【MLBドラフト】モックドラフト2023全体3位DET
凡例
全体指名順位.球団名略称 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校
簡易レポ
指名予想理由
3.DET ワイアット・ラングフォード(Wyatt Langford):OF:右投右打:6-2/215:Florida
バックアップCから名門校の中軸へとのし上がったスラッガー。強烈なスイングでハードヒットを飛ばすが、プルハッピー気味でプロではハイアベレージを期待できないかも。スピード、アーム共に平均レベルだが打球反応とルートランは優秀。
前2回と異なり必ずこの選手が指名されると断言はできないので、今回から真剣に考えることになります。15年以降の1巡目指名一覧を載せていますが、昨オフにGMがアル・アビラからスコット・ハリスへと変わっているのでそこまで参考にはなりません。
このスコット・ハリスは21-22年にSFのGMとしてドラフトを指揮していますので、この間のSFのドラフトも参考にできるでしょう。この間のSFは2年続けて大学生を指名しており、いずれもボーナススロットの90%前半程度の契約金に抑えています。
サンプル数としては少ないですが、スコット・ハリスの選好を考えると大学生の可能性が高いと思えます。
ポール・スキンズが全体2位以内で消える可能性が非常に高く、スキンズ以降の大学生投手に有力候補がいないわけではないですが、それ以上に高評価を受けている野手が多いため、やはり大学生野手に流れるのではないでしょうか。
大学生野手の上位指名候補には、上記のワイアット・ラングフォードの他にジェイコブ・ウィルソン、ジェイコブ・ゴンザレスの2人のSSやCのカイル・ティールが挙げられます。
この中でワイアット・ラングフォードを選んだのは圧倒的な打力が理由です。上記の2人のジェイコブやカイル・ティールもヒッティングツールではワイアット・ラングフォードに負けず劣らずですが、パワーでは大きく水をあけられています。総合的な打撃ではワイアット・ラングフォードが一歩リードしていると言えるでしょう。
センターラインは捨てがたいですが、DETは打力さえあればポジションは気にしない指名(20年スペンサー・トーケルソン1B、22年ジェイス・ユン3B)も厭わないためOFのワイアット・ラングフォード指名も大いにあり得るでしょう。