『原神』におけるメインアタッカーとはダメージを稼ぐキャラクターには限らないらしいと知った日。

お疲れ様です。オープンワールドゲームはコントローラから手を離すタイミングを見逃しがちで気づいたら時計の針が想定外の箇所を指していることが多い井の中の蛙っす。

稲妻実装と同時にプレイ再開した『原神』。基本的にはオープンワールド散策するのたのちい! を方針に遊んでいるのですが、星4の凸も進んだし星5も何人かお迎えできたしなので、ちょっと螺旋に手を出してみようかと気の迷いを起こしました。
案の定返り討ちにあったのでいくつかのサイトを漁ったのですが、イマイチ用語の意味が分からず混乱。整理する為に自分なりに「こういうことかな?」をまとめてみようと存じました。

第一弾の結論としては
「どうやら、メインアタッカー≠メインダメージソース、らしい」
です。結論書いたので以下は未読でも無問題っす。
また、第一弾と書きましたが、第二弾を書くかは不明っす。

1.『原神』のダメージソースに通常攻撃が選ばれることは少ない

『原神』でダメージを稼ぐ手段に通常攻撃(重撃・落下攻撃を含む)を選択するキャラクターは多くないっす。大抵は(単独で暴れるか他元素と組み合わせるかは異なるものの)元素スキルまたは元素爆発がダメージを稼ぐ手段となります。
通常攻撃でダメージを稼ぐデザインになっているキャラクターは、大抵元素スキルまたは元素爆発が通常攻撃を強化するものになっているはず。すなわち、それらのキャラクターも通常攻撃ではなく元素スキルまたは元素爆発でより多くのダメージを稼ぐキャラクターと考えられます。

具体例としてはショウ(変換できない)が挙げられるっす。ショウは元素爆発中の通常攻撃を風元素化し、火力と範囲を向上させます。元素爆発しない通常攻撃も倍率は高いらしいですが、一切元素爆発せずに通常攻撃を振るい続ける動かし方をするプレイヤーはそう多くないはず。

そして、元素スキルまたは元素爆発がダメージソースとなる以上、単独キャラクターにはどうしてもスキルCT(クールタイム)や元素粒子チャージを待つ「(効率良く)ダメージを稼げない時間」が生まれます。この時間をどうカバーするかがパーティ編成の考え方のひとつとなります。

2.W(メイン)アタッカーとサポーターとサブアタッカーとは

単独キャラクターが(ダメージを稼ぐ点で)機能しない時間をどうカバーするか。いくつかの記事を読んだ印象では大きく分けて2つの方法があるのかしらと思ってるっす。

1点目はシンプルに、他キャラクターに交代する方法。片方が(ダメージを稼ぐ点で)機能しない間はもう片方でダメージを稼ぐ、を繰り返し続ける運用。多くの記事でWアタッカー編成と書かれているものは、このパターンな気がしています。

2点目は他キャラクターではダメージを稼がず、元素粒子を稼いだり翠緑装備風元素キャラクターで耐性ダウンしたりしてCT明けのお膳立てをするパターン。同時にCT明けに元素反応等でより多くのダメージを稼げるようにするキャラクターも起用されます。前者はサポーター、後者はサブアタッカーと呼ばれている印象。

この2パターンは共存不可ではなく、むしろ併用させながらパーティ編成されてたりします。そもそも『原神』のパーティは4人で、Wアタッカー編成だと2人しか使わないことになるので、2枠余っちゃいますし。とは言え、こうして区分して認識しておいたほうが、『原神』の攻略記事は読みやすくなると考えています。
さらっと書かれますからね、Wアタッカー編成とか。

3.表に出ているキャラクターが常に最もダメージを稼ぐわけではない

『原神』の攻略記事を読んでいて一番混乱したのはこの仕様でした。
元素スキル・元素爆発の一部にはキャラクターが控えに周っても維持されるものがあります。香菱の師匠の技や、行秋の古華奥義ですね。この仕様により、表に出ているキャラクターが1戦闘におけるダメージ比重のトップにならないことが起こり得ます。

例えば香菱の元素爆発に溶解を乗せてダメージを稼ぐパーティの場合。氷元素付与時のダメージにも依るかもしれませんが、基本的に最もダメージを稼ぐのは香菱になるでしょう。表に出ているキャラクターに求められる機能・役割は、香菱の元素爆発に合わせた氷元素付与。ダメージも高いほうがより良いですが、目的は香菱のダメージを伸ばすことなので、氷元素付与さえできれば問題なかったりします。

こういうパーティ、割とよく見るんですが、大抵香菱はサブアタッカーと記載されているんですよね。メインアタッカー重雲・サブアタッカー香菱みたいな。用語整理ができるまで、ダメージ稼いでるのは香菱じゃない? と思ってたっす。

4.『原神』攻略記事におけるメインアタッカーとは

ここまで極力メインアタッカーなる用語を用いずに記事を書いてきました。どちゃくそ書きづらかったですし、結果的にどちゃくそ読みづらい記事にもなってる気がします。
それでもメインアタッカーなる用語を使わなかったのは、メインアタッカーなる用語からは「メインでダメージを稼ぐキャラクター」なる誤った印象を受けてしまうからです。受けません? 実際大混乱したので、この記事を書いているっす。

『原神』攻略記事において、メインアタッカーは「表に出ている時間が長い(直接ダメージを与える)キャラクター」以上の意味はないと思われます。サブアタッカーは「表に出ている時間の短い(直接ダメージを与える)キャラクター」です。ダメージ比重は関係ありません。なので、サブアタッカーでダメージを稼ぐデザインのパーティも多々あります。ゲームに慣れてる方ならすぐに理解できるんでしょうが、上述の通りメインアタッカー=ダメージを稼ぐキャラクターの認識だった私は、パーティの動かし方が全く分かりませんでした。いくつかの記事を読み漁って何とか理解したつもりでいますが、ゲーム不得手畑の住人が理解するのは時間がかかるのでは……?
せめてパーティ編成を載せる攻略記事は誰がダメージを稼ぐのか、すなわちどのタイミングで元素スキル・元素爆発を打つのかも併記してほしいなあと思いつつ、それはゲーム不得手畑の我儘なんだらうなと自省して、本日の記事を締めたいと存じます。

付録.ニートにならないアタッカー

上で大抵のキャラクターはCTの関係からダメージを稼げない時間があると書きましたが、例外もいます。
そのひとりが甘雨です。甘雨は重撃によってダメージを重ねるデザインなので、ダメージを稼げない時間が存在しません。また、元素爆発は重撃強化ではなく、広範囲への氷元素ダメージ。控えに周っても維持されるので、サブアタッカーの役割も担えます。表でも裏でも仕事できる有能羊。摩耗しないのかしら。

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