【MLBドラフト】モックドラフト2022 2巡目指名まとめ
2巡目指名は指名理由なしで一気に行きます。
凡例
全体指名順位.球団名略称 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校
簡易レポ
40.LAD ジェイコブ・メルトン(Jacob Melton):OF:左投左打:6-3/208:Oregon State
ヒッティングツールの高さがずば抜けているアベレージヒッター。計算されたアプローチとスムーズなスイングでヒットを量産。パワーツールも平均かそれ以上あり、打撃では隙が少ない。長打が増えた分空振りも増えたことが懸念材料か。スピードは平均以上で、隙あらば次の塁を陥れる。CFを守れるスペックも有しているが、他に候補がいるのであればRF/LFに移した方がいいだろう。
41.BOS アダム・メイザー(Adam Mazur):RHP:右投右打:6-2/180:Iowa
90マイル中盤の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は4シームと2シームの2球種を投げ分けるが、オフに4シームの改善に取り組み4シーム偏重に変えていく予定。最速で97マイルをマークする。アウトピッチはスライダー。大きく曲がり空振りを狙えるボール。チェンジアップは落差が乏しいがコマンドに優れる。コントロールの悪さが最大の欠点だったが、昨夏のケープコードでは改善されていた。
42.BAL スターリン・トンプソン(Sterlin Thompson):OF:右投左打:6-4/200:Florida
フレッシュマンからレギュラーとして活躍するピュアヒッター。優秀なピッチセレクションと広角に飛ばすヒッティングツールを武器にハイアベレージをマークする。パワーポテンシャルを高く買う声もあるが、本人はギャップを抜くことに意識を置いているため急激にHRが増えることは考えにくいか。守備は平凡でOF転向もありうる。
43.ARI パーカー・メシック(Parker Messick):LHP:左投左打:6/225:Florida State
90マイル前半の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速でも93マイルとスピード不足は否めないが、サイドよりもさらに少し低いアングルのデセプションに優れたデリバリーでカバー。ベストピッチはチェンジアップ。ボール自体のクオリティもさることながら、どこにでもコマンドすることができる優秀な球種。スライダーも左打者へのアウトピッチとして有効活用している。
44.PIT アンドリュー・デユカニッチ(Andrew Dutknytch):RHP:右投右打:6-3/210:Brebeuf Jesuit HS
90マイル中盤の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で96マイルをマーク。ノビのある4シームを高めに投じて空振りを狙う。コンスタントに最速に近い速球をマークできる馬力も魅力。スライダー、カーブ共に変化量は多くないが、小さく鋭く曲がりアウトピッチとしては優秀。チェンジアップは発展途上。
45.WSH ブロック・ジョーンズ(Brock Jones):OF:左投左打:6/197:Stanford
アメフトを諦め野球に専念したことで才能が開花。アメフトとの二刀流選手にありがちな粗雑なプレースタイルではなく、打撃守備ともに洗練されている。打撃では要所では引っ張って長打を狙うが、それ以外の場面ではフィールド全体を使ったヒッティングツールを披露。アプローチも優秀。守備でスピードを活かしたレンジの広さが武器だが、アームの弱さがネック。
46.MIA ヘンリー・ボルト(Henry Bolte):OF:右投右打:6-3/195:Palo Alto HS
パワーポテンシャルが光る打撃が魅力。逆方向にも大きな打球を飛ばすことができる。一方で、簡単にブレーキングボールに空振りすることが多くコンタクトスキルに難を抱える。スピードは平均以上で隙あらば次の塁を積極的に狙う。守備では広いレンジをカバーすることができる。
47.CHC ドリュー・ソープ(Drew Thorpe):RHP:右投左打:6-4/190:Cal Poly
90マイル前半の速球とチェンジアップ、スライダーのコンビネーション。速球は最速で94マイル程度だが、コマンドは優秀。ムービングに乏しい点が懸念材料。ベストピッチはチェンジアップ。アームスピードを落とさずに投じることができ、落差もある優秀な球種。これに続くスライダーの改善が期待される。
