ジョージ・バーナード・ショー、フェビアン協会と「素晴らしい新世界」
ジョージ・バーナード・ショー、フェビアン協会と「素晴らしい新世界」
ローダ・ウィルソン著
2023年6月19日
フェビアン協会の会員は7,000人を超えている。1884年以来、左翼の未来を担ってきた」と自負している。過去と現在のメンバーには、トニー・ブレア、エド・ミリバンド、キーア・スターマー、サディク・カーンなどがいる。 ロンドン市長であると同時に、C40 Citiesの議長でもあるカーンは、2008年から10年にかけてフェビアン協会の議長を務めた。
フェビアン協会のウェブサイトには、労働党の歴史を通じて同党に所属しており、"変わらない形で所属している唯一の創始者である "と記されています。
1997年のトニー・ブレアの地滑り的勝利の後、200人以上のフェビアンが下院に座り、その中には多くの閣僚も含まれていました。 2015年の選挙とジェレミー・コービンが労働党党首に選ばれた後、労働運動内の多元的で無派閥なフォーラムとしての本会の役割が前面に出てきた。 2019年の選挙で労働党が敗北したことで、党はフェビアンのルーツに立ち戻ることになりました。
では、フェビアン協会のルーツとは何なのか。
1884年、英国の優生学者とマルサス派の同人によって設立され、社会をトップダウンで「社会科学者」の管理職エリートが運営する機械化された新しい秩序に形成することを目的とした新しい社会秩序を推進する団体です。
初期のメンバーにはジョージ・バーナード・ショーがおり、彼は協会の中心的な精神となった。 ショウはまた、「適切に任命された委員会」に対して自分たちの存在を正当化できない人たちを殺すことを提唱した。
ファビアン社会主義者は統計主義者であり、その哲学において絶対的な権威主義者である、とアヴァンジェリスタは書いている。彼らの長期的な目標は常に、個人が単に集団の一部であるような法治主義的な社会を押し付ける社会主義的独裁であった。
社会正義の理念は最大のセールスポイントであり、おそらく国民に売り込むのが最も容易である。最近の例を挙げると、クリステン・ゴードシーは2018年に出版した『社会主義のもとではなぜ女性はセックスがうまくいくのか』の中で、資本主義が本質的に性差別的であるという主張を補強するために、フェビアン社会主義者のジョージ・バーナード・シューの著作を自由に引用しています。ショウの分析に基づき、ゴドシーは、資本主義は、社会主義下では本来幸せで自由であるはずの女性を奴隷にすると結論づけた。
緩やかな社会主義革命のためのフェビアン計画は、可能な限り決定的なものであった。フェビアンは、指導者とその手下のために広範な教育プログラムを制定し、時代が進むにつれて、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスやニュー・スクール・オブ・ソーシャル・リサーチといった学校を開設した。
天才的なのは、社会主義国家を提唱する代わりに、純粋な社会主義国家からほんの数歩進んだだけの福祉国家の実現を支援したことである。
1942年、スチュアート・チェイスはその著書「The Road We Are Traveling」の中で、ファビアンが考えていたシステムを明示しています：
● 強力な中央集権政府。
● 強力な中央集権政府、議会や司法を犠牲にした強力な行政府。
● 政府が管理する銀行、信用、証券取引所。
● 政府が雇用を管理すること。
● 失業保険、老齢年金。
● 普遍的な医療、食糧および住宅プログラム。
● 無制限の政府借款へのアクセス
● 管理された通貨制度
● 外国貿易を政府が管理する。
● 天然エネルギー源、輸送、および農業生産に対する政府の管理。
● 政府による労働の規制
● 青少年キャンプは、健康規律、社会奉仕、および当局のものと一致するイデオロギー教育に専念する。
● 重い累進課税
もっと読む：フェビアン社会主義の夢の実現、アヴァンゲリスタ、2012年9月6日号
私たちが現在直面しているフェビアン思想の一例は、デジタルアイデンティティと結合したデジタル通貨で、社会に対する価値に基づいて報酬を配分するものである。 これは本質的に、金融取引と金銭的評価の世界にフェビアン思想を拡張したものである。 フェビアンたちは、国民一人ひとりが社会に対する「価値」に応じて数値化されるためには、何らかの形で社会経済的な法廷が必要だと考えていました。 中国の社会的信用度もその一種である。
