【MLBドラフト】モックドラフト2024全体30位TEX
凡例
全体指名順位.球団名略称 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校
簡易レポ
指名予想理由
30.TEX ジュランジェロ・セインジャ(Jurrangelo Cijnteje):BHP:両投両打:5-11/170:Mississippi State
90マイル中盤の速球とスライダー、チェンジアップのコンビネーション。速球は最速で97マイルをマーク。低いアングルからノビのある4シームを投じて空振りを狙う。スライダー、チェンジアップともにアウトピッチに足る球種で奪三振能力は高い。コントロールは改善の一途をたどるが、四球数は少し多め。左でも90マイル前半をマークできるが、右投げに専念しつつある。
2012年から2017年までは6回中5回のドラフトで全体20位以降の1巡目指名権を獲得していましたが、2019年からは逆に5回中4回もトップ10以内の1巡目指名権を獲得しており、この10年ほどはコンテンド期とタンキング期がだいたい同じ長さで推移していることが分かります。
2019年に従前の高校生偏重の1巡目指名から離れて以降昨年まで大学生の1巡目指名が続いています。
その間、トップ10以内の1巡目指名権が多く今回の全体30位の指名とは状況は異なりますが、高校生のトップレベルの選手がほぼ指名済みと予想しているので大学生が指名候補になるでしょう。
TEXは大学生野手ではハイフロアーなタレントを好む傾向にありますが、すでにそのタイプで1巡目指名を受けそうな選手はすでにすべて指名済みと予想しています。
大学生投手も数が限られていましたが、その中からジュランジェロ・セインジャを選ぶだろうと目星をつけました。
すでに指名済と予想した投手の中にはセインジャよりも今年の成績が悪かった選手もいますが、それでもセインジャが1巡目のギリギリまで残ると考えたのは小柄なサイズが理由です。
今年の大学生投手の中では最小の部類で、長いプロのシーズンを耐えきれるか不安視する声もあるため好成績を残しているにもかかわらずこの順位まで落ちると予想していました。
2巡目以降の指名もあり得ると考えていましたが、他の有力な候補がいなかったこととドラフトコンバインで注目を集めるピッチングをしていたことを考慮してこの順位でTEXに指名されると予想しました。
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