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芹沢睦の蠍座的解釈

☆前提☆


奴裳嵐すぴかのTwitterでの一連の呟きの転載なので、断片的な文体ですが、あえてそのままにしています。
期間は2022年12-2023年1月の間です。

☆前提2☆


芹沢睦は、『金色のコルダ』シリーズの3、Another Sky、4、オクターブに登場するキャラクター。神戸神南高校の二年生、楽器はピアノ。すぴかにとってはある種特別な「推し」である。
彼のエピソードを友人のさそり氏(蠍座)に伝えたところ、彼女の「蠍座らしい」独特の解釈が飛び出した。そこから広げて、芹沢についての新たな視点での人物解釈ができるのではないかというのが本稿の試みである。
途中途中で引用するゲームやアニメの本家の画像はコーエーテクモ社など各種権利者に帰属します。しいたけ占いの画像はVAGUE GIRL、しいたけ.先生に帰属します。

ここから本文



「芹沢睦の蠍座的解釈」シリーズ正直めちゃくちゃ興味深い♏🦂

さそり氏はコルダミリ知らだがだからこそ新たな視点が発見できしかも当てはめてみるとかなり納得行くんだよね(ルビパのキャラ造型細部に神宿りすぎ…)

さて、私の芹沢像はこの「プレーンに描いてみた」👇で炙り出されたが、

要するに私から見た「普通の芹沢くん」はこんな感じで表情に乏しく見えているわけだ。人当たりはいいしそつない人ではあるが、あんまり表情が大きく変わることってないよね、みたいな。常に冷静。あんま無闇に笑ったり怒ったり泣いたりしない。

蠍座的解釈によると、
🦂蠍座は常に何かに怯えており、
🦂この人にほんまの俺を見せてええんやろか?
つまり、🦂自分の醜さや未熟さも含めて本当の自分を丸裸に見せられるのか?

って常に探っており、その基準に満たない相手には「別にこいつにはほんまの俺見せんでええか。傷つきたくないし。」って感じで、だから常にスンッ…となっているのではないか。
だから、

🌹あんたにも、ほんまの俺を知ってほしい、ええやろか?(引用動画の冒頭)

の台詞は蠍座的解釈すると実はめちゃくちゃ示唆に富んでいることがわかる、クゥ~ッ!!!味わい深いぜ!

そして芹沢が東&土に「お二人のアホには付き合いきれませんよ」的なことを確か言ってた筈なんですが、この!「おとなしい人当たりのよさ」を外して軽口を叩けるというのが!!蠍座的解釈をすると!!これもかなり「ほんまの俺」を開示してるわけで!!!神南の距離感…ほんと…最高!!!ってなった。

実際、神南にキャーキャー言うモブ女が、芹沢について「あの寡黙さがたまんない」と評しているが、その寡黙さはたぶん「ほんまの俺見せれるかテスト」を満たしてない人用の、仮面。

一方で冥加部長はthe蠍座のわかりやすい人だから常に怯えや傷をあの尊大な態度でミルフィーユにしつつも回りに明言しまくってる人

蠍座の心の底の「怯え」
非常に興味深い…

冥加部長の異常なワーカホリックも、この蠍座的怯えから解釈可能らしい

「お二人のアホには~」
みつかった!これだ!

私の妄想する「神南プレリュード」
①芹沢は、神南一の実力者である東金に自分から売り込みに行く。(戦略や立ち回りなどを、彼から学べそうだと見込んで)
②東金、芹沢を試すために実務を振ってみる→芹沢優秀
③一方で、芹沢のそつのなさに引っ掛かりを覚えている東金。彼の慧眼は既に芹沢の「蠍座的怯え」(=🦂この人にほんまの俺を見せてええんやろか?つまり、🦂自分の醜さや未熟さも含めて本当の自分を丸裸に見せられるのか?って常に探っており~)、つまり、人当たりのいい仮面を株って過ごしていることを見抜いていた。
④わざと芹沢を怒らせるような何かを仕掛ける(業務量が無茶苦茶、など内容はなんでもいい)
⑤芹沢がぶちきれる「あんったほんま…!いい加減にせえや!」
⑥芹沢は青ざめる。「しまった…!」芹沢は今まで母親の我が儘を聞いてきたり等、「人当たりのいい執事的振るまい」でしか人と接してこなかったから。
⑦東金に失望されたのではと青ざめる。(「ほんまの俺」を誰かに肯定された経験がないから)
⑧しかし、東金は豪快に笑う
「ようやく本当のお前を見せてくれたな」

※⑥は詳しくはこれ👇
ーーーー
芹沢の、母親から無理矢理女装させられていたエピソードとか、ピアノの習い事も女の子みたいで嫌いだった、というエピソードから「あるがままの己を否定されてきた」という闇が読み取れるのはさすが蠍座の擬人化のような女・さそり。
ーーーー
こんな感じで東金(+土岐)に心開いてったんじゃないか

