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カルマの法則 わかりやすく

Youtubeで聞きたい方はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=4FJ1VLVc-3M&t=269s

皆さまこんにちわ。

この世にはカルマの法則という1つの真理があります。
私たちが生きて行く中で、試練や困難というのはなぜ訪れるのでしょうか?

カルマの法則を知ればその理由がおわかり頂けると思います。
それではごゆっくり御覧くださいませ。

目次

  1. カルマの法則とは?

  2. 負のカルマの連鎖を断ち切る

  3. カルマの法則と病気

  4. カルマの法則は愛の法則

  5. カルマの法則と魂の成長

  6. カルマの法則と大我(たいが)

  7. カルマの解消法

カルマの法則とは?

 あなたが今置かれている環境は、自分の心の態度を鏡のように映し出しています。これは波長の法則と一緒で、自分の行動が日々の生活に大きな影響を与える、という重要な法則の一つです。

これに続いて皆さまに伝えたいのが、カルマの法則です。この法則を理解すると、自分の力で日々の生活に幸せを引き寄せることが可能になります。

カルマの法則とは、一般的には「自分で蒔いた種は自分で刈り取る」というように、原因と結果を示す言葉です。自分が不幸だと感じているなら、それは自分の過去の思考や行動が原因で、その結果はすべて自分に戻ってくる、という意味です。

私たちの人生の中で、何か後ろめたい行動をした後に、その結果が自分に戻ってきたという経験はありませんか?それは、自分が行った行動が必ず自分に戻ってくるというカルマの法則の表れです。

人の悪口を言うと、自分もいつか人から悪口を言われます。反対に、人に親切にすると、違う形で自分に親切さが戻ってきます。これらの現象は全て偶然ではなく、必然です。

カルマの法則は、スーパーコンピューターのような精度で起こり、あなたの幸福は全てあなたの心が反映している、ということです。したがって、幸せになりたいならば、人々に幸せを与えればいいのです。それは、他人のために愛情を示すことが、最終的に自分に戻ってくるということです。


負のカルマの連鎖を断ち切る

カルマの法則を知って、自分がやった行いは自分に返ってくるというのがわかって頂けたかと思います。しかし、現実はそう簡単にはいきません。

私たちは完璧ではないので、自分の利益のために他人を騙したり、他人を妬んだりすることもあるでしょう。マイナスのカルマを生み出す行動をした場合、その結果は必ず自分に戻ってきます。マイナスのカルマの連鎖を断ち切るためには、どうしたらいいのでしょうか?

その答えは、たとえ自分が辛い経験をしても、相手に報復しないということです。相手に報復することで、自分自身がまたマイナスのカルマを生み出すことになってしまいます。また、報復する行動は自己の成長を妨げ、自分自身の波動を低下させる可能性があります。

カルマの法則は、自分の行動が自分自身に影響を与えるという点で、波長の法則と似ています。しかし、大きな違いは、自分に戻ってくるカルマが、自分が自分自身に与えた試練であるという点です。

自分に起こる出来事には偶然はなく、それぞれに意味があるのです。つまり、カルマによってあなたに戻ってくる試練は、あなたの魂を磨くために存在するのです。

人から嫌われる経験を通じて、嫌われるという苦痛や困難を理解することができます。このような経験を通じて、自分の成長や理解が深まるのです。

今までざっと説明させて頂きましたがご理解頂けましたでしょうか?
中には自分のしたことは良いことも悪いことも自分に返ってくる、自分で蒔いた種は自分で刈り取るようにできていると聞くと、

神の罰とかバチが当たるなんて考える人がいるかもしれません。
しかしカルマは何も神様の意地悪ではありません。むしろその逆です。

ですから、どんな困難な状況に直面しても、これを避けるのではなく、自己の魂が自分自身に提供する学習の機会と捉えてみてください。つまり、あなたを厭む人がいるとすれば、その人はあなたに恨まれる経験を提供してくれる重要な存在ということです。

だから、他人からの小さないじわるに遭遇したとしても、そういった経験を提供してくれることに感謝します。その心構えが重要なのです。他のネガティブなカルマも全て同じ視点から捉えられます。

