【MLBドラフト】モックドラフト2023全体14位BOS

凡例
全体指名順位.球団名略称 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校
簡易レポ
指名予想理由


14.BOS ブレイク・ミッチェル(Blake Mitchell):C:右投左打:6-1/202:Sinton HS
身体能力の高さが光るアスリート。Cの他にもP/SSもこなすことができ、いずれもハイレベル。Cでもアームの強さと安定したリリースを見せる。打撃ではパワーポテンシャルの高さが魅力だが、速球に差し込まれることが多い。



2015年以降のBOSの1巡目指名一覧

 ブライアン・オハロランGM体制下のドラフトとなった20年以降、1巡目指名は全て高校生野手になっています。全員がヒッティングツールに優れるSS/2Bと方針は一貫しています。

 また、1巡目の高校生指名ながらもオーバースロットはなく、かなりのオバーピックともとれる指名も厭わない我が道を行く指名にも見えます。20年と22年でボーナススロットの80%以下で契約しており、その点が際立ちます。

 今回のドラフトでヒッティングツールに優れる高校生SS/2Bで残っている選手となるとケビン・マクゴニルやコルト・エマーソンがの名前が挙がるでしょう。それでも、ブレイク・ミッチェルを指名すると予想したのは、スケールの大きさにあります。

 以前にも書いた通り高校生Cがそのままのポジションに留まれるとは思えませんが、ブレイク・ミッチェルはアマチュアレベルながらもSSをこなす身体能力は有しています。アジリティの高さを考えると3Bくらいはそつなくこなせるようにも見えるのでポジションがないといったことにはならないと思います。

 また、ブレイク・ミッチェルはヒッティングツールにも高い評価を得ており、この点はこれまでの方針とは合致します。それに加え上記2名に欠けているパワーツールを有しており、この点でも一歩リードしていると言えるでしょう。

 オーバースロットにならないかという点だけが気がかりです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?