東金は、自分の芯を持ち、強気で正直に反抗してくる人が好きっぽいから

常にすっぱだかふんどし(※たとえ)で体当たりでぶつかりまくるみょーがぶっちょは常に血だらけ(※これはほんとう)。

それが嫌だからむつみは常にガッッッチガチの武装状態(※たとえ)。

Cf.
今週のしいたけ占いの蠍座は「THE蠍座」を理解するのにかなり示唆的なことが書いてあるな。

行動の根底の怯えと、そこから命がけで暴走していくという激しさ、これこそ蠍座っぽい。

蠍座の心は常に泣いているし体は常に血だらけ(※例えです)
難儀…(興味深い)

12/20の週。

むつみが東土にたいして「なんでただの高校の先輩にそこまでしてあげてんの!?弱みでも握られてるの!?」ってくらい奉仕してるのも、むつみの蠍座的性質なのかもしれない。
(ややロマンに寄りすぎた見方をすると、むつみの中で「血より濃い絆」の「家族」認定されてるのかも)


魚の話の後の選択肢「おなかすいた」で好感度上がる(らしい)のは意外だ。でも、「ずっと見ていたくなる可愛らしさに感謝して」(『ESCORT』より)だから無邪気な人も好きなのかもしれない。

翻って、選択肢「芹沢の声に癒される」では無反応(らしい)。
また、他のシーンの「芹沢についてく」も下がるか無反応(だったはず)。つまり、芹沢を直接的に口説くと無反応か好感度下がる(なんでやねん)。

これももしかしたら蠍座的で、親しくもない人が軽々しく距離を詰めてきたらスン…と冷ややかに距離を置くと見た。たぶん、蠍座は「思い」を重く捉えてるので、軽々しく着いてったり(パーソナルスペの侵害)、軽々しい(と彼からは見える)誉め言葉には「軽々しく言うなや。お前が俺の何をわかってんねん。※」って思ってしまって冷えた反応になってしまうの…かもしれない?
→追記。おそらく彼は自分の顔が嫌いではないかと。「こんな顔に生まれるなら女の子に生まれれば良かったし、男に生まれるなら男塾みたいな容姿で生まれたかった」と自らを呪っているのでは。だから(見た目に関する)イケメンとかカッコイイは彼の心に響かない。また、他の人に見せている普段の姿は「取り繕った執事としての姿」なので、本当の自分でもない表面的な自分をほめられてもなぁ、、、という気持ちなのだと思われる。
そして※のように言い返すのも時間の無駄なのでスンッ…て離れていく。。。あぁ。。。。。

選択肢後の反応、数年前だからうろ覚え、違ってたらすまん

でも「親しくもない人からの軽率ないじり」を芹沢は絶対許さないのは確かだろう

図のやつももしやったら、スンッ…(こいつと仲良くしても無駄やな)ってなるか、下手したらパリーン(恋愛失敗)になるだろう
※土岐は信頼できる人だから例外

図のやつ。


芹沢が「素直な人がすき」な訳がわかったよ。自分は「ほんまの俺」をなかなか出せない人(蠍座的解釈参照)だから羨ましいんだと思う。

「頼まれ事にnoと言えないんですよね」と、「あんたにもほんまの俺を知ってほしい」から、本音や本当の自分を出せてないのは自覚済み。

「あんたに『も』」なのは、東金&土岐は「ほんまの俺を知ってる人」として含まれるから、かもしれない(でも少人数のはず)

ちなみにその発言してもそのゲーム内では攻略できなかったはずだし、リアタイではそこから更に3ヶ月待たされることになる。ガード固い。「攻略まで四年かかった男」。

「蠍座が救われるには?」のキーパーソンとして東金部長を見た時、彼をどんな人として形容したら良いか迷ったのだが、

①「(未熟な人を花開かせるのが好きな)先生」

②「本物が好きな人」
というのがしっくりくるなと感動した。

「先生」気質なのは氷渡くんを見出だしてくれたあたりとか、Another Sky神南でのヒロインへの言動でもとてもよくわかるのだが、「本物が好きな人」という形容は「あ~~~!!成程!」と膝を打った

クオリティという意味の「本物」もあるけど、人間についての「本物」も好きなんじゃないか?と

だから、花開いてない「本物」を見出だして導くのが好き、で、
かつての輝きを失ってしまったかなでちゃん然り、
みょーがぶっちょのために自分を殺してしまった氷渡くん然り、
ああいうのを導くのがシュミなんじゃないかと。
多分出会ったばかりの芹沢も「ほんまの俺」を隠していたのを東金部長が引き出して肯定してくれたみたいな過去があったから慕ってるんじゃないかな?というのは夢見すぎかしら?

