【考察】スプラトゥーン甲子園のナワバリバトルにおける後衛枠の考え方
どうも、望月もちです!
「第5回スプラトゥーン甲子園」かなり盛り上がってますね。
ナワバリバトル好きとしては、アツい試合を多く観戦できてとても嬉しいのですが、
スプラトゥーン甲子園のナワバリバトルにおける後衛枠って何が正解なんだ?
と思ったこと、一度はあるんじゃないでしょうか?
もちろん、チームの数だけその答えがあると思いますし、何が正解で何が間違いというのはないんでしょうが、
現実問題として、後衛枠がチャージャーのチームの優勝は数が少なかったり、なんとなく「エクスプロッシャーがオフラインでは強い」なんてことも言われていたりするわけです。
そこで今回は、ナワバリバトルにおける後衛枠の(個人的な)考え方を述べた上で、どのブキを選択することが勝率に繋がるまでを 主観で 考察していきたいと思います。
そもそも後衛枠って何が当てはまるの?
まずは今回の記事のキーワード「後衛枠」にどのブキが当てはまるのかをハッキリとさせておきましょう。
人によって異なるでしょうが、個人的には・・・
・チャージャー(スプラチャージャー系・リッター4K系)
・長射程スピナー(バレルスピナー系・ハイドラント系・クーゲルシュライバー系)
・エクスプロッシャー属
・ジェットスイーパー属
このあたりだと考えています。
後衛枠に求められる条件として、
「防衛に必要な立ち位置から、前線の戦闘に何らかの形で参加することができる」
「相手の後衛枠に対して同等以上の射程で戦うことができる」
「相手の前線に対して射程のアドバンテージを活かし戦うことができる」
があると思っているため、これらを満たすことができないダイナモローラー系や14式竹筒銃系などは、後衛枠としてはカウントしないと考えています。
それぞれの特徴を見ていこう
当たり前の話ですが、各ブキにはそれぞれ特徴があり、それがスプラトゥーン甲子園のナワバリバトルにおいて真価を発揮できるか否かが割とハッキリと決まっていると考えています。
詳しく説明すると、
【チャージャー】
・基本的に0ダメージか100ダメージしか出すことができないので、味方の前線の攻めに積極的にサポートに入ることができない(味方が戦闘で80ダメージとか削っても、残りの20ダメージを出す方法が無い)
・相手のスペシャルウェポンを抱え落とす性能はピカイチ。
・キューバンボムピッチャーを採用できる点が優秀。
・オフライン環境の影響を多大に受ける。
【長射程スピナー】
・クーゲルシュライバー以外は純粋にブキ性能が低い。
・クーゲルシュライバーを選択すると、後衛枠には適していないジェットパックか、瞬発的なアクションを起こしづらいアメフラシのどちらかを選ばされることになる。
・サブウェポンも貧弱。
・ただしメインウェポンの性能はかなり高く、近距離対面を他のブキよりは苦にしないのが偉い。
【エクスプロッシャー属】
・塗り性能においても味方のサポートに入る性能においても優秀。遠距離から一撃で倒すことはできないが、削る性能に関しては他のブキに勝る。
・ただし近距離対面は相手が甘えてくれない限り不利。
・報告ができないスプラトゥーン甲子園において、視覚で確認することのできるポイントセンサーはミスや相手のワンチャンスをケアできる。
・イカスフィアも含めて、最も事故りにくい後衛枠と言える。
・ただし相手のチャージャーと、イカスフィアなどの強引な詰めに対しては弱い。
【ジェットスイーパー属】
・メインウェポン+クイックボムのコンボでキル性能はそれなりに高く、前線として動くことも不可能ではない。
・ハイパープレッサーは弱体化の影響+イカスフィアの流行+前回大会よりもステージ構造上刺さりづらい為、あまり恵まれたスペシャルウェポンではない。
と言った感じ。
特徴を知った上で、どのブキの何が問題かを解説する
長々と書いていても仕方ないので結論から言うと、
「チャージャーが最も競技シーンで勝ち上がることが難しい」と考えています。