フェビアンたちは、ヘルメス教の新世界秩序という目標を実現したかったが、マルクスが主張したような革命ではなく、改革によって人々は変わると信じていた。実際、資本支配のもとで社会主義を確立しようとした彼らは、労働者階級だけでなく、資本家にも社会主義を押し付けることを目指した。この社会を変えるという目標を達成するために、彼らは政府、特に教育の分野に助言を与え、彼らを通して社会を変えていくことになる。
続きを読む：フェビアン協会 社会主義シンクタンクのルーツ、理論、実践、Daily Sabah, 4 February 2022
ファビアンが「素晴らしい新世界」以上に有名なディストピアを作ったとすれば、それはジョージ・オーウェルの「ナインティーン・エイティフォー」あるいは「1984」だと言われています。 1932年に『素晴らしい新世界』を書いてから30年後、オルダス・ハクスリーはバークレーで演説を行ったが、これは『素晴らしい新世界』が単なるフィクションの小説ではなく、青写真であることをハクスリーが認めたという説がある。 この考えは、1949年、ハクスリーが米国に滞在した目的に沿ってオーウェルに送った手紙によって支持されているようだ。
『素晴らしい新世界』では、薬漬けの満足感、広く受け入れられている優生学に支えられたカースト制度、政府が強制する消費主義への執着などを特徴とする社会が描かれた。『1984年』は、異なる考えを持つことが拷問で報われ、人々が1日中監視され、党のプロパガンダが自由な言論や思想に取って代わる国家を描いている。
ハクスリーのオーウェルへの手紙にはこう書かれている：
『1984年』における支配的少数派の哲学は、セックスを超えてそれを否定することによって論理的結論に達したサディズムである。
実際のところ、顔面騎乗の政策がいつまでも続くかどうかは疑問である。
私の考えでは、支配者であるオリガーキーは、統治や権力欲を満たすために、より手間がかからず無駄のない方法を見つけるだろうし、その方法は、私が『素晴らしい新世界』で説明したようなものに似ているだろうと思う。
ハクスリーは、『1984年』と『素晴らしい新世界』のどちらが実現するかを提起したのではなく、未来の科学独裁がどちらの形態をとるかを論じたのである。 彼はこのメッセージを1962年のバークレー演説で繰り返し述べている。
ハクスリーが英国から米国に渡ったのは、偶然のことではなかった。 マリリン・ファーガソンの著書『The Aquarian Conspiracy』によると、1930年代、ハクスリーは英国政府から米国に派遣され、「米国での薬物の大量普及を準備する作戦のケースオフィサーとして...事実上、ハクスリーや（他の）人々は1930年代末から1940年代にかけて後のLSD文化の土台を築いた」。ハクスリーは長年にわたり、LSDを使用して「有力者を洗脳」したり、大量のLSDからなるMK-UltraのCIA契約を履行していたサンド社の社長と接触していたりと、怪しげな活動をしていた。
さらに詳しい資料はこちら：
● ビデオ：オルダス・ハクスリー - 究極の革命「素晴らしい新世界」、1962年バークレー演説 (82分)
● トランスクリプト：オルダス・ハクスリー - 究極の革命「素晴らしい新世界」、1962年バークリーでのスピーチ
● オルダス・ハクスリー、LSDとCIAプログラム、チャーチマウス・カンパノロジスト、2014年10月26日
ジョージ・バーナード・ショー、ファビアンと優生学
進歩主義者を自称したがる人たちにとって優生学が厄介なのは、その信奉者のほとんどが政治的左派から来たということだ。
2019年、『ガーディアン』は、英国社会主義の偉大な建国の父たちが、ナチスのそれとほとんど同じように下劣な夢を持っていたという記事を掲載した。優生学は、英国左派の汚れた小さな秘密であると、ガーディアン紙は述べています。最初のチャンピオンの名前は、英国社会主義の最も優秀な人たちの点呼のように読めた： シドニーとベアトリス・ウェッブ、ジョージ・バーナード・ショー、ハロルド・ラスキー、ジョン・メイナード・ケインズ、マリー・ストップス、『ニュー・ステーツマン』、『マンチェスター・ガーディアン』。
