【MLBドラフト】モックドラフト2023全体5位MIN

凡例
全体指名順位.球団名略称 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校
簡易レポ
指名予想理由


5.MIN ウォーカー・ジェンキンス(Walker Jenkins):OF:右投左打:6-3:210:South Brunswick HS
パワーポテンシャルでは今ドラフト随一のスラッガー。安定したスイングでコンスタントにハードヒットを飛ばすことができる。スピードとアームは平均以上で、守備/走塁ともにアグレッシブなプレーを見せる。



2015年以降のMINの1巡目指名一覧


 MINの指名の最大の特徴は、打撃に優れるタレントであればポジションがどこに落ち着こうがためらわずに指名する点です。過去にはロイス・ルイス、ケオニ・カバコ、ブルックス・リーとSSも指名していますが、前者2人はドラフト時からコンバートの話が出ており、ブルックス・リーについては当時の指名順で最も優秀な打者であったのがリーであっただけでSSを優先してという指名理由ではないと思うので、SSにこだわりがあるとは考えていません。

 実際、上記の3人以外のCBPも含めた1巡目指名はSSに残れそうなタレントの指名はほとんどありません。従って、ポジションにこだわって上位指名がありうる大学生SSの2人(ジイコブ・ゴンザレス、ジェイコブ・ウィルソン)を選ぶくらいなら、打撃に優れる高校生を選ぶだろうと予想しました。

 他の高校生OFの上位指名候補としてはマックス・クラークがいます。今回、マックス・クラークではなくウォーカー・ジェンキンスを予想した理由はやはり打撃にあります。マックス・クラークも優秀な打者ではありますが、スイングの再現性の高さやパワーポテンシャルはジェンキンスに若干ながらも軍配が上がるでしょう。

 マックス・クラークはむしろずばぬけた身体能力を持ちながらも、優秀な打撃も見せるというハイブリッドな点が魅力であり、純然たる打撃能力だけを見るならウォーカー・ジェンキンスが一枚上手でしょう。

 打撃を重んじるMINとしてはウォーカー・ジェンキンスがマックス・クラークよりも魅力的に映っていると考えました。

 

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