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縦巻き横巻き理論の伸び族と縮み族とは?

こんにちは今回のスポーツケ三鷹からだのミカタは縦巻き横巻き理論第二弾伸び族と縮み族に関するお話です。

前回では、左右に分けてそれぞれ一方は縦方向に得意一方は横方向が得意という適した方向性があるという話でした。

自分の縦横がどちらにあるかわかりましたでしょうか?

今回は、伸び族と縮み族と題して左右ではなく上下のお話です。

どうゆうものかを簡単に言ってしまえば

伸び族の方は、身体を伸ばす方が得意

縮み族の方は、身体を縮める方が得意という考え方です。

例えば、手のひらをグーパーしてみてもすぐ違いが出ます。

伸び族の人はパーのように開く方がしっくりきて得意なのに対し縮み族の人はグーのように握る方がしっくりきます。試してみると面白いです。

まだまだあります、話を強調する瞬間、伸び族はヘッドアップするように上にいきますが縮み族は頷くように下に行きます。

ビックリしたとき、伸び族はのけぞるように上にいきます。対して縮み族は下に縮みます。

縦巻き横巻きも伸び縮みもどちらが良いとか悪いではなく生まれ持った特徴です。時期や状況によって変化することはありません。

皆さんにお伝えしたいのは、自分の身体の特徴を知ることで自分の得意な動きが分かります。なのでご自身の得意な方向性にあった動きを強化することで日常生活や運動パフォーマンスを上げていってほしいということです。

伸び縮みにしても反対の動きをします。ある意味人種が違うので理解できないこともたくさん出てきます。

スポーツ指導の場面で指導者が伸び族で経験則によって教える場合があります。生徒さんたちは、同じ伸び族である場合動きが理解できる場面が多く出ますが縮み族の場合は動きが反対なのでできないことが多く出てて来ます。

特徴(長所)を理解して伸ばす

日本人は傾向として出来ないことを頑張って出来るようにするという思考があります。勿論、頑張って克服することは大事なことですが動きが合わないことをいくら頑張っても出来ないか壊れることの方が多いのも知っておいて頂きたいのです。

なので得意な出来ることに対して頑張って伸ばした方が成長や習得が早いと思うので自分の特徴を理解すのに縦巻き横巻きや伸び縮みを活用して欲しいと願ってます。

ちなみに私は、右が横左が縦の縮み族です。例にとると大活躍の大谷翔平選手は右が縦左が横の伸び族です。私が憧れて大谷選手の真似をしてああなりたいと思っても方向性が全く違うので動きが真似出来ないのは目に見得てますね。

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伸び族と縮み族の判断の仕方

①歩き方で見る

伸び族は、意識が上方に行くので突き上げるように歩きます。これに対して縮み族は、意識は下方に行くので沈み込んで踏みしめるように歩きます。

②重心の位置

伸び族は重心が高く縮み族は重心が低いです。スポーツの場面でも腰を落とせと頻繁に指導が入るのは伸び族に多いのです。落としたいのに落としきれないのが伸び族であり、スッと落としてしまうのが縮み族なのです。

③座り方でとる動作

伸び族の方は縮こり座り続けるとしんどくなってくるのでデスクワークが苦手です。長時間座りつ続けていると足を延ばして股関節を伸ばしたくなります。飛行機や新幹線での移動や映画鑑賞など数時間同じ姿勢でいるとき自分はどんな行動をするか考えてみて下さい。

電車でうとうと居眠りでも反対の行動をとります。伸び族は反りかえるように窓によりかかりますが縮み族は体を丸めてうつむくように寝ます。

④寝かた

伸び族は圧倒的に仰向けでねます。横を向いても片方の足は伸びきったままです。縮み族は、横向きで両足を抱え込むように丸まったりうつ伏せでねます。抱き枕を抱えて寝るのも縮みの特徴で伸び族は抱き枕という概念がない人が多いようです。

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不思議というか面白いですね。同じ人間なのにとる行動がこんなにも違うのが人間なのです。

余談ですが、ご夫婦がどういった組み合わせでいるのかを内司先生が聞いていったら伸び縮みのパターンが7割同族パターンが3割位だったそうです。私のところでもほとんどが逆のパターンで同族の人の方が少ないです。理由はわかりませんが凸凹のようなものが相性にはあったりするのか?不思議です。

挙げればきりがないほどまだまだありますが、伸びと縮みでは行動パターンが違うのです。うまく自分の特徴を知ることで自分の得意とすることを伸ばしていって欲しいと思います。お役に立てれば幸いです。

スポーツケア三鷹ではこんなことを取り入れて皆さんの日常生活やスポーツのパフォーマンスアップにつながる動きを提供しています。

ご自身の縦横伸び縮みを詳しく知りたい方はお気軽にスポーツケア三鷹治療院までご連絡してください。



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