1930年代には、優生学協会がファビアンと並ぶロンドン社会主義のおしゃれなサロンとなり、政治の左派の多くが優生学協会に入会しました。HGウェルズは、優生学は「有害なタイプや特性を除去し」、その代わりに「望ましいタイプを育成する」ための第一歩であると賞賛し、その情熱を抑えきれなかった。
さらに読む：優生学：左翼のクローゼットで最も大きく鳴る骨格、ガーディアン、2012年2月17日
社会主義者たちが所属していた不快な社会は、優生学だけではありません。 多くはフェビアン協会のメンバーでもあった。 ウェルズもショーも、労働者階級のボロさを軽んじ、英国帝国主義を支持しつつ漸進的な改革によって社会主義を達成する手段を優生学に求めたフェビアンである。彼らは、現代の労働党の前身である。
ジョージ・バーナード・ショー（1856年7月26日-1950年11月2日）は、本人の強い希望により、単にバーナード・ショーとして知られているアイルランドの劇作家、評論家、極論家、政治活動家です。西洋の演劇、文化、政治に多大な影響を与え、1880年代から亡くなるまで、そしてそれ以降も影響を与え続けた。彼は60本以上の戯曲を書きました。現代風刺と歴史的寓意を織り交ぜた作品で、同世代を代表する劇作家となり、1925年にノーベル文学賞を受賞しました。
彼は、プロテスタントの「アセンダンシー」（アイルランドの土地持ちの貴族）に属していた。1880年代には、ベジタリアン、社会主義者、魅力的な演説家、論争家、劇作家、フェビアンとして活躍しました。
1884年、彼はフェビアン協会の中心的な精神となり、新しく設立された協会を支える力となった。 ショウはその活動のあらゆる面に関与し、最も顕著なのは、英国社会主義の古典の一つである『フェビアン社会主義論集』（1889年）の編集者として、自分も2部を寄稿したことである。
ショウは自由を熱烈に嫌っていただけでなく、何十年もの間、大量殺戮を断固として支持し、第二次世界大戦中のナチスの死のキャンプの惨状が明るみに出た後も、その考えを曲げようとはしなかった。 多くの人がショーの見解を忘れている一方で、多くの人が彼の発言を単なる "風刺 "として一蹴している。
さらに読む ：本当のジョージ・バーナード・ショー - ファビアンの社会主義者とヒトラーによる大量殺戮の擁護者
1931年のニュース映画で、ショウは、国家にとっての自分の価値、つまり生きる権利を正当化できない人間を国家が殺害することを提唱しています。 この映像は、ショーが行った発言をまとめたビデオの最後に収録されており、こちらで見ることができます。
また、FOXニュースのグレン・ベック番組の2010年特別版「革命的ホロコースト」にも収録されています： Live Free or Die（自由に生きるか、死ぬか）」と題された。 このクリップの背景を説明するために、グレン・ベックの番組をこちらで見るか、こちらで部分的にアップロードして、こちらで記録を読むことができます。 1931年のニュース映画の映像に至るまで、ベックは次のように語っています：
共産主義の父、マルクスとエンゲルスは、社会が資本主義から社会主義に進化すると信じていました。しかし、彼らはまだ資本主義に進化していない原始社会と呼ばれるものが存在することを認めていました。彼らはそれらを人種のゴミと呼んだ。
革命が起きると、新しい生活条件をマスターするにはあまりに弱い階級や人種は、道を譲らなければならない。社会の進化の過程であまりにも遅れている人たちに残されたものはただ一つだった。"他のすべての人種と民族の主な使命は、大小を問わず、革命的ホロコーストで滅びることである。"
ヒトラーの惨劇が起こるまで、著名な社会主義支持者たちは、このような考えを公然と論じていました。ノーベル賞受賞者であり、フェビアン社会主義者であり、著名なソ連支持者であるジョージ・バーナード・ショウ・・・そしてこれはショウにとって、実はやや微妙なものだった。
革命的ホロコースト 自由に生きるか死ぬか、グレン・ベック、Fox News、2010年1月22日
1931年のニュース映画で、死刑について語ったショウは、すぐに優生学的な視点に転じました：
「私が殺したいと思う人は、非常にたくさんいます......皆さんは、この世で役に立たない人を少なくとも6人は知っているはずです。
