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そんなこんなで進捗だめです

最近のSWAM

ここのところSWAMに打ちのめされている。これほどまでにグラフを描くのが苦痛だったことがあろうか。

どんなに作り込んでも理想通りにはならないと分かってはいる、と自分に言い聞かせてはいるものの、どこか諦めきれないというか、「ここで完成」という線引きができずにいる。正直楽しめていない。

いや、最初のテストなのに弦五手描きGes: Bowになんてしなければよかった。私が拷問官だったら同じことをやらせるね。本当に後悔している。傲慢だった。自棄になりそう。

今バージョンはv2とは使い勝手が違うけれど、ある程度は慣れた。
v3は高調波が出やすくなっている。良く言えばノイズ成分なんだけど、求めていたタイプのものではなかった。
また、増えた表現幅が入力範囲に押し込められたようなもので、v2よりシンプルなグラフでよくなった代わりに、演奏制御中に嘘っぽくなりやすくなった。これはLeap使いとしての問題なので、たぶん他の人にはあまり関係がない

内蔵のEQ-Highが、なくなったBrightnessの代わりになるかどうかも試さなければ。簡易的なものだけど、ちょっとした変化をつけるのに重宝するからね。
でも、高調波の影響がどう出るかわからないから、しばらく様子見してもいいかもしれない。
そこにまだ手を付けていないこともあって、音色の面では、Vnよりも音の低いVaやVcの方が扱いやすいと感じている。Vnに関してはまだv2の方が得意。

表現の面では、一部ビブラートの最大振幅が物足りないので、やはり手ビブ(Pitch Bendによる)しかないなと考えている。やだな。
今後、改善されるとしたら…たぶん最大振幅を変更するパラメータが追加され、過去プロジェクトに影響しないようになるとは思う。それまではところどころてびぶだね。

v3動作問題

v3のバグを見つけ次第報告しまくっているけれど、今のところ困ってるのがこれ。

・GUIの切替が非常に重い(弦に限らず金管v1.60以降も)
・スリープ後などに突然Vibrato Depthが利かなくなる
・余計なPitch BendやVelocityが常に送信される(VST3)

特にGUIの切替が重い(私の環境だけかもしれない・原因不明)のがストレスで、パラメータの相関を調べる気がなかなか起きない。

VI-Cでも指摘されていたけれど、画面が複雑になったことによる不便もあるみたい。
ただ、当たり前といえば当たり前だけど、AMは「ここを改善してほしい」だけではとり合ってもらえない。改善のための方法、それによりできること、今後の展開などをプレゼンして初めて会議にかけてもらえるので結構大変。
全ての人を満足させるのは無理だけど、もっと快適に使えるようになってほしいね。

スリープ後にVib受付が無効になるのはDAW再起動で直るけど、ちょっと面倒。今までできていたことができなくなることへのストレス

余計な信号が送信される件、金管のバルブもそうだけど、かなり不便に感じている。FLと相性が悪いのかもしれないけれど、記録されないにしろ再生時に「イベントを受信」と判断されるから、アンドゥが意味をなさなくなる修正は自分の経験だけが頼りのハードモードになってしまっている。

とまあ、気になることはあるけれど、最低限動くのでとりあえずヨシ!(指さし)

Inspirata動作問題(ついでに)

動作問題といえば、最近導入したリバーブ。Altiverbと迷って購入したInspirataで悲しい思いをしている。

少し前までLite版を無料で配っていたみたい。有料版に自信があるからこその無料配布だったらしい。
ただ、インストールやダウンロードがうまくいかない問題、それだけでなくバグやクラッシュ多発だったそうな。(VI-C情報)

情報を集めてみるものの判断が難しく…
現在体験版なし。Personal版とProfessional版で価格が3倍違うデモはとても良い

清水の舞台から飛び降りる気持ちでProfessional版を選んだんだけど、結論から言うとPersonal版で良かったかもしれない。
バグやクラッシュは最新版できちんと修正されていて問題なかったのでおすすめできる。問題はルーティング。

Virtual Sound Stage 2のようにして使えるのかと思っていたら、Inspirataは音源ごとにInput Channel(Sound Sourceではないことに注意)が必要…。つまり、ステレオ環境で制作するのならば、2つまでしか音源を指定できないということ(?)らしい。
あれ?オーケストラどころか一般用途でも厳しくない?

それと「使用DAWがFLだから」起こる問題…Input Channelに全ての音が流れ込むので音源分離できない。もはやProfessional版である意味がない。

最上位のImmersive版(20万↑)だとSound Source: 48だそうだけど、22.2Chサラウンドでなければ意味がないらしい。このあたりは門外漢なので、認識が間違っているかもしれない。

サポートの対応も…今のところあまりぱっとしなくて、販売ページにある動画(購入のきっかけ動画)を紹介され、Reaper(DAW)がおすすめだよ。とのことだった。それからメールしても返信はなかった。※下部に追記あり

Reaperを試してみた。挫折した。~Fin.~
さようならAltiverb。

因みに、海外デベロッパーのサポートで最も好感が高かったのはDivisimateのNextmidi社。とても親身に対応していただいた。

話を戻す。
まあまあ、複数立ち上げて「FLだからできる」制御設定でカバーすれば使えないこともないけどさ。思ってたんとちがう。

Inspirataを使ったからといってSWAMがどうにかなるわけではないので、過度な期待も禁物。ただ、指向性を選択できるのはとても良かった。その点はかなり評価している。
VSS2と違って「高さ」の設定はできないけれど、まだver.1だし、これから追加されるかもしれないね。適度にのんびり期待。

追記

2021-04-19

Inspirataサポートから一週間ぶりにメールがきた。

やはり、FLの仕様による問題らしい。
「マルチチャンネルトラック」を使用できないDAWでは、個別に立ち上げる必要があるとのことで、Professional版である意味がないということが確定してしまった。

今後、VSS2のように複数のGUI共有によって操作しやすくなるらしいけれど、やはりProfessional版である意味がなかった(ダメ押し)

差額のことを考えるのはやめよう…。

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