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新作カメラ発売ラッシュ フォト&ビデオグラファーの機材選び②

仕事用の動画撮影カメラとして重要な3つのポイント

① 動画の高精度なAF
② 内部収録のクオリティー
③ ポストプロダクションの対応

前回はオートフォーカスについて書いた、
今回は内部収録のクオリティーについて僕なりのポイントを書きたいと思う。

なぜ外部収録ではなく内部なのか?結論は単純で、できる限りカメラだけで撮影を完結させたいからだ、撮影現場での取り回しを考えると外部収録機やモニターの類はなるべくカメラに取り付けたくない、重量的にもそうだ。

5インチのコンパクトな外部収録機とはいえバッテリーを取り付けるとそこそこの重量になる。現在私は、ATOMOS社のNINJA Vを所有しているが、仕事で必ず使用してるわけではない。

「仕事するなら必須」なんて意見をよく聞くが、必須なんて絶対嘘だ、僕は実際テレビコマーシャルの撮影ですらミラーレス単体で何本も撮影してきた。海外ロケでもカメラのみで撮影なんてザラにある、だから、これからビデオグラファーになりたいと思ってこの記事を偶然読んでくれてる方には伝えておきたい、「必須アイテムではない」

これから機材を揃える人なら、その予算はレンズ購入費にして欲しい

どうしてもフォーカスチェックでモニターが必要なら安価なFEELWORLDなどのモニター機能だけに絞った機種や、AccsoonなどのワイヤレスでiPadなどに転送してくれる機材で十分だ。

だからこそ、内部収録データのクオリティーが重要になる。

では実際に必要な条件はというと個人的には下記の通りだ

*CF ExpressなどではなくSDカードに書き込めること
*色情報が10bit 4:2:2であること
*Logで収録できること
*All-IとLongGOP共に対応してること

以上の項目は決して高いハードルではなく昨今の多くのカメラがクリアしている。

映像業界では

最近はカラーグレーディングが多く認知されるようになり撮影後のグレーディングが基本的なポスト作業の一つになったその際、10bit 4:2:2 Log収録がデフォルトと言えるほど定着している。そこさえクリアしてれば実は、カメラマンにプロダクションから圧縮形式に指示があることはほぼ無い、と言うか知らない人が多い。

色のビット数やサブサンプリングの値も指示を受けることは皆無だが後の色調整の耐性が高い10bit 4:2:2にすることは親切だし後の編集過程で知識のない人が介在する場合は特に重要なことでもある。

実際の現場では撮影後のデータ受け渡しの際、データサイズが小さい方が喜ばれるのでLongGOPでの収録が多いのも事実。メディアコストを考えてもそうしたい。クロマキー素材や中間コーデックに変換する時間がない場合のみデータサイズが小さい方が喜ばれるのでLongGOPでの収録が多いのも事実。メディアコストを考えてもそうしたいクロマキー素材や中間コーデックに変換する時間がない場合のみデータサイズがさい方が喜ばれるのでLongGOPでの収録が多いのも事実。

メディアコストを考えてもそうしたいクロマキー素材や中間コーデックに変換する時間がない場合のみデータサイズがさい方が喜ばれるのでLongGOPでの収録が多いのも事実。メディアコストを考えてもそうしたいクロマキー素材や中間コーデックに変換する時間がない場合のみイントラ圧縮で撮影するといった具合だ。RAWに至ってはまだ対応が追いついてない感じがある。

現状、仕事での撮影の方が低クオリティーの素材で撮影していて、YouTubeチャンネル用はSGMA fpで12bit RAW収録と最もクオリティの高いフォーマットで撮影している。

自分なりの結論

比較的安価なSDカードに30fps以上で10bit 4:2:2で収録できて、ビットレートや圧縮方法もそこそこ選べるならOK、やる気になれば外部録画機にRAWで収録できるのが理想。

次回は③ ポストプロダクションの対応の話

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