所得税委員会のように、5年ごと、あるいは7年ごとに、きちんと任命された委員会に出席させ、「先生、あるいは奥様、自分の存在を正当化していただけませんか」と言うのはいいことだと思うのです。
「もしあなたが自分の存在を正当化できないのなら、社会的な船で自分の体重を支えていないのなら、消費するのと同じくらい、あるいはもう少し多く生産していないのなら、明らかにあなたを生かすという目的のために社会の大きな組織を使うことはできません。
"ジョージ・バーナード・ショー、死刑論争を再開" 1931年3月5日 (1分)
彼の言葉は、風刺ではありません。 1948年の死刑に関する記事で、ショーはこう書いている：
自活できないから犯罪者になったが、教育、監督、糧の提供のもとでは自立し、有益な市民にさえなる人がかなりいる...彼らのために生活を再編成し、彼らの自由を愚弄してはならない...彼らの自由について愚かに誇張してはならない。新聞を読むだけでなく、結婚や繁殖も許されるのか、と問われるかもしれない... 統治不能者、凶暴者、良心なき者、馬鹿者、自己中心的なミオプスや白痴、彼らはどうなるのか？彼らを罰してはならない。殺して、殺して、殺して、殺して、殺すのだ。
「死刑」ジョージ・バーナード・ショー 1948年6月号
また、ショーは戯曲「オン・ザ・ロックス」の序文でこう書いている：
殺戮が必要であることは、思慮深い人なら誰でも疑う余地はない...我々が今直面しているのは、ある種の文明と文化を望むなら、それに適合しない種類の人々を絶滅させなければならないという認識の高まりである。
『オン・ザ・ロックス』序文、ジョージ・バーナード・ショー、1932年
画像はイメージ： 優生学、ジョージ・バーナード・ショーと劇的な清算の必要性（左）、フェビアン協会の紋章、羊の皮を被った狼（右）。
原文：
George Bernard Shaw, the Fabian Society and a ‘Brave New World’
BY RHODA WILSON
ON JUNE 19, 2023
There are over 7,000 members of the Fabian Society. It boasts being “the future of the left since 1884.” Members past and present include Tony Blair, Ed Miliband, Keir Starmer and Sadiq Khan. Khan, who is not only London’s mayor but also the chair of C40 Cities, served as chair of the Fabian Society in 2008-10.
The Fabian Society’s website states that it has been affiliated with the Labour Party throughout the party’s history and is the only original founder that “remains affiliated in unchanged form.”
After Tony Blair’s landslide victory in 1997, over 200 Fabians sat in the House of Commons, including many of the cabinet. After the 2015 election and the election of Jeremy Corbyn as Labour leader the role of the society as a pluralist, non-factional forum within the Labour movement came to the fore. Labour’s defeat at the 2019 election saw the party turn back towards its Fabian roots.
So, what are the Fabian Society’s roots?
