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【お悩み相談】いつも3ヶ月以内に終わってしまう交際

NY在住 何歳からでも諦めない人生をデザインする心理カウンセラー・コーチ 平野さきです。

この週末、ニューヨークではこの冬3回目の雪が降りました。
積もっても5センチほどで日常生活に支障を与えることもなく、
気温も3℃程度はあったので、
束の間の、美しい雪景色でした。

Brooklyn Bridge Park



本日も ココロノマルシェ に寄せられたお悩みに回答します。


初めまして!
都内1人暮らしで37歳婚姻歴なし派遣社員女性のあまんだと申します。

私自身、3ヶ月以上お付き合いした経験がなく、過去2年間は、2人にお付き合いしましょうと告白されても、2ヶ月で恋人関係が終わってしまいます。

誰とお付き合いしても、すぐ愛されていないのかもと不安になり、相手に不満を爆発させ、幻滅され、自滅してしまうパターンばかりです。

数日前も、マッチングアプリで知り合い2ヶ月間交際した方とお別れしました。

2歳年下で優しく常にポジティブで明るい人で、一緒にいて穏やかな時間を過ごしていました。

しかし、年明けにデートした後、彼が忙しくなり、予定も合わず、LINEも週1程度、電話も私から1回しただけで、1ヶ月ぶりに会う前日に、電話で私から別れ話をし、交際終了になりました。

彼は、好きとか可愛いも言わず、良くも悪くも他人に関心がない人で、私の苗字すら知らないくらい、私への興味がないのかと感じていました。

また、彼自身の事も、自己開示してくれないので、過去の恋愛事情も別れ話するまで知ることが出来ませんでした。

彼の予定を事前に教えてもらえず、急に何かの予定があったり出張だったり、私も自分の予定があり、すれ違い、平日会うこともないままでした。

お互いコミュニケーション不足だったと思います。ただ最後まで、好きだったとは言われず、いい人だし、幸せになってほしいと言われました。

彼と幸せになりたかったのに、私では彼を喜ばすことは出来ないと感じ、諦めてしまいました。完璧な人を求めていたのでなく、ただ愛されたかったです。

いまだに、わがままと自己主張が分からず、恋人に気持ちを上手く伝えられず、長続きしないのが悩みです。ぜひアドバイスをお願いします。

あまんださん


あまんださん、

初めてのご相談、ありがとうございます。
交際が長続きしないというお悩みですが、
逆にいうと、別れても次の相手を見つけること、ということですよね。

あまんださんは、きっと女性らしく、魅力的な方なのだと思います。
そして、ご自分が理想とするパートナーシップをしっかりと描いている。
そのため、理想と現実のズレに常に戸惑い、
3ヶ月以内で別れるパターンが続いているのかと思います。

完璧主義であったりすると、
パートナーシップにも高い理想を描きますよね。

高い理想を描くことは、決して悪いことではありません。
むしろ、大切なことだと思います。

今のあまんださんに大切なことは、
理想と現実のギャップをどう捉えるのか、
それは、自分と向き合い、本当の自分を知るための絶好の機会です。
彼の言動に振り回されるのではなく、
自分はどうしたいか、自分はどう思うのか、
自分で決めて進んでいくことができるようになることが、
今のパターンを抜け出すために大切です。

誰とお付き合いしても、すぐ愛されていないのかもと不安になり、相手に不満を爆発させ、幻滅され、自滅してしまうパターンばかりです。

あまんださんが“愛されている”と安心できるのは、どのような状況でしょうか。
 
   毎日LINEで彼の方からメッセージ又は電話をくれる
   少なくとも週1回は会える
   いつも彼の方から誘ってくれる
   彼が自己開示をたくさんしてくれる
   興味深く私のことを色々聞いてくれる
   私の話をしっかり聞いてくれる
   好き、愛してる、と言葉に出して言ってくれる
   誕生日にはプレゼントをくれたり特別なことをしてくれる
   体調が悪い時は心配してくれる
 
などなど、、、思い当たりますか?

そんな彼と付き合いたいですよね!
どんなに仕事で忙しくても、LINEのメッセージくらい1分で送れるのに、
って思いますよね。
 
もちろん、そんな理想的な男性もこの世にいるはず。
ただし、ほんの一握りだと思います。

なぜあまんださんはすぐに愛されていないと感じてしまうのか。
それには様々な原因があるでしょう。
セッションでは、ご家族との関係、幼少期のこと、これまでのご経験、
ライフワークのことなど、より広く伺っていきたいです。

「愛されていない」と言うとき、ひとつ言えるのは、
あまんださんが彼軸になっているということです。
 

彼と幸せになりたかったのに、私では彼を喜ばすことは出来ないと感じ、
諦めてしまいました。完璧な人を求めていたのでなく、ただ愛されたかったです。

”彼を喜ばせる”
”彼にただ愛されたかった”
があまんださんにとってパートナーシップの中心になっていますね。

いずれも主語は”彼”。

ただし、彼の感情や行動は、あまんださんがコントロールすることはできませんよね。

コントロールできないものに自分の感情が振り回されているので、
苦しくなるのだと思います。
彼は自分を愛していない、とすぐに感じてしまうのだと思います。

彼が喜んでくれれば自分も嬉しい、彼が愛してくれれば自分も彼をもっと愛したい。
 
一方で、
あまんださんはどうしたいのか、というご自身の本当の気持ちが
雲に隠れてしまっています。
 
自分がどうしたいのか、と言われても、ピンとこないかもしれません。
彼が喜んでくれれば、彼が自分を愛してくれれば、もちろん嬉しいですよね。

また、
自分から彼に別れを伝えたということですので、
自分の気持ちを大切にしているし、
自分が主導権を握っている、ように見えるかもしれません。

ここでいう、“本当の自分に向き合う”ということは、
自分の信念に基づいて行動する、ということです。
自分で決めて、自分が正しいと思うこと、
自分がしたいことに基づいて行動していくことです。

主語は「自分」なので、
相手の反応に必要以上に一喜一憂することもありません。
自分は愛されていない、と敏感になりすぎることもありません。

それが、自分を大切にする、ということでもあります。

ここを乗り越えなければ、
“わがままと自己主張が分からず、恋人に気持ちを上手く伝えられず、長続きしない”
というパターンを抜け出すことは難しいと思います。


現在派遣社員として働いていらっしゃるとのこと。
これまでもずっと派遣社員の形態で働いていこられましたか?
それとも、今はたまたま派遣社員で働いていらっしゃるのででしょうか。

仕事に対して、
恋愛と同様に、
同じ環境で長く続けたくないのかな、とも思いお伺いしたまでです。

セッションであれば、あまんださんのライフワークについても
お伺いしたいと思います。


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個人セッションでは、さまざまな視点からさらに深く問題をみて、
継続的に変化をサポートしていきます。

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また「私の場合はどうなのかな?」「私も相談したい!」という方は、
こちらよりお問い合わせください。

心理カウンセラー・コーチ
平野さき



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