亜鉛が免疫力を高める仕組み

亜鉛が免疫力を高める仕組み
2021年10月22日（金） by：ニュース編集部 

(Natural News) 亜鉛は、病原体への感受性を防ぎ、ナチュラルキラー細胞を媒介し、Tリンパ球を活性化し、マクロファージを調整し、DNA複製の中心となるなど、免疫系の正常な発達と機能に不可欠です。

(Joseph Mercola氏の記事をEpochTimes.comより転載)

亜鉛が正常に機能するために必要な酵素は、少なくとも300種類あります。

亜鉛は、細胞内でのウイルスの複製を阻害し、呼吸器系の繊毛の成長と機能をサポートし、呼吸器上皮のバリアを改善することで、COVID-19から体を守るのに役立つという証拠があります。

風邪はコロナウイルス

米国疾病管理予防センターは、風邪などの上気道疾患の原因となる一般的なヒトコロナウイルスをいくつか特定しています。風邪は通常、軽い症状ですが、毎年、医師の診察を受ける原因にもなっています。

風邪は1週間程度の短い期間で終わることもありますが、子供や高齢者の場合は長く続くこともあります。風邪の症状としては、頭が詰まったり、鼻水が出たり、のどが痛くなったり、頭痛がしたり、時には熱が出たりします。これらはインフルエンザの症状と同じですが、症状が悪化することが多く、発熱や体の冷えなどが見られます。

亜鉛が必須ミネラルとして認識されるようになったのは、1970年代のアナンダ・プラサド博士の研究がきっかけでした。その10年前、プラサド博士は、エジプトで育ち、通常の身長に達しなかった若者たちを研究していました。

亜鉛を補給したところ、彼らは「著しく身長が伸びた」というのです。1970年代に入ると、亜鉛は健康に欠かせないミネラルであることが米国科学アカデミーで認められました。Prasadは、ミシガン大学の科学者と共同で、亜鉛が免疫に影響を与えることを実証しました。

過去10年間の研究により、亜鉛が上気道感染症の期間と重症度を抑制するのに重要な役割を果たしていることが明らかになりました。2017年に発表されたメタアナリシスによると、風邪の症状が出始めた時期に、毎日80～92ミリグラム（mg）の亜鉛サプリメントを摂取した人は、風邪の期間が33％短縮されたことがわかりました。

これまでの研究では、亜鉛が免疫系や風邪のウイルスによる上気道感染を短くすることに大きなプラスの効果があることが示されてきましたが、2020年のさらなる研究では、亜鉛は免疫系の機能に極めて重要であり、欠乏はCOVID-19の重症化した人に関連している可能性があることが明らかになりました。

免疫系の発達に欠かせない亜鉛

1970年代以降、科学者たちは亜鉛に関するいくつかの事実と、亜鉛が免疫系で中心的な役割を果たしていることを発見しました。免疫系は体の最初の防御線です。感染症や傷口の感染、慢性疾患など、免疫系は非常に重要な役割を果たしています。

研究者たちは何十年もかけて、免疫系の機能を向上させるためのさまざまな方法を研究してきました。免疫系のサポートには栄養素が重要な役割を果たしますが、その栄養素の一つに亜鉛があります。

Front Line COVID-19 Critical Care Allianceによる早期治療や外来治療には亜鉛が含まれていますし、Vladimir Zelenko博士が推奨・処方するプロトコルにも亜鉛が含まれています。ゼレンコ博士は、世界中の第一線で活躍するプライマリ・ケア医の医療データをクラウドソーシングするためのウェブサイトを作成しました。

また、ゼレンコ博士の活動に賛同する学術関係者もおり、テキサス大学ではゼレンコプロトコルの歴史や引用文献を紹介したダウンロードページを開設しています。ゼレンコとフロントラインの医師たちは、亜鉛と免疫系の関連性についての知識を活かして、成功したプロトコルを開発しました。データによると

