現代でも生きている魔女伝説。ルーマニアでは2011年1月1日に魔女が職業として認可性に!
ジャンヌ・ダルク
フランスとイギリスの百年戦争当時、田舎に貧しく生まれた
ジャンヌ・ダルクは神の掲示を受け、圧倒的に不利だった
戦争に参戦
フランス軍を率いて見事にイギリス軍を撃退したものの
ブルゴーニュ公国軍の捕虜となりイングランドに引き渡され
異端児として判決され、1431年に魔女として火刑にされた
その25年の後、1456年に復権裁判を受け1920年には
列聖されフランスの守護聖人となった
魔女とは何者?
キリスト教の布教と色濃く関係しヨーロッパにも以前は
風土と溶け合った多神教が盛んで、当時は、魔術師と呼ばれていた
タロットカードや占星術を扱う占い師や
助産婦、信仰療法を扱う、媚薬、毒薬、避妊薬などの
薬草治療師などが概ね魔法使いと呼ばれ、土着信仰から
生まれた超自然的な力を発揮する人々を魔術師と呼んだ
キリスト教が幅広く布教され、奇跡(超自然的パワー)は
神と聖人の専売特許とされたため魔術師が異端の悪魔の手下と
断定された
そして中世になり貧富の差が拡大し、人口増加と疫病の蔓延が
繰り返され社会不安が深刻化した際にスケープゴートとして
魔女が誕生し魔女狩りが広がった
現代にも生きている魔女たち
インドの田舎では、無闇に魔女と呼びつけ
リンチによる殺害に至る魔女狩りが、この20年で
3,000件にも及んでいる
ルーマニアでは2011年1月1日に労働法の改正で
魔女という職業が認められた
そして今日、再び物質文明から精神文化の時代を迎え始め
超自然的なパワーを発揮する古典技術の継承者たちに
脚光が浴び始めている
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