チャージャーの欄で説明した通り、チャージャーは0ダメージか100ダメージのどちらかしか出すことができません。
例えば、味方のL3リールガンがイカスフィアで攻め上がり、爆発で相手を削った場面でも、それを活かすことができないのです。
後衛枠がキルを取るために自分の力でしか解決することができない、僕はそれがチャージャーの絶対的な弱点だと考えています。
チャージャーが味方のカバーリングに入ることができないため、チーム全体が攻め寄りの立ち回りではなく、盤面をコントロールして守り切る戦術になりがちであり、ワンミスで勝敗が覆ってしまいやすくなるのも欠点だと考えています。
また、オフラインは普段のプレイしやすい環境とは違い、繊細なエイムを必要とするチャージャーにとってもやはり向かい風です。
後衛枠がダメージを出すことができない、キルを取ることができないのは、前線にとってもかなりの負担になります。
これらの要因から、ワンプレーで戦況が大きく変わるナワバリバトルにおいて、スプラトゥーン甲子園はチャージャーにとってはかなり難しい環境になっているのではないでしょうか。
残りのブキ種に関しては正直、そこまでの差は無いと考えていますが、
エクスプロッシャー属の欄で説明した理由の通り、エクスプロッシャーカスタムを採用しているチームが最も安定感があるなと思います。
とにかく100ダメージさえ出すことができれば相手を倒すことができる。というのであれば、前線が削りさえすれば残りの体力を持っていく性能に関してはエクスプロッシャーが圧倒的に優秀であり、
塗り性能、ポイントセンサー/イカスフィアの安定感といい、繊細なエイムが無くてもリカバリーが効く点においても、スプラトゥーン甲子園に噛み合った性能をしていると思います。
味方の強引な攻めをカバーリングで正当化できるため、チーム全体で攻めやすくなるのもプラスです。
じゃあチャージャーで勝ち上がるためにはどうすればいいのか
基本的には「試合終了までノーミスでやり遂げる」以外にないと思います。
味方の攻めを正当化することができないため、味方は自分自身で様々なシチュエーションを解決するために、自然とイカスフィア持ちで固まりやすくなります。
(北海道地区大会Day2の優勝チームがL3リールガン・L3リールガン・バケットスロッシャーデコ・スプラスコープコラボが基本編成でした。もちろんそれらのブキやイカスフィア自体が強いので、そのような編成になっただけかもしれません。)
また、チャージャーはパブロ・ヒューとの組み合わせがとても強いと考えていて、
・相手陣地で生存する能力に長けているため、チャージャーのメインウェポンの試行回数を稼ぐことができる。
・パブロが相手に対し近づくためのインク線を、チャージャーが自然と引くことができる。
・自陣に強引に侵入してくる相手に対し、パブロのトラップが有効に機能する。エクスプロッシャーカスタムのポイントセンサーの防衛バージョン。
と言ったような面で、チャージャーにとってはシナジーが生まれやすい並びだと思います。
「ノーミスでやり遂げて、かつパブロ・ヒューとの組み合わせが強い」なんて限定的すぎる!と思うかもしれませんが、それを半年以上前に達成したのが「横浜DeNAベイスターズ(ハイパービーム)」です。
純正チャージャー入りとしては今でも最高の完成度を誇っているチームだと思います。
他にもチャージャー入りで勝ち上がる方法があるのかもしれませんが、現状はこのような結論になってしまいますね。
まとめ
・後衛枠にはそれぞれ特徴があり、チーム全体の立ち回りに合わせることで真価を発揮する。
・チャージャーはスプラトゥーン甲子園で勝ち上がるのは少し難しいブキ。戦略を練り上げることで新たな可能性が生まれるかもしれない。
といった感じで、いかがでしょうか。
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