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リマの夏の果物と言えば“チリモヤ”

リマは首都であり大消費地であることから、ざまざまな新鮮な果物が集まってきます。特にメルカードと呼ばれる伝統的な市場の果物店には新鮮な果物が並びます。ほとんどすべて量り売りです。スイカは大きな玉を測って値段が決まります。ぶどうもキログラム単位で販売します。オレンジなんかは木箱ごと買ったりします。

果物はどれもよく熟れていておいしものばかりですが、リマで初めて食べた果物がいくつかありますが、一押しは”チリモヤ(Chirimoya)”です。夏の期間の1月~3月頃が食べごろになります。日本語ではチェリモヤ(学名:Annona cherimola)と呼ばれているようです。原産地は南アメリカのペルーやエクアドルで寒冷および暑熱に弱いという性質があるため、標高2,000m近辺で栽培が行われています。そこでは一年間を通して日中の最高気温が20℃、夜間の最低気温10℃前後で推移しています。甘い香りが強く、“木に生るバニラアイス”と表現されることもあります。

食べ方は至って簡単、ナイフで切って白い果肉をスプーンですくって食べます。黒い大きな種がありますが、バニラ・アイスの食べ方そのものです。これにハマるとリマの夏=チリモヤの味になってしまいます。

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