つまり、人を騙した人は騙されることの苦しみを学び、他人から何かを奪った人は奪われることの苦しみを学ばなければならないのです。何度も強調しますが、あなたにとって大事なことは、恨み返すことや報復することではなく、自身の経験を深く省みて、ポジティブなカルマを積み重ねることです。


カルマの法則と病気

カルマの法則について基本的な理解を深めたところで、皆さまから質問が多かった内容の回答をお話させて頂きたいと思います。

それは「病気もカルマの一部なのか?」という質問です。
これは残酷に聞こえるかもしれませんが、自分自身に起こる全ての出来事はカルマの結果と考えることができます。

カルマには2種類存在します。一つは自己の魂によるカルマで、これは自分自身の過去世やそれよりも前の世から積み重ねてきた経験が集まって現れます。そして、もう一つは現世におけるカルマで、これは私たちが日々生きながら作り出していくものです。私たちは良いカルマも悪いカルマも、毎日作り出していると言えるでしょう。

では、なぜ私たちは毎日カルマを経験する必要があるのでしょうか?それは、霊的な成長のために現世で様々な経験と感動を積む必要があるからなのです。病気は非常につらい経験ですが、逆に言えば、その経験をした人にしか、その病気の苦しみや困難な立場を理解することはできないのではないでしょうか。

人間は経験と感動(喜怒哀楽)を味わわなければ他人の立場を理解することが難しいのです。その意味で、病気に苦しむ人々は、病気を経験していない人には理解できない一面を学び取ることができます。

病気にも3つのタイプがあります。
一つ目は「肉体の病」で、これは過労や不摂生などが原因となって現れます。これもまたカルマの一種です。過度な不摂生を行った結果として、自己を反省する必要があるというメッセージが込められているのです。

二つ目は「思い癖の病」で、これはカルマの典型的な形です。実は、日々の生活の中で人を恨んだり妬んだりする傾向のある人は、鼻や呼吸器に問題を抱えやすいと言われています。狭い心が呼吸まで苦しくなるという現象です。

三つ目は「宿命の病」で、これは魂の経験によるカルマです。過去世やそれよりも前の世で積み重ねてきたカルマが、生まれつきの病という形で現れることがあります。

多くの経験と感動(喜怒哀楽)を積み上げて、さらにカルマを解消したいと望んだ魂が病という試練を選ぶのです。ですから、スピリチュアルな視点から見れば、生まれながらに病を持つ人は高い志を持って生まれてきたとも言えます。

私たちは皆、最後は死という現象を迎えることになります。その生涯の終わり方、たとえば病気や事故なども宿命のカルマと言えます 。

では、良いカルマを積み重ねるためには、日々の生活で何を心掛ければよいのでしょうか?実は、何気ない笑顔一つでも、ネガティブなカルマをポジティブなカルマに変える力があります。だから、明日からのあなたの言葉、思い、行動を、ポジティブで愛に満ちたものにしてみてください。

カルマの法則は愛の法則

 この世界では、我々が行った行為、それが良くもあれ、悪くもあれ、それらは自分に戻ってきます。自分で蒔いた種を自分で収穫するように。

この考えを聞くと、一部の人々は、それを神の罰や運命の鉄槌と解釈するかもしれません。しかし、実際には、カルマは神の意地悪ではなく、むしろその逆です。カルマの法則は、実際には神の愛に包まれた素晴らしい法則なのです。次に、その理由をお話させて頂きます。

カルマの法則は、なぜ愛の法則なのか。その前に、皆さんに思い出していただきたいことがあります。それは、私たちが先に話したグループソウルの存在です。私たちは、このグループソウルから切り離され、現世に生を受けました。

そして、このグループソウルは、グループ全体の浄化と進化のために再生を繰り返し、神に近づくことを最大の目標としています。

それでは、その目的を達成するために、現世に生まれてきた私たちに必要なものは何でしょうか。それはやはり経験と感動です。私たちの魂は、現世での様々な経験を通じて進化していく霊的存在です。その意味で、カルマの法則は極めて重要なのです。

