエビかどうかはよく議論される 特にエルデンリングでもあったが答えから言えばザリガニはほとんどの解釈においてエビである
まず基本的にカニとヤドカリ以外はエビではないというのが最も一般的な解釈となる(タラバガニはヤドカリなのでカニではない)
次に有名な解釈は抱卵亜目(エビ亜目)であるかだがこれもクリアする ただしクルマエビやサクラエビ等は根鰓亜目(クルマエビ亜目)の為エビではないという解釈になうえ大抵のカニやヤドカリがエビになる
つまり下目で分けるみたいなそこまでやるか普通な解釈以外ではどう解釈してもやだやだやだ!ザリガニはエビじゃない!というようなことを言わない限りどの解釈でもエビになってしまう
大正天皇が食したことでも有名だがあくまでもフランスザリガニ料理を作る際のヨーロッパザリガニの代用品でさらに言うと実際の所 味も大きさもアメリカザリガニの方が良い

アカハライモリ
Japanese newt
Cynops pyrrhogaster
両生綱平滑両生亜綱有尾目イモリ上科イモリ科イモリ属
日本の固有種で本州四国九州に佐渡嶋隠岐諸島や五島列島大隅諸島などに非常に広く生息
市街地の護岸化された河川には生息しないがちょっとした森や林などには生息する
普段我々が目にすることが多いイモリであるが途轍もない再生能力の持ち主であり尻尾は骨まで再生 肩から手足を切っても再生するなどとにかくけた外れの再生能力の持ち主である
イモリは基本的に飼育には向かないが何故か日本のアカハライモリとシリケンイモリは四季のある日本に住むからかとても温度変化に対して強く貪欲な割に餌も数日に一度で良くてあまり設備にこだわらずに済むため海外でもペットとして人気が高い
研究や実験にも多く用いられたり黒魔術の惚れ薬などにも使用される

メキシコサラマンダー
Axolotl
Ambystoma mexicanum
両生綱平滑両生亜綱有尾目イモリ上科トラフサンショウウオ科トラフサンショウウオ属
メキシコサンショウウオ
いわゆるウーパールーパーだがこの名前は80年代にUFOのテレビCMに出る際商標として創作されたもの
アホロートルはこいつに限らず幼形成熟のサンショウウオのこと あほと付いてるからか芸人にも居るな
両生類だが基本的には変態せず幼形成熟といわれる幼生の形態のまま大人になる
極稀に成体になるが黒くなるので人気はないがそれはそれとしてかわいいという人もいる
肉食で魚なども襲う
再生能力はイモリを越え脊椎や心臓すら再生できる
そこそこ飼育自体は簡単ではあるがかなり協調性が悪く複数飼うなら飼育数以上の巣が無いと戦い出す
食用としてもある程度流通している

ある意味バブルを象徴する生物であると同時に現在でもそこそこ根強い人気を誇るのは流石というべきか
マインクラフトにも出た時は流石にビビったうえ結構強い

シュレーゲルアオガエル
Forest green tree frog
Rhacophorus schlegelii
両生綱平滑両生亜綱無尾目アカガエル上科アオガエル科アオガエル亜科アオガエル属
なんかオランダ人の名前が付けられているが日本固有種で同じく日本固有種のモリアオガエルの姉妹種 わかりやすい違いは背中に斑が無いこと
対馬以外の本州近辺なら大体いる
ちょっと大きい

ミツヅノコノハガエル
Long-nosed horned frog
Megophrys nasuta
両生綱平滑両生亜綱無尾目スキアシガエル亜目コノハガエル科コノハガエル属
東南アジアに生息する
上から見ると枯れ葉のように見える
頭が悪いのか擬態が優秀だと思い込んでるのか逃げることはまずない
そのくせ鳴き声はデカい