48.MIN ケイデン・ウォラス(Cayden Wallace):3B:右投右打:6-1/205:Arkansas
パワーポテンシャルの高さが魅力のスラッガー候補。高校時代から有力選手として鳴り物入りで名門に入ると、その勢いのまま大学のフレッシュマンでの最多本塁打記録を更新。ツボにはまればどの方向にでも柵越えの打球を飛ばすことができる。一方で、タイミングを上手く取れずに空振りが多い一面も。守備ではキャノンアームを有するがその他は平凡。
49.KC トリスタン・スミス(Tristan Smith):LHP:左投右打:6-2/200:Boiling Springs HS
90マイル前半の速球とスライダー、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で96マイルをマーク。果敢に内角をついて打者の腰を引かせる攻撃的なピッチングスタイル。ベストピッチは真横に滑るように曲がるスライダー。とんでもない回転数がかかっており、ゲームのスライダーのような曲がり方をするボール。スターターとして投げていくのであればチェンジアップの改善が必要不可欠。
50.COL ランドン・シムズ(Landon Sims):RHP:右投右打:6-2/227:Mississippi State
90マイル中盤の速球とスライダーのコンビネーション。速球は最速で97マイルをマーク。ノビのある4シームを果敢にゾーン内に集める。アウトピッチのスライダーは変化量とキレが共存しておりバットに当てることさえ難しいボール。コントロールも悪くない。ピンチの時ほど心を燃やすタイプでメンタルはクローザー向き。
51.DET レジー・クロフォード(Reggie Crawford):1B/LHP:左投左打:6-4/235:Conneticut
打っては規格外のパワー、投げては100マイルと正真正銘の二刀流選手。水泳で鍛えたプロ顔負けの肉体で軽々とさく越えの打球を放つ。一方で、アプローチはお粗末で余計なボールに手を出すことが多い。守備では1B以外にポジションはない。ピッチングでは最速101マイルの速球とスライダー、カーブのコンビネーション。まだ、レギュラーシーズンでの登板は少ないが、投げれば打者を圧倒しておりポテンシャルは高い。今年トミー・ジョン手術を受けたためプレー機会はなし。
52.NYM JRリッチー(JR Ritchie):RHP:右投右打:6-2/185:Bainbirdge HS
90マイル前半の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で97マイルをマーク。低いアングルのデリバリーから投げられるノビのある4シームは独特な軌道を描く。2シームの習得にも取組中。アウトピッチはスライダー。鋭くキレて容易に空振りを奪える。チェンジアップ、カーブは発展途上。
53.SD タッカー・トーマン(Tucker Toman):3B:右投両打:6-1/190:Hammond HS
スムーズなスイングでラインドライブの打球を飛ばすアベレージヒッター。無理に長打を狙わず、ヒットゾーンへと打球を打ち分けることができる。パワーポテンシャルも低くない。守備では平凡なスピードろアームが懸念材料。現在守っているSSから3Bへと移ると言われているが、3Bにも留まれるかは微妙なところ。
54.CLE ナイジャー・ミュール(Nazier Mule):SS/RHP:右投右打:6-3/210:Passaic Tech HS
リストの強さとバットスピードの速さでハードヒットを飛ばしまくるパワーヒッター。長打を狙いすぎて空振りが多くなる点は要改善。守備では軽快なフットワークとキャノンアームを武器に広いレンジをカバーする。投手としては90マイル中盤の速球とスライダー、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で100マイルをマーク。低いアングルからノビのある4シームを多投し空振りを奪う。アウトピッチのスライダーも優秀。チェンジアップは滅多に投げない。緩いコマンドが玉に瑕。
55.CIN ルイス・ラミレス(Luis Ramirez):RHP:右投右打:6-2/200:Long Beach State
90マイル前半の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で98マイルをマークすることもあるが、通常はコントロールを重視して92-94マイルに収まっている。動きの激しいシンカーを多投。空振りもゴロアウトも狙える便利な球種。アウトピッチはスライダーだが、コマンドはまちまち。チェンジアップの評価も悪くない。
