見出し画像

最高のショータイムを。 松本山雅FCvs藤枝MYFC プレビュー【2022 J3 第12節】

どーもこんばんは、すぴっちです。

今回は今週末に開催される、ホーム・藤枝戦のマッチプレビューになります。・・・藤枝MYFC・・・本当に面白いチームですねぇ。

1.藤枝MYFCってどんなチーム?

初顔合わせとなる、藤枝MYFC。正直、岩間雄大が所属しているチームとしか認識していない。果たしてどんなチームなのか。

1-1. 須藤監督のもと、最高のエンターテイメントを目指す

藤枝MYFCを語る上で外せないのは、須藤監督だと思った。

2022シーズン就任時のコメントが以下の通り。

【サッカーはエンターテイメント】だという言葉を発しております。
<省略>
それでも超攻撃的で直向きに走り、仲間の為に闘い、スペクタクルを表現する。観ている方に感動や勇気、希望、非日常空間を感じていただき、心を震わせるサッカーをという『藤枝スタイル』を表現したい!

藤枝MYFC, 須藤大輔監督 2022シーズン続投のお知らせより抜粋

ここだけでも滲み出ているが、自分のスタイルに相当な熱量を持っている人。試合後の監督コメント、特にエルゴラの選手名鑑を読んでほしい。本当に熱い信念を持っている監督。

選手名鑑の情報も付け加えると、エンターテイメントを提供するために・・・
・超攻撃的に直向きに走る
・常にボール保持し,守備の時間をなくす
・相手よりも1点でも多く取る
ということを実現しようとしている模様。

1-2. 最近のエンタメっぷりがやばいです

 そんな須藤監督のもと、エンターテイメントな超絶怒涛の攻撃チームを目指す藤枝MYFC。恐ろしいことに、実際ここ最近の試合は波に乗ってきている。

直近5試合だと、16得点。その内4試合は複数得点。それだけでもすごいのに、(天皇杯の疲れもあったとは思うが)あのカテナチオ・福島相手に6得点とか・・・何じゃそら。

football-lab様より抜粋

1-3. リスクを恐れず、1つでも多くのゴールを狙う

どうやってそんな超攻撃サッカーを実現しているのか。

基本陣形は、3-4-2-1。少なくとも今シーズンはずっとこの形。

藤枝MYFCの試合を見て感じたことは、「ボール保持・非保持問わずリスクを恐れず常にゴールを狙っている」ということ。

まずは、ボール保持。
WBが最前列に上がり 5TOPのような形を基本とする。CH1枚が中央CBの左右どちらかに降りて、ボールを前進させていく。CHではなくGKがビルドアップに加わることもチラホラ。また、左右CBの1枚が、本当に当たり前の様に高い位置を取る。

前進を進めていった際も、恐れずどんどん人数をかけて攻めていく。左右CBの1枚も攻撃参加するし、CHも最前列にまで顔を出す。

福島戦だけでいえば、左CB#4秋山が大外をとってクロスを上げる・・・という場面が何度もあった。

続いてボール非保持。
ここでも、リスクを恐れず前へ前へと迫力を出してくる。WBは相手SB(WB)にプレスをしかけ、CH(特に#7鈴木)が相手アンカーにプレスをしかけ。相手陣地内で奪って、即ゴールを狙う・・・という意識を強く感じた。

ボール保持では、相手の急所を人差しする様な縦パスをためらいなく出す。ボール非保持では、ためらいなくハイプレスをする。藤枝はいついかなる時もゴールを1点でも多く取るためにリスク恐れずにプレーを選択している。やるか・・・やられるか・・・そんな感じに。

3.山雅はどう立ち向かうのか?

果たして、藤枝MYFCのエンターテイメント・サッカーに対して、山雅はどう立ち向かうのか。

3-1. 予想スタメン

以下のように 3-4-2-1と予想。前線3TOP+αでハイプレスを仕掛けて藤枝MYFCとカオスなサッカーを作り上げてほしい。そんな願いを込めましたw


3-2. CH#7鈴木&#18水野に自由を与えないこと

ポイント1つ目。CH陣を自由にさせないこと。

ボール保持時は、最終ラインに降りてビルドアップもするし、気づけば攻撃に厚みを出すために最前列まで上がっていたりする。ボール非保持は、3TOPにもっとプレス行けよ言わんばかりに中盤からガツガツプレスをかける。どの場面でも2CHが目立っている。

データにも表れている。football-lab様のデータを見ると、J3のチャンスビルディングポイント>パスの項目において、この2人がTOP3に入っている。

football-lab様, 2022 J3 パスポイントランキングより抜粋

藤枝MYFCの攻撃はこの2人によって回っていると言って過言はない。この2人に自由を与えない様にして試合を進めていきたい。

3-3. 動き回る相手のスペースを突くこと

ポイント2つ目。スペースをついて攻めること。

藤枝さんの守備は、スペースを埋めるよりも 押し出て人につく意識が強い。ボール保持時はそのスペースを見逃さず攻めていきたい。

狙いどころとしては、両WB裏、およびCHが出て空いたスペースか。

4.おわりに

藤枝MYFCを調べていく中で思ったこと、

・・・めちゃくちゃ今週末の試合が面白そう!!!

前述した通り、藤枝MYFCはリスク承知でガンガン前に出ていくスタイルで、意図的に試合のテンポを上げるチームです。山雅も切り替えを強みにしているため、より一層テンポが上がりそう。・・・これは相当カオスな試合になりそうじゃないですかw

相手陣地にいると思ったらカウンターを受けて自陣に戻り。そして瞬く間に相手陣地に攻め返したり・・・と。(いわきFCvs藤枝MYFCがそんなゲームでした)

ぜひ藤枝MYFCと一緒に、心振るわせる、最高のエンターテイメントなゲームを作り上げましょう!!!
・・・もちろん、勝ち点3を取れると尚良しです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それではまた。