【MLBドラフト】モックドラフト2024全体8位LAA


凡例
全体指名順位.球団名略称 名前(Name):ポジション:投打:身長/体重:出身校
簡易レポ
指名予想理由

8.LAA ブライス・ライナー(Bryce Rainer):SS:右投左打:6-3/195:Harvard-Westlake
パワーポテンシャルが高く、今後のサイズアップも考えるとシーズン40HRも夢ではないだろう。慎重すぎるアプローチが玉に瑕。SSとしてはオーバーサイズだが。機敏な動きと柔らかいグラブさばきを見せる。投手としてもマウンドに上がるためアームの強さも問題なし。


 2010年代前半はコンテンド期かつFAでの補強にも積極的であったため、下位指名からのスタートが多かったのですが、その後は成績が奮わず2019年からは今年にかけて6年連続で全体15位以内のファーストピックとなっています。

 ここ数年のLAAは早期昇格が望める大学生を1巡目で指名しており、実際に2020年のリード・デトマーズから昨年のノーラン・シャヌエルまで1巡目で指名した選手はすでにメジャーデビューを果たしています。

 ただ、それは大谷翔平とマイク・トラウトというメジャーリーグで最も価値のある選手を2人抱えていたからこその動き。かつてはこの2人をプレーオフに連れていくためにすぐにでも戦力供給が必要でしたが、大谷がチームを去りトラウトも故障で長期離脱中の状況では早期昇格にこだわる必要性は薄くなります。

 また、大学生のトップ層が大方消えている予想なので、それも相まって早期昇格にこだわらなくなったLAAは高校生を指名するだろうと考えました。高校生の中では最も高い評価を受けているブライス・ライナーを順当に指名するのではないでしょうか。

 ライナーも二刀流ではありますが、おそらくプロでは野手に専念することになるでしょう。


 

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