56.OAK ブライセン・マウツ(Brycen Mautz):LHP:左投左打:6-3/190:San Diego
90マイル前半の速球とスライダー、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で97マイルをマークすることもあるが、スターター転向後はほとんど出ていない。シンカー系の速球をメインに投げており、ゴロアウトが多い。アウトピッチのスライダーとのコンビネーションで大量に三振を奪うこともできる。チェンジアップは滅多に投げないが、右打者には2シームで対応しているため、投げる必要性が薄い。コントロールも安定しており、プロでもスターターとして投げられるだろう。すくわれやすいのか、被本塁打は多め。
57.ATL ペイトン・パレット(Peyton Pallette):RHP:右投右打:6-1/180:Arkansas
90マイル中盤の速球とカーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で98マイルをマーク。ノビのある4シームで空振りを狙える球種。ベストピッチはカーブ。回転数の多い縦に割れるタイプのカーブのキレは一級品。チェンジアップの扱いも上手い。コントロールにばらつきがあるところと、小柄すぎるサイズが懸念材料。今年トミー・ジョン手術を受けてプレー機会はなし。
58.SEA ギャビン・ガドリー(Gavin Guidley):SS:右投右打:6-2/180:Barbe HS
打撃で高いポテンシャルを秘める5ツール候補。スムーズながらも力強いスイングを見せ、ハードヒットを飛ばすことができる。今後、さらに筋肉をつけパワーをつけると見る向きもある。スピードとアームは平均以上でグラブさばきもお手の物。IFであればどこでも守ることができ、どこでもプラスの数字を出せる器用さを持つ。
59.STL ライアン・セルマク(Ryan Cermak):OF:右投右打:6-1/205:Illinois State
派手なプレースタイルを好む、スピード&パワータイプのアスリート。シンプルなスイングで強烈な打球を飛ばし、長打を量産する。ピッチセレクションに難があるところとプルハッピーな点が懸念材料。スピードは優秀で、守備/走塁ともに反応の良さも相まって好プレーを連発する。アームもマウンドで95マイル以上をマークすることもあるほど強く、長くCFを守ることができるだろう。3Bの経験もあり、チーム事情によってはIFを守らせてもいいかもしれない
60.TOR ケイド・ダウティ(Cade Doughty):2B:右投右打:6-1/205:LSU
ハイレベルなヒッティングツールでハイアベレージをマーク。好球必打のアプローチを体現し、フレッシュマン時から大量のヒットを積み重ねてきた。パワーも平均かそれ以上あり打撃は隙なし。守備ではフットワークの軽さを見せる。グラウンド内外で見せるリーダーシップの高さも魅力の1つ。
61.NYY ジョシュ・カセビッチ(Josh Kasevich):SS:右投右打:6-2/200:Oregon
コンタクトスキルに長けるヒットメーカー。コンパクトかつシンプルなスイングでギャップに打球を運びヒットを積み重ねることができる。フラットな軌道のスイングのためさく越えとなるような打球が少ない。持ち前のパワーポテンシャルが悪くないため、二塁打は多い。守備ではアームと打球反応の速さが魅力。
62.CHW ジェイコブ・ミラー(Jacob Miller):RHP:右投右打:6-2/180:Liberty Union HS
90マイル前半の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で95マイルをマーク。4シーム系を好んで投げるが、フラットな軌道になりやすいとも。ベストピッチはカーブ。スピンがきいた縦に割れるパワーカーブで大量の空振りを奪う。スライダー、チェンジアップはまずまずのクオリティ。コントロールは比較的安定しており、スターターとしてのポテンシャルを有している。
63.MIL ビクター・メデイロス(Victor Mederos):RHP:右投右打:6-2/224:Oklahoma State
90マイル中盤の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で99マイルをマークするが、コマンドに欠けており、空振りを奪えるスポットに投げ込むことができず上手く活かせていない。アウトピッチはスライダーで、鋭く早く曲がり空振りを奪えるボール。チェンジアップもハイクオリティ。コントロールの悪さが足を引っ張っているが逆に少しでも改善されれば一気にブレークする可能性も。
