【MLBドラフト】モックドラフト2022全体27位MIL

凡例
全体指名順位.球団名略称 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校
簡易レポ
指名予想理由

27.MIL ジェット・ウィリアムス(Jett Williams):SS:右投右打:5-8/175:Rock-Wall Heath HS
ヒッティングスキルに長ける小兵。滅多に空振りしないコンタクトスキルとギャップを狙うバットコントロールを併せ持つ。小柄ながらもパンチ力があり、より強く引っ張ることを意識すれば20HRも不可能ではないかもしれない。スピードは平均以上だが、アームは平凡なためSSよりは2B向きか。

 全体27位の指名予想は小柄な高校生SSのジェット・ウィリアムスにしました。
 MILはアスリートタイプの身体能力が高いセンターラインの選手を高校生/大学生を問わず好んで指名する傾向にあります。この観点から候補を上げると、ジョーダン・ベック、ディラン・ビーバーズ、ドリュー・ギルバート、ジェイコブ・メルトン、ジェット・ウィリアムスが挙げられるでしょう。
 この中からまず最初にベックとビーバーズを脱落させました。いくら身体能力が高く、パワーポテンシャルがあろうともアマチュアでシーズン打率が
.300を切ってしまう選手は厳しい評価を受けるのではないかと判断しました。
 次に脱落したのはジェイコブ・メルトン。一見するとスタッツは非常に優秀ですが、四球の2倍近い三振数が懸念材料とされるでしょう。大学最終年で同じようなBB/Kを残した16年ドラフト1巡目のコリー・レイが苦しんでいるところを見ているだけに、避けられるのではないでしょうか。
 最後に脱落させたのがドリュー・ギルバート。上記の弱点を克服している選手ではありますが、大学生OFか高校生SSかとなった時に優先されるのは後者ではないかと予想しました。
 野手以外の候補ではハイフロアーなトーマス・ハリントンの指名もありえるとは思いますが、ここはウィリアムスに軍配が上がるのではないでしょうか。

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