It was established in 1884 by a coterie of British eugenicists and Malthusians to promote a new social order designed to mould society into a new, mechanised order run by a managerial elite of “social scientists” from the top down.
Among its early members was George Bernard Shaw who became the leading spirit of the Society. Shaw also advocated for the killing of those who could not justify their existence to a “properly appointed board” – a similar albeit darker vision of the social credit system our rights and freedoms are threatened with today.
Fabian Socialists are Statist, they are absolutely authoritarian in their philosophy, Avangelista wrote. Their long-term goal has always been a socialist dictatorship with the imposition of a legalistic society where the individual is simply a part of the collective.
The idea of social justice is the biggest selling point and perhaps the easiest to peddle to the people. To give a recent example, in her 2018 book ‘Why Women Have Better Sex Under Socialism’, Kristen Ghodsee freely quotes from the works of Fabian socialist George Bernard Shaw to bolster her argument that capitalism is inherently sexist. Based on Shaw’s analysis, Ghodsee concludes that capitalism makes slaves out of women who, under socialism, would supposedly be happy and free.
The Fabian plan for a gradual socialist revolution was as definitive as it possibly could be, to say it has been a conspiracy is simplistic in the extreme. It instituted a widespread educational program for its leadership and its minions, as time progressed, it opened schools, such as the London School of Economics, and the New School of Social Research.
One stroke of genius was that instead of advocating a Socialist State, they assisted in the implementation of the Welfare State which is merely a few steps away from a purely Socialistic State.
In 1942, Stuart Chase, in his book ‘The Road We Are Traveling’, spelt out the system the Fabians had in mind:
Strong, centralised government.
Powerful Executive at the expense of Parliaments or Congress and the Judicial.
Government-controlled banking, credit and securities exchange.
Government control over employment.
Unemployment insurance, old age pensions.
Universal medical care, food and housing programs.
Access to unlimited government borrowing.
A managed monetary system.
Government control over foreign trade.
Government control over natural energy sources, transportation and agricultural production.
Government regulation of labour.
Youth camps devoted to health discipline, community service and ideological teaching consistent with those of the authorities.
Heavy progressive taxation.
Read more: A Fabian Socialist Dream Come True, Avangelista, 6 September 2012
An example of the Fabian ideology that we are currently facing is a digital currency coupled with a digital identity that will apportion rewards based on your value to society. This is essentially an extension of the Fabian mindset into the world of financial transactions and monetary evaluations. Fabians believed that some form of socioeconomic tribunal would be needed in order for each citizen to be quantified according to their “worth” to society. The Chinese social credit score is a variant of that same concept.
This is the stained-glass window from the Beatrice Webb House in Surrey, England, former headquarters of the Fabian Society. “It was designed by George Bernard Shaw and depicts Sidney Webb and Shaw striking the Earth with hammers to “REMOULD IT NEARER TO THE HEART’S DESIRE,” a line from Omar Khayyam. Note the wolf in sheep’s clothing in the Fabian crest above the globe. Source: A Fabian Socialist Dream Come True In 2006, the Fabian window was installed in a library at LSE and unveiled by Tony Blair. Source: Hammering out a new world – the Fabian Window at LSE
The Fabians wanted to fulfil the goal of a New World Order of the Hermetics, but they believed that people would change with reforms, not a revolution as Marx had claimed. In fact, as they wanted to establish socialism under capital control, they aimed to impose socialism not only on the working class but also on the capitalists. To achieve this goal of changing society, they would advise governments, especially in the field of education, and change society through them.
Read more: Fabian Society: Roots, theory and practice of socialist think tank, Daily Sabah, 4 February 2022
It is said that if the Fabians had a more famous dystopia than ‘Brave New World’, it was George Orwell’s ‘Nineteen Eighty-Four’ or ‘1984’. Thirty years after writing his 1932 book ‘Brave New World’, Aldous Huxley gave a speech at Berkeley which some say is an admission by Huxley that Brave New World was a blueprint rather than merely a fictional novel. This idea seems to be supported by a letter Huxley sent to Orwell in 1949 in conjunction with the purpose for which Huxley was in America.
