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プロパガンダ・メディアの世論誘導 その4

ハーバード・ビジネス・レビュー2021年5月号「競争と協調」ゲームのルールを書き換える、と題した特集号にインタビュー記事としてビル・ゲイツの取り組みが紹介されています。

以下、雑誌記者の質問に対するビル・ゲイツの答えの一部を抜粋しています。
「たとえコロナウィルスが大流行していようとも、気候変動の問題の動向に目を光らせていくーそのことをミレニアル世代がはっきりと示しました。また先日の選挙では、多くの候補者が気候変動問題を最重要課題として掲げました。」【自身や世界経済フォーラムなどで騒いでいるからですよ。古くは1970年代のオイルショックは中東の石油が10年くらいで枯渇すると世界中でパニックになり、石油価格が高騰しました。ロックフェラーが仕組んだものでした。すべては策略があると思います。】

「そのような規模の変化は過去に例がありません。実現すればおそらく人類史上で最も驚異的なことを成し遂げたことになるでしょう。コロナウィルスのワクチンは素早く開発できましたが、これは(ゼロエミッションと比べて)はるかに簡単でした。ビル&メリンダ・ゲイツ財団やその他の機関が10年前から投資を続けてきたmRNA技術を土台にできたからです。一方、気候変動問題の場合は、たとえば電力消費量15%カットのような、単なる排出削減に投資しないとことが大切です。もっと本質的な変化を起こすイノベーションに投資する必要があるのです。」【ビル・ゲイツがイノベーションを語ることに失笑する人は多いと思います。DOSは他の人が作ったものを買って、IBMに売って儲け、WindowsはMacのGUIをコピーして、全ての原点がそのような商売人なのです。コンピュータ・ウィルスも彼のビジネスに貢献していると思います。皆を怖がらせて儲けるビジネス・モデルが彼のイノベーションかも知れません】

「コロナ禍の場合、私やその他の人々が最初に警告を発した時点で、米国が私たちの提言した、しかるべき対策をきちんと実施していれば、オーストラリアや日本のように極めて少ない死者数にできていたことでしょう。これに対して、気候変動への対策はコロナ対策より難しい。対策に必要とされるイノベーションの量ははるかに多いし、あなたの言う通り、悪影響が見えてくるのははるか先のことだからです。」【感染者からのコロナウィルス存在も確認されていないのに、警告を出せるほど知識があったのでしょうか?シナリオ通りにやっているときに注目を集めたかっただけではないのか?】

「また、コロナの場合、それが発生するかどうかは事前に分かっていませんでした。私の生きている間に発生しない可能性だってあったわけです。一方、気候変動の悪影響はいずれ間違いなく発生します。もちろん不明な点もありますよ。たとえはいまより気温は2℃上がるのか、それとも3℃なのか、それは不確かです。しかし、大災害が起きることは確実なのです。二酸化炭素排出量を極めて劇的に削減しない限りは。」【コロナウィルスやパンデミックの発生することが事前に分かっているような発言をしてますが、、】

「気候変動を一因とする近年の森林火災やハリケーンを見れば、多くの人が意見を変えるだろうと思います。また、若い人たちのほうがすでに、私たちに必要な超長期投資を前向きに受け入れると思います。彼らは将来自分がどのような世界で暮らすことになるのかを考えるからです。とはいえ、気候変動への取り組みのせいで他の重要な分野に回すべき国の予算が削られる、と若い人に思われないように注意する必要もあります。」【山火事は放火が原因なものが結構あるといいます。ハリケーンも気象兵器で起こしているとも言われています。要は、それを全部気候変動へ結びつけるのが目的だと思います。】

最後にインタビュアーから「大きな変化を起こすため、個人にできることがあるとすれば、それは何でしょうか?」と質問され、「『インポッシブル・バーガー』(植物由来の人工肉を使い、畜産による炭素排出を減らそうという食品)や電気自動車といった、地球環境を汚さないクリーンな商品を買うという手があります。モノの消費を減らす努力をするのもいいでしょう。自分の消費行動を変えることで、クリーンな商品の売上増加と生産コスト削減に貢献することもできます。必要とされる政策を立案し、必要とされるR&Dに予算を割くような政治家が選ばれるよう、選挙の際に明確に意思表示することもできます。」【インポッシブル・バーガーを食べさせる前に、コカ・コーラ、KFC、マックなどのジャンクフードをどうにかしてはどうか?】

「もし米国のために何か一つだけ願いがかなうとすれば、私はイノベーションに数百億ドル単位の予算を割くことができる民主・共和両党に共通する優先事項になってくれることを願います。それを望む、と皆さんがはっきり意思表明することが必要です。」【もっともらしいことを言います】

MITのシヴァ博士も指摘していますが、ビル・ゲイツはイノベーションらしきものは業績にはありません。競争相手を潰すか吸収するかをやってきた人です。気候変動を言うのであれば省エネ自動車を米国自動車メーカーに提言してはどうか?要は、これからアジアの工業化がもっと進んでしまっては先進国でいられなくなることから色々な規制を設けて工業発展を妨げようとしてるとしか思えません。

散々資源を消費してきた人たちが自然と共存してきた国々の工業化に何か言えることがあるのでしょうか?

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