・亜鉛が不足している人は、皮膚バリアを含む病原体に対する感受性が高くなる。
・亜鉛は、ナチュラルキラー細胞や好中球などの非特異的な免疫を仲介する。
・亜鉛が欠乏すると、Tリンパ球の活性化、Th1サイトカインの産生、Bリンパ球の働きが阻害される。欠乏すると、Bリンパ球の発達も悪くなる。
・欠乏すると、マクロファージ細胞の機能に影響を与え、サイトカインの産生や細胞内死の制御異常を引き起こす。
・亜鉛は、DNAの複製、RNAの転写、細胞の活性化と分裂に重要な役割を果たしている。

亜鉛がCOVID-19からの保護に役立つことを示す証拠

キャンベルは、亜鉛がCOVID-19から体を守るのに役立ついくつかの機能について説明していますが、その中にはウイルスが細胞に侵入するのを阻止する働きも含まれています。また、亜鉛は、気道で微生物やゴミを上下させる呼吸器系の毛様体毛の成長と機能をサポートします。毛様体毛は、ボートの漕ぎ手のように同期したビートで動きます。

American Journal of Rhinology and Allergyに掲載されたある研究によると、亜鉛は繊毛の拍動回数を刺激する働きがあり、肺の粘液を取り除くのに不可欠な粘膜繊毛クリアランスの改善に役立つ可能性があります。また、別の科学者グループは、亜鉛が不足している動物に亜鉛を補給すると、気管支の繊毛の長さや上皮細胞の数に影響が出ることを発見しました。

研究によると、亜鉛は呼吸器系の上皮バリアーを改善する働きもあります。亜鉛はサイトカインの一種であるインターフェロンガンマに影響を与えることが明らかになっています。サイトカインとは、免疫系に侵入者を知らせる狼煙のような働きをするタンパク質です。インターフェロン-ガンマは、細胞内の病原体に対する防御に重要な役割を果たしています。このサイトカインが減少すると、免疫学的な障害が発生します。

インターフェロン-ガンマが抗腫瘍機構としての役割を果たしているかどうかについては、まだ結論が出ていませんが、いくつかの研究では、特定の癌の患者の生存率に良い影響を与えることが示されています。

2020年までに聞いたことがあると思いますが、亜鉛は細胞内のウイルスの複製にも直接影響を与えます。

亜鉛について知るには、ジョン・キャンベル博士がYouTubeで公開している短いビデオが最適です。キャンベル博士は、亜鉛と免疫系との関連性を科学的に検証し、COVID感染症が重症化する人がいるのは、亜鉛が生物学的根拠のひとつになっているとの見解を示しています。

キャンベル氏は、亜鉛が細胞内に及ぼす影響について、RNA依存性RNAポリメラーゼ（細胞内でのウイルスの複製を助けるため、しばしばレプリカーゼと呼ばれる）の作用を低下させることなどを説明しています。

亜鉛の欠乏は複数の健康状態に関係する

キャンベルが指摘するように、亜鉛が不足すると、免疫系に大きな影響を与えるだけでなく、炎症性サイトカインによる炎症反応が亢進してしまいます。したがって、亜鉛が不足すると、ウイルス感染が増えるだけでなく、これらが引き金となって炎症性反応が亢進します。

Campbell氏は、亜鉛不足に関連する多くの疾患が、COVID-19の併存疾患としても知られていると指摘します。これらの症状には次のようなものがあります。

・動脈硬化
・自己免疫疾患
・気管支喘息
・癌
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
・糖尿病
・糖尿病 ・利尿剤投与中
・高年齢
・免疫抑制
・腎臓病、肝硬変・損傷のある方
・たばこ
・肥満

亜鉛イオノフォアの効果向上

YouTubeに掲載されているMedCramの短いビデオの中で、Roger Seheult博士は、亜鉛イオノフォア（イオンが細胞膜を通過するのを助ける化学物質）が亜鉛の細胞内への取り込みを改善することを示唆する説得力のある証拠を紹介しています。これは、ウイルスの複製を阻止するための重要な要素です。セーホー氏の説明によると、亜鉛は細胞の脂肪壁を容易に通過することができませんが、ウイルスの複製を阻止するためには、細胞内に存在する必要があります。