64.HOU マルコルム・ムーア(Malcolm Moore):C:右投左打:6-2/210:C.K.Mcclathcy HS
がっしりとした下半身に支えられた強烈なスイングでハードヒットを飛ばす攻撃型C。足を動かすことなくその場で回転し上手くボールに力を伝えることができるスイングに加え、打球角度を上げる術も知っており打撃では隙なし。守備ではアームの強さとリリースの早さが目立つ。
65.TB タナー・スコーベル(Tanner Schobel):SS:右投右打:5-10/170:Virginia Tech
小柄ながらもパンチ力のある打撃が持ち味。高めに浮いた失投を見逃さずに、長打にすることができる。ゾーンに来たボールを積極的にスイングするが、決して無理にボールを追いかけることは少ない。スキルとレンジは十分だが、平凡なアームが気がかり。
66.SF カーソン・パームクイスト(Carson Palmquist):LHP:左投左打:6-3/185:Miami
90マイル前半の速球とスライダーのコンビネーション。速球は最速で95マイルをマーク。ただ、最速が出ることはまれで92マイルが最速なことも。それでもノビのる4シームと低いサイドハンドのデリバリーによるデセプションで変化球並みに空振りを奪える。大きく曲がるスライダーとブレーキのきいたチェンジアップはいずれもアウトピッチとして非常に優秀。コントロールもよく、サードピッチもあるため先発転向が濃厚か。
67.BAL ジェイク・ベネット(Jake Bennett):LHP:左投左打:6-6/234:Oklahoma
90マイル前半の速球とスライダー、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速でも94マイル程度だが、シュート気味に左打者の手元へと曲がりながら浮き上がるムービングとカッター系の速球をコマンドよく投げ分け的を絞らせない。横滑りするようなスライダーはキレがいいがコマンドに欠ける。チェンジアップは発展途上。安定感のあるデリバリーは再現性が高い。
68.MIN ジェイデン・ヌート(Jaden Noot):RHP:右投右打:6-3/235:Sierra Canyon HS
90マイル前半の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で95マイルをマーク。エフォートレスかつテークバックの小さいデリバリーはデセプションに優れる。4シーム系でノビも悪くない。変化球はいずれも平均レベルだが、ある程度コマンドできる点が強み。サイズは既にメジャーのスターターレベル。コントロールも安定しているソリッドなタレント。
69.OAK サル・スチュワート(Sal Stewart):3B:右投右打:6-3/215:Westminster Chrisitian HS
がっしりとした体格通りのパワーポテンシャルの高さが最大の魅力。軽々とバットを扱い、さく越えの打球を連発することもできる。特に内角のボールに強く、速球にも力負けしない。スピードは平凡だが、身体能力自体は低くなく、キャリアの序盤は3Bに留まることができるだろう。
70.TB オーウェン・マーフィー(Owen Murphy):RHP:右投右打:6-1/190:Riverside-Brookfield HS
90マイル前半の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で95マイルをマーク。4シームはノビがあり、高めに投げて空振りを奪える球種。横滑りするかのようなスライダーをアウトピッチとして投じる。チェンジアップは発展途上だが、改善に取り組んでいる。シンプルかつエフォートレスなデリバリーで、さらに球速が伸びるとも。
71.TB カーソン・ワイセンハント(Carson Whisenhunt):LHP:左投左打:6-3/209:East Carolina
90マイル前半の速球とスライダー、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で95マイルをマークするが、滅多に出ない。ベストピッチはチェンジアップ。速球のアームスピード変わることなく投じられ、ブレーキもきいているため容易に空振りを奪える。スライダーもアウトピッチに使えるレベルにある。コントロールも安定しており、スターターとしては問題なし。PEDの使用が発覚し、今年は4試合のみの登板に留まった。
72.MIL クラーク・エリオット(Clark Elliott):OF:右投左打:6/183:Michigan
