東京物語 感想

【東京物語】


尾道の方言、アクセント
ありがとう
岡山と通ずる部分
ええ塩梅、グデングデンになる
もうケロッとしとる
親は大事にせにゃあかん

とにかくゆったりしている
やることなくずっと2階へおる
まずお風呂、そして浴衣
お刺身、茶碗蒸し、すき焼き、卵焼き

戦後、どれほどのスピードで日本は復興したのか?
1953年の映画でかなり発展している


夜まで賑やかな静岡の宿
これは西洋的な文化? 若い者が行くところ
女中という呼び方

煙たがられる老夫婦
じいちゃん、ばあちゃんを大切にもてなす時間のない働き盛りの家族
夜も講習会など
これは先進国が陥る病なのか?

戦後数年でこの世界感を描くことができている
ブラジルなどはもう少しゆったりとできている?
自分が田舎に住んでいたからか

やはり都市部での生活は忙しなくなってしまう。

ゆっくりと食事してお酒飲む時間はええの〜

子供はおらんと寂しい
おると段々と親を邪魔し始める
もう戦争はこりごり
息子を失った親の言葉

かかあの機嫌をとる
周りの人間は、あんたのところはええな〜てなる
ええ息子や娘、孫がおる

親の欲、期待
持つもんじゃない
欲を言えばキリがない
私たちはええほうじゃ
ベストではなく、ベターを

今時の若いものは

寝る前の肩揉みをする時間
すべての人間模様が美しいな、少しの遠慮と気遣い
未亡人への気遣い、戦死した息子の

お気持ちと言って、お小遣いを渡す

戦後の時代ですら、東京と尾道はかなり遠い
幕末に活躍した人たちは、高知や九州から日本をまとめた

どうも厄介かけた
もしものことがあってもわざわざ来てもらわなくていい
ずいぶん遠い


東京を観光できたし、熱海にもいけたから満足しただろうという
断定的な判断
とにかく家族は大事にしようよ

電報が届く

家族親戚の繋がり
近所、地域の繋がり
職場、社会のとの繋がり

危篤と聞いて、忙しいからどうしようかとなる現代社会、現代人
でもそれは戦後から
喪服はどうしようか?という悩み

危篤なのに、家で看病しているという状況
熱の冷ま仕方、氷水を吊るしておくスタイル

尾道の港町の雰囲気
親の死に目にあうということ
虫の知らせ

基本的にみんな冷たい、ドライ、冷徹
綺麗な夜明けを眺める、死んだ日

お葬式の描写から
日本の昔の地域社会、お寺、
去ればとて、墓に布団も着せられず

親が死んでから、親孝行していないことを悔やむ
お葬式後の宴会、昔を懐かしむ時間
体を大事にして長生きせんと

お母さんより、お父さんが先に逝ってもらった方が良かった
すぐに形見の話

ご飯を注がせる人たち

昔の日本、田舎が温かったとは言い切れない
慣習が違い、家族、地域との拘束時間は長かったけれど
人の心は冷徹

他人同士でももっと温かい、親と子ってそんなもんなの?
だんだんとみんな自分の生活が一番大切になってくる
嫌ねえ、世の中って

固定カメラで生活の様子を描く技法
謙遜する言葉づかい
何もできてませんなど

買いかぶる
自分が育てた子供より、未亡人になった義理の娘の方がよくしてくれた
妙なもんじゃ

一人になると急に日が長くなる
ずっと一人でうちわで仰ぎながら過ごす時間



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