そのためには、いくつかの亜鉛イオノフォアが必要です。このビデオでは、Seheult氏がヒドロキシクロロキンとクロロキンの役割について説明しています。ヒドロキシクロロキンは、ゼレンコが亜鉛を細胞内に移動させるために使用しているイオノフォアである。

同氏の査読付き研究では、治療を受けた141人の患者と、同じ地域の未治療の377人の患者を比較しました。

データ収集の結果、141人の治療を受けた患者のうち入院したのは4人だけで、未治療の患者のうち58人が入院しました。また、治療を受けた患者のうち1人が死亡し、未治療の患者のうち13人が死亡しました。

また、おそらく最も深刻なケースを除いて、亜鉛を細胞内に取り込むために働く可能性のある天然化合物もあります。これまでに研究されているのは、ケルセチンと緑茶に含まれるエピガロカテキンガレート（EGCG）の2つです。

ケルセチンとEGCGは、亜鉛のイオノフォアとして比較研究されました。その結果、脂質膜システムに対するイオノフォア作用が確認され、これらのポリフェノールは細胞内の亜鉛レベルを上昇させ、亜鉛の生物学的作用に大きな影響を与える可能性があると結論づけた。

興味深いことに、ケルセチンは強力な抗ウイルス剤でもあり、ケルセチンとEGCGは3CLプロテアーゼを阻害するという利点もあります。Journal of Enzyme Inhibition and Medicinal Chemistry」に掲載された2020年の研究によると、SARSコロナウイルスを阻害する能力は、"場合によってはSARS-CoV 3CLproの活性を抑制することに直結していると推定される "という。

亜鉛ビタミンは銅の不均衡を誘発する可能性がある

亜鉛の欠乏は珍しいことではありません。専門家は、世界人口の約17.3％が欠乏していると考えており、65歳以上のほとんどの人が亜鉛の推奨量の50％しか摂取していないと推定されています。

あなたの体が亜鉛を必要としている4つの一般的な兆候があります。

・食欲がない
・精神的な無気力
・味覚や嗅覚の低下
・よく風邪をひく、インフルエンザにかかる、感染症にかかる
・髪の毛が抜ける

欠乏症を特定するための検査には、毛髪分析、尿サンプル、口腔内味覚検査などがあるが、血漿検査が最も一般的である。口腔内味覚検査は、通信販売の研究所で自宅で行うことができますが、必ずしも信頼できるものではありません。亜鉛欠乏症のリスクがある人は以下の通りです。

・栄養失調の人
・高齢者
・炎症性疾患や自己免疫疾患のある人
・ベジタリアンやビーガンの人

初期の亜鉛欠乏症はほとんどが不顕性です。つまり、医師が治療するような症状はありませんが、免疫系に影響を与えます。思わず亜鉛を補給したくなるかもしれませんが、体は銅、鉄、クロム、亜鉛などの微量ミネラルのバランスを複雑に保っていることを理解してください。バランスをとるためには、本物の食品からミネラルを摂取するのが一番です。

病気のときには亜鉛を補給する必要があるかもしれませんが、1日の必要量を食品から摂取することをお勧めします。亜鉛の代表的な食材は以下の通りです。

・アラスカ産タラバガニ
・牡蠣
・いんげん豆
・ラム肉
・大草原で育った牛肉
・チェダーチーズ、スイスチーズ
・マッシュルーム
・スピナッチ
・かぼちゃの種

詳しくはこちらをご覧ください。TheEpochTimes.com

原文：
How zinc can boost your immune health
Friday, October 22, 2021 by: News Editors 

(Natural News) Zinc is essential for the normal development and function of your immune system, as it protects against susceptibility to pathogens, mediates natural killer cells, activates T-lymphocytes, regulates macrophages, and is central to DNA replication.

(Article by Joseph Mercola republished from TheEpochTimes.com)

You have at least 300 enzymes that require zinc to function normally.

Evidence shows zinc helps protect the body from COVID-19 by impairing viral replication in the cell, supporting ciliary growth and function in the respiratory system, and improving the respiratory epithelial barrier.

