「くたばれベルヌ条約」と言っておいてナニだが

なぜ記事に「発行年」を書かないのだろう © は付けるくせに。(あっ note の話じゃないですよ,念のため)

はっきり言って世界のほとんどの国がベルヌ条約に参加している状態で © マークは無意味。なぜならベルヌ条約下では著作権は著作者に(フルスペックで)自動的に付与されるからだ(もちろん日本の著作権法もそうなっている)。

故に著作権表記で重要なのは著作(権)者と発行年の明示だ。(CC のようなライセンス下のコンテンツでなければ)他ははっきり言ってどうでもいい。

(なぜ「発行年」かというと,著作権は年単位で管理されるからだ。同じ発行年であれば1月1日のものでも12月31日のものでも同じ年の年初に著作権が切れる。青空文庫が毎年の年初に著作権が切れた著作者を公表しているが「この作者もようやく著作権が切れたか」と感慨深い。そういや,これに絡んで「1月1日の0時0分は前年の12月31日の24時0分と同じか」という馬鹿な訴訟があったな。どっかの映画配給会社だったかな。もちろん裁判所は一蹴したが)

それ以前に「いつ発行されたか」の情報はそのコンテンツの「文脈」を示す重要な情報なのだ。だからちゃんと日付を書きなはれ。