優れたピッチセレクションで高出塁率をマーク。スムーズなスイングで広角に打球を飛ばすことができる。ノーパワーというわけではないが、平均より劣る。優秀なスピードを有しているが、チーム方針で盗塁はそれほど多くない。そのスピードを守備でも活かしているが、アームの弱さがネックとなってCFに留まることは難しそう。
73.CIN ブライス・ハバート(Bryce Hubbart):LHP:左投左打:6-1/181:Florida State
90マイル前半の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で96マイルをマーク。ノビのある4シームをゾーンの際にコマンドよく投じる。ベストピッチは縦に割れるカーブ。昨夏に習得したスライダーも投げ始めたばかりとは思えないほどのクオリティ。スターターとしてサイズ不足な点が不安なところ。
74.SEA ダルトン・ラッシング(Dalton Rushing):C:右投左打:6-1/220:Louisville
昨年の全体1位Cヘンリー・デービスに陰に隠れていたが、昨年夏のケープコードでブレーク。コンパクトなスイングでハードヒットを量産する。内角のボールを無理に引っ張ってゴロにしてしまうシーンが目立つ。守備では大学での出場経験は少ないが、大抵のことはそつなくこなしデービスと同じレベルかそれ以上とも。
75.NYM ハリン・フローレス(Jalin Flores):SS:右投右打:6-2/185:Brandeis HS
打撃ではヒッティングスキルの高さが魅力。下半身を柔らかく使い、どのゾーンのボールにも対応することができる。高めの速球に空振りしてしまう点は懸念材料。サイズは申し分ないが、バットスピードはそれほど速くなく、パワーツールも平均並み。スピード、アーム、スキルはSSを守るには十分。スーパープレーも度々見せる華のある守備が持ち味。
76.ATL ネイト・サビーノ(Nate Savino):LHP:左投左打:6-3/190:Virginia
90マイル前半の速球とスライダー、チェンジアップのクオリティ。速球は最速で96マイルをマーク。2シーム系を多投するようになったことで、球速帯は若干ダウン。ただ、ムービングは優秀。アウトピッチのスライダーは不安定で、コンスタントにキレのいいボールを投げられるように改善中。チェンジアップは平均レベルのクオリティ。コントロールは悪くなく、スターターとしてのポテンシャルはある。
77.TOR ジェイコブ・ミシオロウスキー(Jacob Misiorowski):RHP:右投右打:6-7/190:Crowder JC
90マイル中盤の速球とスライダーのコンビネーション。速球は最速で100マイルをマーク。球持ちが長く、スピン量も多いため非常にノビがある。90マイルに迫るスライダーの評価も高い。線が細くデリバリーが安定せず、コントロールも不安定。サードピッチに欠ける点も不安要素。
78.TOR マックス・ラジュシック(Max Rajcic):RHP:右投右打:6/210:UCLA
90マイル前半の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で95マイルをマーク。ベストピッチはスピードと落差を兼ね備えたカーブ。チェンジアップのクオリティはまずまず。コマンドはアバウトだが、ストライクゾーン近辺に集めるコントロールは有している。
79.BOS ライアン・クリフォード(Ryan Clifford):OF:左投左打:6-3/200:Pro5 Academy
打撃に関しては隙を見せないヒッティングタレント。高校生離れした優秀なピッチセレクションで、無駄なスイングを仕掛けることが少ない。スムーズなスイングで確実に仕留めることができる。パワーポテンシャルも非常に高く、最低でもシーズン20HRは可能だろう。スピードは平凡だが、アームは強く、ルートラン等の改善にも取り組んでおり最低でもOFには残れそう。
80.HOU チェイス・ショアズ(Chase Shore):RHP:右投右打:6-8/240:Legacy HS
90マイル中盤の速球とスライダー、カーブ、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で97マイルをマーク。2シームを多投するが、右打者の手元に食い込みながらノビていくムービングを見せることもあり、空振りを奪える球種。スライダー、カーブは共に上手く扱えているが、チェンジアップは発展途上。2シーム気味の速球を上手く使えばチェンジアップのクオリティはさほど気にならないかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?