Colds Are Coronaviruses

The Centers for Disease Control and Prevention has identified several common human coronaviruses that are responsible for upper respiratory tract illnesses, like the common cold. Although a cold is usually a minor condition, it is also responsible for most doctor’s office visits every year.

A cold can last as short as a week, but in children and the elderly, it can last longer. Cold symptoms include a stuffy head, runny nose, sore throat, headache, and sometimes a fever. These are some of the same symptoms of influenza, but the symptoms are often worse and include fever and body chills.

It wasn’t until the work of Dr. Ananda Prasad in the 1970s that zinc was acknowledged as an essential mineral. A decade earlier, Prasad was studying young men who had grown up in Egypt and never attained their normal height.

After supplementing with zinc, the men grew “significantly taller.” In the 1970s, zinc was acknowledged by the National Academy of Sciences as a mineral fundamental to many aspects of health. Prasad collaborated with a scientist from the University of Michigan to demonstrate that zinc influences immunity.

Research in the past decade has identified the crucial role that zinc plays in curtailing the length and severity of upper respiratory infections. A meta-analysis published in 2017 found those who took a zinc supplement of 80 to 92 milligrams (mg) each day at the beginning of cold symptoms saw a reduction in the length of their cold by 33 percent.

Although research has demonstrated the significant positive effect zinc has on the immune system and on shortening upper respiratory infections caused by common cold viruses, further research in 2020 demonstrated that zinc is crucial to immune system function and deficiency may be linked to individuals who have severe COVID-19 illness.

Zinc Crucial for Immune System Development

Since the 1970s, scientists have discovered several facts about zinc and how it plays a central role in the immune system. Your immune system is your body’s first line of defense. Whether this is against infectious disease, wound infections, or chronic disease, your immune system plays a crucial role.

Researchers have spent decades studying the different ways that you can support your immune system to improve function. Nutrients play a vital role in supporting your immune system, and one of those nutrients is zinc.

Early and outpatient treatment from the Front Line COVID-19 Critical Care Alliance, contains zinc, as does the protocol recommended and prescribed by Dr. Vladimir Zelenko. Zelenko created a website to facilitate crowd-sourcing medical data from frontline primary care doctors around the world.

There are academics who also support Zelenko’s efforts, including some at the University of Texas, which hosts a download page describing the history and citations behind the Zelenko Protocol. Zelenko and the Front Line critical care doctors used their knowledge of the association between zinc and your immune system to develop their successful protocols. Data has shown:

・People who are deficient in zinc have an increased susceptibility to pathogens, including through the skin barrier.
・Zinc mediates nonspecific immunity, including natural killer cells and neutrophils.
・Zinc deficiency prevents the activation of T-lymphocytes, production of Th1 cytokine, and the ability of B lymphocytes to help. During deficiency, B lymphocyte development is also compromised.
・Deficiency affects the function of macrophage cells, which can trigger cytokine production and dysregulated intracellular death.
・Zinc is central to DNA replication, RNA transcription, and cell activation and division.

Evidence Zinc Helps Protect Against COVID-19

Campbell describes several functions by which zinc helps protect the body from COVID-19, including helping to stop viruses from entering cells. Zinc also supports the growth and function of ciliary hairs in the respiratory system that move microbes and debris up and out of the airways. These hairs move in a synchronized beat, like rowers in a boat.

One study published in the American Journal of Rhinology and Allergy showed that zinc helps to stimulate the ciliary beat frequency and may help improve mucociliary clearance, which is essential for clearing the lungs of mucous. Another group of scientists found that supplementing animals deficient in zinc affected the length of the cilia and number of epithelial cells in the bronchus.

Research has shown zinc also functions to improve the respiratory epithelial barrier, the “skin” that lines your respiratory tract and is constantly exposed to particles and microbes from the air you breathe. Evidence has shown that zinc influences interferon-gamma, a type of cytokine. Cytokines are proteins that act like smoke signals to alert the immune system to an invader. Interferon-gamma plays a significant role in defending against intracellular pathogens. When there is a reduction in this cytokine, it results in immunological impairment.