東金部長は「自分軸」大好きな人だから、、、

🦀🦂ぴどきゅん→みょーがぶっちょについて

蟹座は「母性の星」なのだが、ぴどきゅんはみょーがぶっちょへ母性を発揮しているらしきところも案外ある感じがして、衣装を縫ってあげてたり、五年後冊子でワーカホリックなのを停電させて無理矢理休ませてあげてたり

ぴどきゅんこと氷渡貴史とみょーがぶっちょこと冥加玲司

結🦂「蠍座が救われるには?」→「母」または「先生」みたいな人

もしかしたら蠍座は「傷つきやすい子供」のような存在を奥底に隠していてそれを守るために血を流し(比喩)歯を食い縛っているのかも…しれない。
だから怖がらないであげてください。

Cf.
Dear さそり a.k.a. the 蠍座♏️(および、私の蠍座観に納得してくれる全ての人々へ)

ここ一週間の「蠍座研究」の報告書を描いてみたわ。まとめると、蠍座という人は私にはこう見えてる。

From すぴか a.k.a. the 乙女座♍️

これはみょーがぶっちょの概念。芹沢くんの場合こういう自己を無理矢理押さえ込んでガチガチの鎧で防御してるイメージ。

🦂みょーがぶっちょは幼い頃両親を亡くし妹をずっと守ってきた人でもあるので、余計に、🦀ぴどきゅんが「絶対裏切らない部下」兼「母的な人」になることで良コンビになるんじゃないか。

学生時代はあんなんだったが大人になるといい関係築けてそう。

みょーがぶっちょはでっかいあかちゃん。

「芹沢は実は上司達のことかなり好きなんじゃ?」説を踏まえてこのシーン見ると、一瞬のシーンだけどとても絆を感じていいよね。

基本的に神南は自分軸の人達なので普段は各々やりたい放題だけど、ちゃんと結束があったんだなっていう。

あと舞台終わってから倒れる、という土岐さんのプロ根性よ。

上のシーンね、芹沢が「最高の演奏でした」みたいなことを言ってたのよ、たしか。普段は「否定形+否定形」でものを言うちょいひねくれものが!まっすぐな肯定形!

私、この絵度肝抜いたんだけど、なんで芹沢はひとんちでまで給仕の手伝いしてんの!?お客さんなんだから座ってなよ!?
8話の「芹沢の椅子ないの!?w」の感情再びだよ。

Cf「芹沢の椅子ないの!?」下記の二枚目参照



もしかして芹沢くんも蠍座的な、自己犠牲奉仕ワーカホリックの人なのかもしれないなぁ、、、と思った

わが乙女座と、かの蠍座の共通点を探ってたんだけど、自己犠牲奉仕ワーカホリックやりがちなとこですねw
方向性は違うんですが。

ちなみにもう一人の蠍座であるみょーがぶっちょは、仕事しすぎて夜中二時とかにコンビニ徘徊してるイベントがある。寝ろ!!!

あと、みょーがぶっちょは大人になってから(五年後冊子)も寝食をガチ忘れてる。(から、ぴどきゅんが無理矢理休ませるためにブレーカーを落とす)

芹沢くんは、「俺、断るの苦手なんですよね…」とかのたまってたが、男塾思想の病にかかった人の「自分のキャパが…わからへんねん…」と重なるのかも?

「芹沢の行動から蠍座的な部分を見いだす研究」から導いた色んな説

🦂芹沢の無愛想は「ほんまの俺」を守り隠すための蠍座的怯えから説
♏芹沢にとっては東土が数少ない「ほんまの俺」を見せられる人なので実はかなり彼らが好き説
🦂芹沢もワーカホリック説
♏みょーがぶっちょでっかいあかちゃん説

周りからのこの「なんでもできますよね」って評にも、嬉しくない訳じゃないけど、実はちょっとうんざりしてたり、するのかなぁ?

とある蠍座の人(冒頭の「さそりさん」とはまた別の人)に聞いた蠍座の思想が、その人個人の思想というより蠍座的な思想の的を得ていると思ったので議事録を掲載。

蠍座凄い。。。🦂♏(肝胆を寒からしめられる)

「蠍座で自分のこと好きな人っていなくない?」パワーワードすぎる。自分をいじめてそんなに楽しい?いや、楽しい云々の話ではないのだ。きっと。

芹沢くんには「綺麗な顔ね」っていうのもしかしたら誉め言葉じゃないのかもしれない…。あの耽美顔のせいでおかんに無理矢理女装させられて「女の子がほんとは欲しかった」て言われ(あるがままの己の否定)た訳だから。
彼が、鏡を見るたびに「ほんまは俺…男塾みたいな容姿に生まれたかったんよね」って血の涙を流していたらどうしよう🥺

そんなこと言わないで🥺芹沢くんはそのままでいいんだよ🥺
イケメンだからとかじゃなくて…
そのままの芹沢睦でいてくれればいいの…🥺

2022/2/5追記


副垢で追加。Twitter自体がどうなるか危ういということで今度こそはと思いこちらにもバックアップ

あのさ、君の場合さ、多少さ、私情、優先してもいいジャ~ン…何をそんなに怖がっているの(;^ω^)ネェ。この答えは先に引用した「裏あかのとら」さんと、のちに引用した私のツイート内にある「ほんまの俺」の否定からの「執事」の役割への徹底によるものか。


角田光代、鏡リュウジ『蠍座 12星座の恋物語』より

2023/3/25追記

要するにこの人、根は武士なんだよな。。。


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