【MLBドラフト】モックドラフト2022全体14位NYM

凡例
全体指名順位.球団名略称 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校
簡易レポ
指名予想理由

14.NYM ザック・ネト(Zach Neto):SS:右投右打:6/190:Campbell
大きく足を上げる独特なスイングながらも、しっかりとタイミングを取って野手のギャップに打球を飛ばすピュアヒッター。さく越えの打球はそれほど多くはないが、シーズン2桁HRはクリアできるだろう。守備ではスキルは十分だが、平凡なアームがネック。確実にプラスをたたき出したいなら2B転向が堅いか。


 全体14位指名の予想は大学生屈指のピュアヒッターであるザック・ネトにしました。
 NYMは全体11指名で高校生投手であるディラン・レスコ指名を予想しました。前回は上位に指名権が2個ある点に注目しましたが、今回は過去の指名から予想しました。
 過去の指名といってもNYMのものではなく、GMであるビリー・エプラーの指名を参考にしています。過去のNYMの指名と過去のエプラーの指名では高校生野手を指名するという点で親和性が高いのですが、いずれもスケールの大きな高校生野手を好んで指名するところがありますが、今年はその手の上位指名を狙える高校生は既に指名済であると予想しているので外しました。
 ネトを選んだ理由はエプラーがソリッドな大学生野手を好む点です。15年以降のLAA時代のエプラーの大学生野手指名は3回ありました(15年=テイラー・ウォード、16年=マット・タイス、19年=ウィル・ウィルソン)が、いずれもヒッティングツールに優れたソリッドなタイプでした。また、現在は異なるポジションに移っている選手もいますが、いずれもドラフト時点ではセンターラインの選手です。
 その線で考えると、浮上してきたのがネトでした。ソリッドな観点からはチェイス・デロウターが、センターラインという観点からはダニエル・スーサックも候補になりましたが両方を兼ね備えているネトが選ばれるのではないかと踏みました。

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