②どんな収益モデルにする? 〜ドロップシッピング・古本せどり編〜
こんにちは、はこうまです。
メルカリへの出品・販売は順調ですか?
販売後の流れ、発送、入金など一度の取引だけで多くの知識と経験を得られた方も多いのではないかと思います。
物の売り買いが実際にできたので、皆さんは商売のハウトゥーを得ました。
次に何が必要か。
ビジネスモデルの構築です
そういうと大それたものに思うかもしれません。
これは大変だ、勉強しなければと思うかもしれません。
考えなくていいです。
私も含め、先人は沢山います。
これから何回かに分けて
私が実際に試したことがある物販のビジネスモデルを紹介しますので、やりたいと思ったものをまずは模倣してください。
成功した人のモデルを模倣する事が、ビジネスの基本です。
失敗が怖い?
気持ちはわかります。
でも失敗せずに同じ事を繰り返して、あなたが成長できないこと、そしてビジネスが育たないことの方がもっと怖いです。
面倒なら、順番に全部ためして楽しいと思ったビジネスモデルで商売をはじめましょう。
全部並行でやってもかまいません。
それぞれの良さ・悪さを体感して経験値を積みましょう。
ビジネスモデルをなぜ最初に決めようと提案するのか。
それは
モデルによって初期資金が違うからです。
そして、ビジネスモデルを決めないと
自分がビジネスに必要なものを揃えられないからです。
って言うと
貯金もないし、収入に余裕もないから無理!
って思ってませんか?
失敗したらどうしよう!
って、思ってませんか?
その気持ち、わかります。
私自身がそうでしたから。
その気持ちは、とてもわかります。
ですが、今行動して、今考えないと、いつまで経ってもお金は増えません。貯金もできません。ずっと同じ状態です。
悪くなることはあっても、よくなることはありません。
一番怖いのは、失敗することではなく、成長できないことです。
大丈夫です。
資金なしで始められる物、少額の予算ではじめられるものがあります。
今回は私が今まで実際に試したビジネスモデルをご紹介します。
自分の体験してないことはわからないので説明しません。
そこは他の方の話を参考にしてください。
1.ドロップシッピング(資金不要)
一番元手がかからないのはドロップシッピングと言われる方式です。(以下、DSと略します)
これは、メーカーや問屋が行なっているサービスです。
手元に在庫を置かず、販売してから商品を購入してお客様に送る方式のビジネスモデルです。
物が売れてから在庫を購入するため、初期資金はいりません。
必要なのはクレジットカード、または身近に銀行振り込みができるATMがあることです。
平たくいうと、誰でも始められるモデルです。
デメリット
・販売プラットフォームが限られる
→メルカリ・ラクマ・ヤフオクなどで禁止
・ライバルが多く利益が確保しづらい
→DS形式で販売できる問屋が少ない=ユーザーが集中し値崩れが起きる
・ツールを使わないと作業時間が膨大
→DS形式は出品数が多くないと利益額が増えない
→商品リサーチと出品に膨大な時間がかかる
→在庫数を常にチェックする必要がある
・発送日を自分でコントロールできない
→発送はサービスを提供している事業者が行います
→購入者の◯日以内に欲しいなど配送に関する細かなニーズには答えられません
メリット
・資金ゼロでも始められる
→netsea、バイヤーズ などの無料で利用できる問屋サイトがある
・販売してから在庫を入れるので資金不足にならない
→販売価格を間違えなければ資金がなくなることはありません。
・新品の販売なので特殊な免許やスキルが不要
→新品販売は他のリユース販売よりも知っておくべき商品知識やスキルは少ない
→ネットのSEOや画像加工、作業の自動化など、パソコンが得意な人に向けのビジネスモデルです
DS形式で気をつけないといけないのは、有料の会員制のサイトの存在です。
サイトの実体を確認しない限りは契約してはいけません。並べられている商品、販売回転数、出品数、サイトに登録されている在庫数の4点は必ず確認してください。
一部のいい商品は在庫1個で、その他の魅力的でない商品で取扱商品数をカサ増ししているところも多いです。
最初に始めるならバイヤーズのネコポス対応商品がお勧めです。
バイヤーズ
2.店舗せどり(初期費用:約3万)
店舗せどりを始めるにあたって、最初に触れて欲しいのが古本せどりです。
古本せどりはブックオフなどの古本屋を使った転売です。
中古品は本来であれば売買するのは古物免許が必要です。そのため、古物免許取得関連費が約2万円必要です。初期資金のなかに入れて計算しています。
