【MLBドラフト】モックドラフト2022全体1位BAL

今日から毎日1球団ずつモックドラフトを投稿していきます。最終日はドラフト前日になります。最終日には一気に2巡目までのモックドラフトを投稿する予定です。よろしくお願いいたします。

凡例
全体指名順位.球団名略称 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校
簡易レポ
指名予想理由

1.BAL ブルックス・リー(Brooks Lee):SS:右投両打:6-2/205:Cal Poly
高校時代からトッププロスペクトだったが、パワーをつけさらに飛躍。元々評判の高かったヒッティングツールは磨きがかかり、調子のムラなく常にハイアベレージを残している。研究熱心でスイングの軌道やボールのスピン軸などをコーチばりに勉強している。守備での動きも悪くないが、将来は2B/3Bに移ることになりそう。


 高校生野手が高い評価を受けている今ドラフトですが、全体1位指名はブルックス・リーにしました。
 まず、BALの指名傾向ですが、マイク・エリアスがGMに就任して以降、CBPも含めて1巡目指名は全て大学生野手になっています。ドルー・ジョーンズやジャクソン・ホリデーらトップクラスの高校生野手も今年に入ってからめきめきと実力をつけていますが、BALの指名傾向を覆すほど絶対的ではないと判断しました。
 大学生野手で上位指名を狙える選手としては、ブルックス・リーのほかに、ケビン・パラダ、ジェイス・ユン、ダニエル・スーサック、ジェイコブ・ベリー等が名前を連ねています。この中で、右手指の骨折をしたベリーを全体1位で指名はしないだろうということで外しました。
 次に、BALがどのような大学生野手を好むかですが、基本的には四球が多く、三振が少ないヒッティングツールに優れた野手を好みます。この傾向は特に去年のドラフトで著しく、1巡目のコルトン・カウサー、2巡目のコナー・ノルビー、4巡目のドンタ・ウィリアムズと上記のタイプの選手を上位で指名しています。このような特徴に当てはまるのは2人。ブルックス・リーかジェイス・ユンとなります。いずれもBB>Kの成績を残しつつハイアベレージとまさしくBAL好みの選手です。
 アプローチやアベレージでは雌雄を決すことができませんので、その他のツールで比較することになります。
 まずは、パワーですがポテンシャルとしてはユンの方が上回るとは思いますが、今年のスタッツ上ではリーが二塁打/HR共にリードと現時点で大きな差はありません。
 次に守備/走塁についてですが、リーが二歩ほどリードしているでしょう。リーの守備/走塁が優秀というわけではなく、ユンの守備/走塁が平均以下のなので、相対的にリーに軍配が上がりました。
 アプローチ、ヒッティングツールに優れ守備/走塁でマイナスとならない大学生野手であるブルックス・リーが全体1位であると予想しました。

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