【MLBドラフト】モックドラフト2022全体7位CHC

凡例
全体指名順位.球団名略称 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校
簡易レポ
指名予想理由

7.CHC ギャビン・クロス(Gavin Cross):OF:右投左打:6-3/210:Virginia Tech
打撃では優秀なヒッティングツールが魅力。常にハイアベレージをマークすることができる。プルハッピーな傾向もあるが、時折逆方向へ長打を狙うこともあり器用な一面も見せる。懸念されていたアプローチも改善傾向。スピードは平均より少し上なレベル。アームは強いためRFでの起用がメイン。


 全体7位指名は大学生OFではトップクラスのギャビン・クロスにしました。
 CHCは15年以降CBPも含めた7個の1巡目指名のうち6個を大学生指名に費やしています。20年は高校生野手のエド・ハワードを指名していますが、去年は再び大学生投手指名に戻っており、基本的には大学生を1巡目すると予想します。
 もう1つの特徴として、1巡目でのオーバースロットがないことです。前述の高校生のハワードでさえボーナススロット丁度の契約金で済ませています。1巡目で堅い指名をし、2巡目以降でハイシーリングな高校生に契約金を費やすというのが基本的な方針のようです。
 上記のことを考えるとオーバースロットを要求しそうなイライジャ・グリーンは候補から外しました。ボーナススロット丁度もしくはアンダースロットで契約できそうな選手として、クロスを選びました。
 同じようにオーバースロットとならなそうな大学生野手でいえばダニエル・スーサック、ジェイコブ・ベリー、チェイス・デロウターが、大学生投手でいえばガブリエル・ヒューズやブレイド・ティドウェル、クーパー・ジャーピーがいます。ベリーとデロウターを外したのはやはり故障が気になるという点です。2人とも故障した後実戦に復帰していない点は気がかりです。スーサックについては粗いアプローチを好まないCHCのレーダーからは外れるのではないかと予想しました(過去指名した野手、イアン・ハップ、ニコ・ホーナーの大学での成績はほぼBB=K)。
 大学生投手を好んで指名するので、オーバーピック気味でも上記3人を指名する可能性もありうると思いますがギャビン・クロスをスルーしてまでではないと考えました。

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