【MLBドラフト】モックドラフト2023全体9位COL

凡例
全体指名順位.球団名略称 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校
簡易レポ
指名予想理由


9.COL レット・ロウダー(Rhett Lowder):RHP:右投右打:6-2/200:Wake Forest
90マイル前半の速球とスライダー、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で97マイルをマーク。シュート気味に食い込みながら浮かび上がる激しいムービングで打者を寄せ付けない。小さく鋭く曲がるスライダーとアームスピードを変えずに投げるチェンジアップはいずれもハイクオリティ。コントロールもまとまっており、エースポテンシャルの逸材。



2015年以降のCOLの1巡目指名一覧

 昨年は長くGMを務めたジェフ・ブライディッチが退いたあと、新任のビル・シュミットが指揮を執った初めてのドラフトとなりました。特徴としては大学生重視であること。22個あった指名権のうち高校生に使ったのはたった1個のみでした。

 また、CBPを含め全体38位までに3個の指名権を保有していましたが全て大学生に使っており、上位指名権も大学生に費やそうとする姿勢が見えます。

 高校生のトッププレーヤーが既に指名済みであることも考慮すると、今回もやはり大学生指名となるでしょう。

 残っている大学生の面子見てみるとジェイコブ・ゴンザレスやヨハンディ・モラレス等の優秀な野手の候補もいますが、他の大学生投手が不調にあえいでいる中スタッツだけを見るとポール・スキンズに負けず劣らずのレット・ロウダーが選ばれると判断しました。

 昨年も大学生投手を1巡目指名しており、トップピックは野手という方針を打ち出してはいないと見ることができ、2年連続での1巡目投手指名も十分ありえるでしょう。

 また、本拠地の都合上よほどのタレントではない限り、野手よりも投手を優先させたいというインセンティブも働くのではないでしょうか。上記2名の大学生野手も優秀な選手ではありますが、既に指名された大学生野手にくらべると若干型落ち感は否めず、レット・ロウダーをスルーさせるほどではないでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?