大水槽

ピラルク
硬骨魚綱条鰭亜綱アロワナ目アロワナ亜目アロワナ科ヘテロティス亜科アラパイマ属
アマゾン川に生息する
世界最大の淡水魚
アラパイマ属最後の生き残り
赤いうろこは現地での化粧の紅にもなる
肺呼吸をすることができるので時々水面に口を出して息継ぎをする それを狙って現地では銛漁をする
肉食魚だが小魚以外を食べることはないため人を襲うことはないが巨体故に驚いた際飛び跳ねボートを破壊する人にぶつかれば重傷や最悪死に至る場合もある
実際この水族館では桟橋の上に載ってボートにも(動かないが)乗れるが明らかにデカい こりゃ人を殺すわ…
一応絶滅危惧種だが現地では普通に食用として食べるために漁をされている

レッドテールキャットフィッシュ
硬骨魚綱条鰭亜綱骨鰾上目ナマズ目ピメロドゥス科プラクトセファルス属
アマゾン川オリノコ川のクソデカナマズ
人気と知名度の割には実は標準和名がなくて英名をそのまま仮につけられている状態
黒い部分と白い部分が成長するにつれて明瞭に分かれていく

メコンオオナマズ
Mekong giant catfish
Pangasianodon gigas
硬骨魚綱条鰭亜綱骨鰾上目ナマズ目パンガシウス科パンガシアノドン属
メコン川下流の固有種 絶滅の危機に瀕しているが釣り人気が高い
まぁ大体今回のこれ作ってて思ったのは絶滅の危機に瀕している奴は大体釣り人のおもちゃです
草食魚で最大の魚 これより大きいピラルクなどは肉食魚である
主に藻類やプランクトンを食べる
生態や行動などはあまりよくわかっていない

レッドスネークヘッド
Giant snakehead
Channa micropeltes
硬骨魚綱条鰭亜綱棘鰭上目スズキ目タイワンドジョウ亜目タイワンドジョウ科タイワンドジョウ属
ライギョの一種でコバルトブルーの体色が最も美しい
東南アジアに生息する タイワンドジョウ(ライギョ)の一種だが台湾にいる野生種は外来種である タイワンから輸入されたから分類の和名がタイワンドジョウである
勿論泥鰌ですらない 泥鰌はスズキ目ではなくコイ目ドジョウ科
食用としても大変人気があり中華料理屋タイ料理では定番の魚である
観賞魚としてもその青の美しさから人気がある
勿論釣り人にも人気がありライギョ系は台湾から20世紀初頭に移入された

ロイヤルナイフフィッシュ
Indochina featherback
Chitala blanci
硬骨魚綱条鰭亜綱アロワナ目ナギナタナマズ亜目ナギナタナマズ科チタラ属
メコン川に生息するアロワナの一種
薙刀だとかナイフだとか刃物らしい見た目をしているのが特徴
静かな水域を好む
アロワナなので浮袋で空気呼吸ができる それを使って音を出すことができる
こいつは観賞魚としても人気があるのだがなぜか観賞魚の情報もそこまで多くない…
うーんわかりにくい魚だ…

おまけ

ハルキゲニア
ロボポディア綱ゼヌシア科ハルキゲニア属
名前はラテン語のhallucinari(アルティナリ)から 意味は幻覚を見る
同語から派生してチャットGPTのようなAIが製作した根拠のない無為無作為の誤った情報の文章をハルシネーションという あくらつ
元々ハルキゲニアは前後上下逆で復元された歴史がありあまりにも幻覚的すぎるということでこのような名前が付けられたが現在では上記のぬいぐるみのようなものとなっている 更に当時頭部と思われていた丸い物体は肛門とそれに入ってしまった泥だと判明した
上部のとげで捕食者から身を守りつつ腕に見える部分で腐肉を漁って食べていたとされる説が主流となる

因みに一番好きな水生古生物はサカバンバスピスくんです
外骨格じゃなくてその上に皮膚があったんじゃないかなという説で間抜け面になったのいいよね…

#すし水

#すし水族館

#SushiAquarium

#VRChat

あれも欲しい!これも欲しい!もっと欲しい!もっともっと欲しい!