【MLBドラフト】モックドラフト2022全体11位NYM

凡例
全体指名順位.球団名略称 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校
簡易レポ
指名予想理由

11.NYM ディラン・レスコ(Dylan Lesko):RHP:右投右打:6-3/195:Buford HS
90マイル中盤の速球とチェンジアップ、スライダー、カーブのコンビネーション。速球は最速で99マイルをマーク。ノビのある4シームは空振りを奪えるボールで、高校生相手ならこの1球種だけで三振を奪える。ベストピッチはチェンジアップ。左右、カウントを問わずに投じ相手の意表を突く。その他ブレーキングボールのクオリティも高い。これら全てをコマンドでき、現時点で隙はない。今年の春にトミー・ジョン手術を受けた。


 全体11位の指名予想はトミー・ジョン手術を受けたディラン・レスコにしました。
 まず、NYMについてですが、オーナーとGMが代わりドラフトでどう動いてくるのか未知数です。ただ、NYMの今年のドラフトで最も注目すべき点はそのオーナーやGMではなく、全体14位指名権もあることです。
 もちろん桃色💖無職のMLBドラフト制度の記事を読んでおられる読者の皆さんはご存知かと思われますが、MLBドラフトでは指名したけれど契約に至らなかった場合、次の年にその年の1個下の順位に指名権が与えられます。今回の全体11位指名権は去年のドラフトでNYMが全体10位指名のクマー・ロッカーと契約に至らなかったことで得た指名権なのです。
 1巡目に指名権を複数持つ球団は他にもありますが、いずれもCBPなので他の球団が一通り指名した後となり、今年の場合は全体31位からのスタートとなります。全体14位の2個目の指名とは雲泥の差です。この上位での2個の指名権を活かさないとは考えられません。
 よりうまく立ち回るということを考えれば2個の指名権のうちのどちらかをレスコに使うだろうと予想しました。トミー・ジョン手術を受けたものの、実力は大学生を含めても今年のドラフトクラスの投手の中ではNo.1であることには間違いありません。そして、手術が受けているが故にある程度のディスカウントも可能でしょう。そうすると、次の14位指名の幅も広がります。
 もしかすると14位でレスコを指名するかもしれませんが、その時は予想的中ということにします。文句あるやつは賀茂川の橋の下でステゴロタイマンじゃい。

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