【MLBドラフト】モックドラフト2023全体16位SF

凡例
全体指名順位.球団名略称 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校
簡易レポ
指名予想理由

16.SF マット・ショウ(Matt Shaw):SS:右投右打:5-11/185:Maryland
柔軟なスイングでヒットゾーンに打球を飛ばす天才肌。どのゾーンのボールでも反応してヒットにすることができるが、難しいボールも打ちに行ってしまうことも。パワーツールに欠けるが、優秀なスピードで二塁打/三塁打を稼ぐ。守備ではスピードが活かされていないとも指摘されており、2B転向の可能性も。



2015年以降のSFの1巡目指名一覧

 18年のオフにファーラン・ザイディが野球編成のトップとなり、指名方針が一貫された印象を受けます。1巡目は大学生を指名しオーバースロットは避けるものの、大幅なアンダースロットを狙うことはなく過度なオーバーピックは狙わない姿勢を見せています。

 大学生投手の1巡目指名もありえますが、この順位で指名すべき大学生投手は既に消えていると予想しているので野手に流れるでしょう。

 野手指名の特徴としては四球が多いセレクティブなアプローチの選手を好む傾向があります。三振が少ないというよりも、より四球を稼げることに重きを置いているように見受けられます。

 現在残っている大学生野手でセレクティブな姿勢を見せる選手の中ではマット・ショウを始め、ノーラン・シャヌエル、ブロック・ウィルケンなどが挙げられるでしょう。

 この中でマット・ショウを選んだのはポジションの問題です。アプローチのよさだけで見るとノーラン・シャヌエルがトップに立ちますが、ポジションは1B。パワーツールはブロック・ウィルケンが頭二つほど抜けており3Bをポジションとしていますが、アジリティに欠けており1B転向もあり得るでしょう。

 同じセレクティブな姿勢であるならば、センターラインに残れる可能性のある選手を選ぶのではないでしょうか。大幅なアンダースロットを狙う球団であればノーラン・シャヌエルやブロック・ウィルケンの指名の可能性はより高まったと思いますが、SFはここ3年いずれもボーナススロットの90%台のアンダースロットに留まっているためその可能性も低いと判断しました。

 

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