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ビートニク・ハンドクラップ

2023年2月1日。BEATNIK TERMITESの来日ツアーが発表された。
全POP PUNKファン待望の待望である。

大都市が平日、土日は岡山・広島という狂気の日程も、本当に最高である。

平日だから行くのは難しいという方も多々いるかもしれない。距離が遠いから見に行けないという方もいるかもしれない。
どうにか出来る人はどうにかするっきゃない。

そんなBEATNIK TERMITES。ビートニク・ターマイツ。
多くの人が「ターマイツ」と略しているが、私は「ビートニク」と略している。

なぜ私だけ異端なんだ。お昼寝が出来ないほどに悩んだ。

悩みに悩んだ挙句、先日POP PUNK SENSEIこと134君に相談したところ、
「ビートニクでもわかるからいいんじゃないですかね」
と言われた。こっちを向くことなく、かなり適当に言い放たれた。
恐らく彼にとって、私の悩みはどうでもよかったのだろう。
そもそも話をちゃんと聞いていたかも疑わしい。
しかしその言葉により、私は今後も胸を張って「ビートニク」と呼び続けることを決心した。2023年最大の苦渋の決断である。

さて、そんな奇跡の来日をするターマイツ。
私が思うターマイツの魅力の一つに「ハンドクラップ」がある。

ターマイツのハンドクラップは、いわゆる代表曲に限ることなく、大多数の人がここだろうと思うタイミングでもなく、大多数の人が思い描くリズムでもなく、すごくさりげなく、かつテクニカルに曲中に挿入されている。

しっかり把握しないで見様見真似でハンドクラップをしようものなら、ライブの時に「ここや!」というタイミングで拳を突き上げたのに、実は違って、拳を突き上げたんじゃない風を装ってシレっと突き上げた拳を降ろす、という恥ずかしい思いを連発することになる。
(恥ずかしい思い、と書いたが実際はライブの時に大多数の人はそんなところ見ていないので全く問題は無いのだが。)

「しっかり楽曲を聴き込んだものだけが対応出来る」それがターマイツのハンドクラップである。

私はターマイツ本人達は日本でこんなに人気がある、と気付いていないと考えている。
なので、私はターマイツのハンドクラップをオーディエンスとしてライブで完コピして、こんなに熱狂的なファンがいるのか!と少しでも喜んでもらえればいいなと思ったのである。

ターマイツのライブでオーディエンスとしてハンドクラップを完コピする。
その行動を「ビートニク・ハンドクラップ」と私は呼ぶ。

ハンドクラップが入っている曲がライブで演奏されるとは限らない。
しかし、その可能性に賭けて、私は日々ハンドクラップを練習する。
ハンドクラップが入っているターマイツの曲のことを、私は「ビートニク・ハンドクラップチャンスソング」と呼ぶ。

ターマイツのメンバーが喜んでくれるかもというのは二の次、私自身の楽しみのために。
楽しみは自ら作り出すものである。

ということで、サブスクプションサービスで聴ける3枚のアルバムからハンドクラップが入っている曲、つまりビートニク・ハンドクラップチャンスソングのリストを作成した。
もしかしたら他にもビートニク・ハンドクラップチャンス曲はあるかもしれない。気付いた方はぜひ連絡をして欲しい。

私はApple Musicユーザーなので、Apple Musicのリストを貼っておく。
Spotifyなど他サービスユーザーはこれを参考にあなたのビートニク・ハンドクラップリストを作っていただきたい。


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