古本せどりを勧めるのは、自分が読んだ本の処分であれば私有財産の処分扱いとなるからです。
初期資金が1万でも始めることが可能です。
(継続的に大量に販売するのであれば取得しましょう)
デメリット
1.仕入れ商品を探すのに時間がかかる
→一つずつ本のJANコードをスキャンして単価を調べるリサーチに時間がかかる
2.リサーチツールが必要
→競合販売者の在庫数と、商品の回転数を知る必要がある為、リサーチツールが不可欠。
3.古本屋が近くに複数軒ないと仕入れが滞る
→ひとつの店だけでは仕入れる商品が枯渇します
メリット
1.低資金で始められる
→1万円〜2万円で約100冊の在庫を揃えられます(ブックオフ100〜200円棚、古本市場80円棚で揃えます)
2.本がたくさん読める
→トレンド本でない限りは数日手元にあるので本を読む時間があります
3.トレンドを知ることで世の中がわかる
→よく売れている本をリサーチすることで、流行ってる本がわかり、世の中の流れがわかります
店舗せどりは販売価格に差がある商品の在庫を大量に収集することで販売を伸ばすタイプの利益構造です。
仕入れる段階で価格差がある商品が仕入れ対象です。
(本でのおすすめは医療系、ビジネス系、新書、歴史、画集)
店舗が近隣にない場合、ブックオフオンラインや、楽天市場の古本取り扱い店から購入して販売に回すこともできます。
店舗仕入れは
価格差・商品の回転スパン・競合業者の在庫数
の3つを必ず確認する必要があります。
なぜなら、利益幅は20%〜30%取れたら良い方なので、お金の流れを考えないとすぐに資金がなくなるからです。
この古本せどりをお勧めするのは、ゲーム・DVD・アパレル・家電と応用ができます。
新品・中古関係なく、応用可能です。
ただし、商品を変えると初期資金は変わります。
現在は、無料のリサーチツールだったモノレートが閉鎖された為、店舗せどりの参入障壁は若干あがっています。
古本・ゲーム・DVD販売のプラットフォームは、Amazonが一番むいています。
Amazon参入は敷居が高いように感じますが、手続きは免許証・クレカ・銀行口座があれば可能です。
スマホから出品ができます。
Amazonはメルカリと比較するとユーザー数が桁違いに多いです。
ニーズのある商品は必ず売れますので、DVD・ゲーム・家電と派生させていくのであれば早めに登録しておくことをお勧めします。
Amazonセラーセントラル
https://services.amazon.co.jp/promotions/smb.html?ld=SEJPSOAgoog_ma_pc_seller_05_bro_smb_asret
Amazon向けのリサーチツールを無料揃える場合は、
スマホアプリ アマコード
(価格差の比較・競合在庫数の確認)
https://apps.apple.com/jp/app/amacode-%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%B0%82%E7%94%A8%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB/id1182809130
スマホアプリ モノゾン(回転数の確認)
https://apps.apple.com/jp/app/monozon/id1161435510
WEBサイト keepa(価格の遷移)
https://keepa.com/#!
がお勧めです。
全て無料のアプリです。
有料ツールもあるようですが、検証していない為、ご紹介はできません。
店舗せどりはツールの有料販売業者が多い分野です。
本当に使い物になるツールかどうかはよく確認して契約するようにしてください。
さて、私が実際に資金に余裕がなかった時のビジネスモデルを紹介しました。
これからこの消費者が消費者に販売を行うというビジネス(CtoCといいます)の流れは、より大きくなっていきます。
市場規模もまだまだ伸びます。
新型コロナは、CtoCを絶対に加速させます。
メルカリなどのフリマアプリ、ヤフオク、アマゾン。
参入可能なものはとりあえず登録したらいいです。使ってみるともっといいです。
騙されたって思われてもいいです。
やってみませんか?
万人が絶対に成功できる、と言えるビジネスモデルはありません。
あなたが成功できるビジネスモデルは、あなたが実験して、検証して、考えることでしか見つかりません。
やってみましょう。
気軽な気持ちで。
やってみましょう。
生活に困らない範囲で。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回もお会いできることを楽しみにしております。