なぜなら、カルマの法則は、あなたが無意識に行ったマイナスの行為をあなたに返し、その過ちに気づき、改める機会を与えてくれるからです。そのため、カルマの法則はスピリチュアリティの教えの中でも最重要なものとされています。

人間はカルマを抱えて生まれ、現世での未熟さを経験することによって、魂を成長させています。先に述べた通り、カルマの法則は愛の法則と言えます。その理由をこれから詳しくお話させて頂きます。

皆さんは「アカシックレコード」という言葉をご存知でしょうか。過去から現在、そして未来のすべての出来事や人間の行動、思考、感情は全て完全に記憶されている、という概念です。これは、かつてエドガー・ケーシーが提唱したもので、私たちが死後どのような営みをするのかを決定する重要な要素と説明しています。

精神的な世界には差別は存在しません。だからこそ、現世で生きている間に、挫折を乗り越え、多様な経験と感動を通じて人を深く愛することを学んだ魂は、より高次の段階に進んでいくことができます。

私たちが死んだとしても死後に何者かに裁かれることはありません。それよりも、カルマの法則により自分自身の行動が自分に返ってくるようになっています。失敗を犯しても、そのカルマが帰ってくることで、学ぶ機会は常にあると言えます。

それでは、皆さまが人生を輝かせるために、カルマの法則を霊的観点からみてみましょう。私たちが生まれ変わる理由は何でしょうか。それは人生のプラスとマイナスをゼロにするためです。生まれ変わるということは、その時点で多くのカルマを抱えて生まれてくるということです。

波瀾万丈な人生を送る人は、その分だけ多くのカルマを抱えていると言えます。しかし、一方で、「もし生まれた時に自分のカルマを覚えていれば、すぐにカルマを解消できるのに」と思う人もいるかもしれません。

それには理由があります。私たちの魂は、肉体に宿るとき、その使命とも言うべきカルマを忘れてしまうのです。

なぜそうなっているのかというと、それは人生の出来事が突然起こるからこそ、私たちの本質が現れ、感動が生まれるのです。そして、その感動こそが私たちの人格を高めてくれるのです。初めからわかっていればなんの感情の振れ幅も経験も0ですよね。

死後も生まれ変わることによって、自分が背負った魂のカルマを解消できる。その意味で、カルマの法則は素晴らしい法則と言えるでしょう。」


カルマの法則と魂の成長

 地球上には多様な国があり、文明が発達し豊かな国もあれば、そうではない国もあります。あなたがどこの国に生まれるかというのも、あなた自身が選んだ道であり素晴らしいカルマの法則によって魂の成長を促す手段なのです。

魂の成長とは何でしょう?それは愛です。
そもそも真の愛とは何かというと、それは自分がどんな状況にいても感動し経験を重ねていくことです。

この世での悲劇も全ては愛によって解消されるという事を私たちは学ぼうとしています。生きていると様々な問題が起こりますよね。それでも自分の問題を自分で解消し、自分を成長させるための手段としてカルマの法則を学ぶ必要があるのですね。

あなたが問題を解消し成長していくときに、あなたは輝きます。あなたが輝けば、あなたの周りも輝きます。そしてあなたの魂は永遠に成長し続けます。

あなたが今の状況に不満を持つことは、自身に与えられた学びの機会から目を背けているのと同じです。私たちがこの世で過ごせる時間は、本当にほんの一瞬のこと。

だからこそ、「今この瞬間」を大切に生きることが、魂の成長という観点からも重要なのです。そして、カルマの法則を通じて学びたいこと、それは「人生は奉仕の場である」ということです。

なぜなら、奉仕は愛を学ぶ道であり、魂の浄化に繋がるからです。ですから、世界はあなたのために存在するのではなく、世界のためにあなたが存在するのです。その事実に早く気づくことをお勧めします。

さて、カルマの法則を学んだ皆さまにとって、本当の幸せを追求するために明日から何を始めれば良いのでしょうか。

その答えは「人間関係は自己を磨く砥石である」という理解を深めることです。あなたの周囲の環境はすべて自分自身の反映であり、どんな人間関係もあなたが創り出したものです。その人間関係こそが自分を磨く機会なのですから、その事実を忘れないでください。

