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イスラエル-テロ組織ハマスの衝突でズレた対応をする国連人権理事会

下のNHKの記事を読んでハマスの狙い通りになったと思うと同時に国連人権理事会って何を調査しているんだろうと思ってしまいます。要は人権理事会が主張する「一般市民に対して無差別に行ったものだと認められれば、戦争犯罪になり得る」をハマスは狙っていて市民による盾を強要したのです。ロケット弾発射場所も学校、公園、病院など軍事施設とは全く関係無いようなところからの攻撃です。でも、こんなこと現地調査しなくても分かることで、ずっと以前からも自爆テロを繰り返しているのにイスラエル軍が戦争犯罪に問われるのか? イスラエルにしてみれば同じくらいの犠牲者が出ないと戦争犯罪では無いと認めてくれないのか?と言いたくもなります。

残念ながら、この繰り返しをずっとやっているのがパレスチナなのです。ガザ地区で実質的な実権を握って活動しているハマスがイスラエル攻撃を止めることは無く、市民の犠牲と引き換えに国際世論を味方につけるやり方のどこがイスラエル軍の戦争犯罪なのでしょうか?

国連人権理事会は、従軍慰安婦や軍艦島での強制労働で日本に人権問題として取り上げた極めて政治的な組織であると思われます。政治的に都合の良い事実を繋ぎ合わせて事実認定するやり方です。よく使われる手法です。こんなことをやっていてはハマスがイスラエル攻撃を止める訳はなく、逆にハマスの人権侵害を大々的に非難すべきだと思います。彼らはパレスチナ市民を代表している訳ではないテロ組織なのですから、、。

NHK記事
国連 イスラエルとパレスチナ調査する委員会設置の決議案採択
2021年5月28日 6時25分 イスラエル・パレスチナ情勢

イスラエルとパレスチナの武装勢力の間での激しい攻撃の応酬をめぐって、国連の人権理事会の特別会合では、イスラエルによる空爆を非難する声が相次ぎ、現地の人権状況を調査する独立の委員会の設置を求める決議案が賛成多数で採択されました。

イスラエルと、パレスチナのガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの間では、今月21日の停戦まで激しい攻撃の応酬が続きました。

国連は、イスラエルによるガザ地区への空爆で子ども63人を含めた242人が死亡し、ハマスなどのロケット弾による攻撃でイスラエル側も10人が死亡したとしています。

これを受けて、国連の人権理事会は27日、特別会合を開き、この中で、バチェレ人権高等弁務官はイスラエルの攻撃について「一般市民に対して無差別に行ったものだと認められれば、戦争犯罪になり得る」と述べました。

さらに各国の代表からは、イスラエルの攻撃を非難し、パレスチナの人権状況の悪化に懸念を示す発言が相次ぎ、現地の人権状況を調査する独立の委員会の設置を求める決議案の投票が行われました。

47の理事国が投票に参加し、24か国が賛成、9か国が反対、日本を含む14か国が棄権し、決議案は賛成多数で採択されました。

ただ、先進国が反対や棄権にまわり、各国の立場の違いが鮮明になったほか、イスラエル政府は「調査には協力しない」などと強く反発していて、委員会の調査は難航することが予想されます。

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