Brave New World depicted a society characterised by medicated contentment, a widely accepted, eugenics-supported caste system and a government-enforced obsession with consumerism. 1984 depicts a state where daring to think differently is rewarded with torture, where people are monitored every second of the day, and where party propaganda trumps free speech and thought.
Huxley’s letter to Orwell stated:
The philosophy of the ruling minority in Nineteen Eighty-Four is a sadism which has been carried to its logical conclusion by going beyond sex and denying it.
Whether in actual fact the policy of the boot-on-the-face can go on indefinitely seems doubtful.
My own belief is that the ruling oligarchy will find less arduous and wasteful ways of governing and of satisfying its lust for power, and these ways will resemble those which I described in Brave New World.
Huxley was not positing whether 1984 or Brave New World would happen, he was arguing which of the two forms the future scientific dictatorship would take. He reiterated this message in his 1962 Berkeley Speech.
Huxley’s move from the UK to America was not happenstance. According to Marilyn Ferguson in her book ‘The Aquarian Conspiracy’, in the 1930s Huxley was sent to the US by the British government “as the case officer for an operation to prepare the United States for the mass dissemination of drugs … In effect, Huxley and [others] laid the foundations during the late 1930s and the 1940s for the later LSD culture.” Over the years Huxley was involved in dubious activities including the use of LSD to “brainwash influential people” and being in contact with the president of Sandoz, who was fulfilling a CIA contract for MK-Ultra, consisting of large quantities of LSD.
Further resources:
Video: Aldous Huxley – The Ultimate Revolution ‘Brave New World’, 1962 Berkeley Speech 1962 (82 mins)
Transcript: Aldous Huxley – The Ultimate Revolution ‘Brave New World, 1962 Berkely Speech
Aldous Huxley, LSD and CIA programmes, Churchmouse Campanologist, 26 October 2014
George Bernard Shaw, Fabians and Eugenics
What is tricky about eugenics for those who like to call themselves progressives, is that most of its adherents came from the political left.
In 2019, The Guardian published an article that the great founding fathers of British socialism had dreams almost as vile as those of the Nazis. Eugenics, The Guardian stated, is the dirty little secret of the British left. The names of the first champions read like a roll call of British socialism’s best and brightest: Sidney and Beatrice Webb, George Bernard Shaw, Harold Laski, John Maynard Keynes, Marie Stopes, the New Statesman and the Manchester Guardian.
Many on the left of politics signed up for the Eugenics Society, which in the 1930s rivalled the Fabians as the fashionable salon of London socialism. HG Wells could not contain his enthusiasm, hailing eugenics as the first step toward the removal “of detrimental types and characteristics” and the “fostering of desirable types” in their place.
Further reading: Eugenics: the skeleton that rattles loudest in the left’s closet, The Guardian, 17 February 2012
Eugenics wasn’t the only distasteful society that some of these socialists belonged to. Many were also members of the Fabian Society. Both Wells and Shaw were Fabians who disdained the raggedness of the working class and sought in eugenics a means to attain socialism through gradualist reforms while supporting British imperialism. They were forerunners to the contemporary Labour Party.
George Bernard Shaw (26 July 1856 – 2 November 1950), known at his insistence simply as Bernard Shaw, was an Irish playwright, critic, polemicist and political activist. His influence on Western theatre, culture and politics extended from the 1880s to his death and beyond. He wrote more than sixty plays. With a range incorporating both contemporary satire and historical allegory, Shaw became the leading dramatist of his generation and in 1925 was awarded the Nobel Prize in Literature.
He belonged to the Protestant “ascendancy”– the landed Irish gentry. In the 1880s, Shaw became a vegetarian, a socialist, a spellbinding orator, a polemicist, a playwright and a Fabian.