そして、その人間関係の中で、他人を思いやり、他人のために尽くすことが、自己の成長と良いカルマを築く道であります。

だからこそ、自分の幸せのために他人を排除するなんて考えるはずはないですよね。他人がいるからこそ、自己を磨くことができる。そのことを日々心に留めて行動してください。


カルマの法則と大我(たいが)

この地球上で私たちは多くの問題を抱えて生きています。これらのカルマについて考える時、私たちの行動や考え、人生が影響を受けることは理解できます。

しかし、国や地球全体のカルマについては、あなたにそれを改善していく力があるとは感じにくいかもしれません。しかし、あなたのカルマは、あなたが住む国のカルマ、さらには地球全体のカルマにも繋がっているのです。

だからこそ、例えば戦争やテロのニュースを見聞きする時に、自分自身が他人に対して戦争を仕掛けていなかったかどうかを反省してみてください。そして、心の中で戦争を放棄しましょう。私たち自身がそれを行わなければ、地上から戦争が無くなることはありません。

カルマの法則を学んだあなたが、明日からどのような行動を取り、どのように生きていくべきかについて、私からいくつかのアドバイスをさせて頂きたいと思います

カルマの法則は愛の法則と御伝えさせて頂きました。
しかし、その愛を認識し、その愛に応えなければ意味がありません。

その愛とはそれは、神と一体になるため、そして神の分身である自己を愛すること、つまり神への自己愛を指します。ここで注意したいのは、神への自己愛と物質的利己主義の自己愛は全く違うということです。

物質的利己主義の自己愛は、自分を有利な立場に持っていくために自分を大切にすることを意味します。しかし、神への自己愛はその逆で、愛を持って他者に奉仕し、集団の魂を向上させるために自分を愛することを意味します。そして、神の分身である他者を思いやることも、神を愛するということです。

では、私たちはどのようにこの大我の愛を意識し、そして日々の生活に活かしていけば良いのでしょうか。

それは感動を通じてです。人は壮大な夕日や朝日を見た時、美しい音楽や芸術に心が奪われた時に感動を味わい、涙を流します。その感動の瞬間こそ、私たちが魂の内に宿る神を感じ、大河の愛を体験する瞬間なのです。

大我(たいが)とは、別の言葉で言えば神、または無償の愛そのものであり、私たちが現世で感じる美しさを大切に生きることが重要です。

現世は、自分だけを愛する自己愛から逃れ、生涯を大我へと変える学びの場とも言えます。カルマの法則は、私たちが大我に気づき、それを表現するために存在します。


カルマの解消法

次に、カルマの法則に関する疑問や質問にお答えさせて頂きます。
ある程度の年月を生きていれば、誰もが過去に友人関係でトラブルを経験し、それが未解決のままの場合もあるでしょう。

そういったときに、後々になって自分が間違っていたと気づくこともあります。その場合、どう詫び、どう償うべきかを考えることが大切です。

その詫びの方法として、具体的にいうと、現在も連絡が取れる人に対しては、実際に言葉で謝罪することが一つの方法です。

また、直接の謝罪が相手に不快感を与えてしまうと思う場合は、手紙を送るのも一つの方法です。ただし、大切なのはその返事を期待しないことです。

もし相手からの「許したよ」という返事を求めているなら、それは本当の反省や償いではなく、自己愛や依存心の表れになります。そのため、直接謝罪する場合も手紙を送る場合も、結果を求めず、自分が伝えられることを大切にするべきです。

また、会うことができない人への謝罪の場合や、亡くなってしまった人への謝罪の場合も、テレパシーを通じて心からの「ごめんなさい」という思いを送ることができます。その場合も、心から思うことが大切で、その思いによりカルマは解消されます。

人それぞれの魂にはステージがあり、そのステージに合った事柄に魂が反応します。その反応は、自身の経験や感動から生まれます。それぞれの人間が感じ、反応する部分は異なりますが、最終的には全ての面を輝かせることが理想です。それが生まれてきた理由でもあります。

自分の魂レベルが低いと感じる人もいるかもしれませんが、劣等感を抱く必要は全くありません。むしろ、さらに経験や感動を積み重ね、多く神秘や愛に気づけるようになることを目指しましょう。

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