In 1884 he became the leading spirit of the Fabian Society and the force behind the newly founded Society. Shaw involved himself in every aspect of its activities, most visibly as editor of one of the classics of British socialism, Fabian Essays in Socialism (1889), to which he also contributed two sections.
Shaw not only passionately hated liberty but for decades he was a staunch proponent of genocide, refusing to soften his views even after the full horror of the Nazi death camps during World War II was brought to light. While many have forgotten Shaw’s views, many others have brushed off his statements as mere “satire.”
Further reading: The Real George Bernard Shaw – Fabian Socialist and Hitlerian Advocate of Mass Murder
In a 1931 newsreel, Shaw advocated for the state to murder people who can’t justify their value to the state, and thus, their right to live. This clip is included at the end of a video compilation of statements made by Shaw which you can watch HERE.
It was also included in a 2010 special edition of the Glenn Beck programme on Fox News titled ‘The Revolutionary Holocaust: Live Free or Die’. To give the clip some context you can watch the Glenn Beck programme HERE or uploaded in parts HERE and read the transcript HERE. In the lead-up to the 1931 newsreel clip, Beck said:
The fathers of communism, Marx, and Engels, believed that societies would evolve from capitalism to socialism. But they acknowledged that there were still what they called primitive societies that hadn’t even evolved into capitalists yet. They called them racial trash.
As the revolution happens, the classes and the races, too weak to master the new conditions of life, must give way. There was only one thing left for those too far behind in the process of societal evolution. “The chief mission of all other races and peoples, large and small, is to perish in the revolutionary holocaust.”
Up until the horrors of Hitler, prominent socialist supporters discuss these ideas out in the open. Nobel Prize winner, Fabian socialist and prominent Soviet supporter, George Bernard Shaw … And this was actually somewhat subtle for Shaw.
The Revolutionary Holocaust: Live Free or Die, Glenn Beck, Fox News, 22 January 2010
In the 1931 newsreel, speaking about capital punishment, Shaw quickly turned to his eugenic viewpoint:
“There’s an extraordinary number of people whom I want to kill … It must be evident to all of you, you must all know half a dozen people at least, who are no use in this world.
“And I think it would be a good thing to make everybody come before a properly appointed board just as he might come before the income tax commissioners and say every 5 years or every 7 years, just put them there, and say, sir or madam, now will you be kind enough to justify your existence?
“If you can’t justify your existence; if you’re not pulling your weight in the social boat; if you are not producing as much as you consume or perhaps a little more, then clearly we cannot use the big organisation of our society for the purpose of keeping you alive, because your life does not benefit us, and it can’t be of very much use to yourself.”
“George Bernard Shaw reopens capital punishment controversy,” 5 March 1931 (1 min)
His words are not satire. In a 1948 article on capital punishment, Shaw wrote:
There is a considerable class of persons who become criminals because they cannot fend for themselves, but who under tutelage, superintendence, and provided sustenance are self-supporting and even profitable citizens … Reorganise their lives for them; and do not prate foolishly about their liberty … it may be asked whether they are to be allowed not only to read the newspapers but also to marry and breed … the ungovernables, the ferocious, the conscienceless, the idiots, the self-centred myops and morons, what of them? Do not punish them. Kill, kill, kill, kill, kill them.
Capital Punishment, George Bernard Shaw, June 1948
And in the preface of his play ‘On the Rocks’, Shaw wrote:
Extermination must be put on a scientific basis if it is ever to be carried out humanely and apologetically as well as thoroughly … That killing is a necessity is beyond question by any thoughtful person … what we are confronted with now is a growing perception that if we desire a certain type of civilization and culture we must exterminate the sort of people who do not fit into it.
On the Rocks, Preface, George Bernard Shaw, 1932
Featured image: Eugenics, George Bernard Shaw and the need for a dramatic reckoning (left), Fabian Society coat of arms, a wolf in sheep’s clothing (right)
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