While the jury is still out on whether interferon-gamma plays a role as an anti-tumor mechanism, some studies have shown that it does have a positive effect on patients’ survival of certain cancers.

As you’ve likely heard throughout 2020, zinc also has a direct effect on viral replication inside the cells.

A great way to learn about zinc is a short video Dr. John Campbell posted on YouTube. He reviews some of the science behind the association between zinc and the immune system and shares his belief that zinc is one biological basis some people suffer more severe COVID infections.

Campbell describes some of the effects that zinc has inside the cells, including decreasing the effects of RNA-dependent RNA polymerase, often called replicase since it helps replicate the virus inside the cells.

Zinc Deficiency Linked to Multiple Health Conditions

As Campbell points out, a zinc deficiency can significantly impact your immune system, but it can also result in a hyper-inflammatory response from proinflammatory cytokines. Thus, with a deficiency in zinc, you not only get more viral infections, but these trigger an increase in the hyper-inflammatory response.

Campbell points out that many conditions associated with a zinc deficiency are also known comorbidities for COVID-19. These conditions include:

・Arteriosclerosis
・Autoimmune diseases
・Bronchial asthma
・Cancer
・Chronic obstructive pulmonary disease (COPD)
・Diabetes
・Being on diuretics
・Advanced age
・Immunosuppression
・Kidney disease and liver cirrhosis/damage
・Tobacco smoking
・Obesity

Zinc Ionophores Improve Effectiveness

In a short MedCram video posted on YouTube, Dr. Roger Seheult reviews the compelling evidence that suggests how zinc ionophores (a chemical that helps ions cross cell membranes) improve zinc uptake into the cell. This is a crucial component of stopping viral replication. As Seheult explains, zinc cannot easily penetrate the fatty walls of the cell but needs to be inside the cell to stop viral replication.

There are several zinc ionophores that can do the job. In this video, Seheult describes the role that hydroxychloroquine and chloroquine play. Hydroxychloroquine is the ionophore that Zelenko uses in his protocol to move zinc into the cells.

In his peer-reviewed study, the researchers compared 141 treated patients against 377 untreated patients from the same community.

The data collection showed only four of the 141 treated patients were hospitalized and 58 of the untreated patients were hospitalized. One patient in the treatment group died and 13 patients in the untreated group died.

There are also other natural compounds that may work to get zinc into cells, except for perhaps in the most serious cases. Two that have been studied include quercetin and epigallocatechin gallate (EGCG), which is found in green tea.

In a comparative study, researchers evaluated quercetin and EGCG as zinc ionophores. They demonstrated ionophore action on a lipid membrane system and concluded that these polyphenols may raise zinc levels in the cells and have a significant impact on the biological action of zinc.

Interestingly, quercetin is also a potent antiviral, and quercetin and EGCG have the added advantage of inhibiting the 3CL protease. According to a 2020 study in the Journal of Enzyme Inhibition and Medicinal Chemistry, the ability to inhibit SARS coronaviruses “is presumed to be directly linked to suppress the activity of SARS-CoV 3CLpro in some cases.”

Zinc Vitamins May Trigger a Copper Imbalance

Zinc deficiency is not uncommon. Experts believe that about 17.3 percent of the global population is deficient and it is estimated most people over 65 consume just 50 percent of the recommended amount of zinc.

Four common signs that your body may need more zinc:

・Lack of appetite
・Mental lethargy
・Impaired sense of taste or smell
・Frequent colds, flu, or infections
・Hair loss

While some tests used to identify deficiency include hair analysis, urine samples, or an oral taste test, blood plasma tests are the most common. The oral taste test can be done at home through mail-order labs but it is not always reliable. People who are at risk for zinc deficiency include:

・Those with malnutrition
・The elderly
・People with inflammatory or autoimmune diseases
・Vegetarians and vegans

Early zinc deficiency is largely subclinical—meaning you do not have symptoms that a doctor would treat—yet it does impact the immune system. Although you may be tempted to begin supplementing with zinc, it’s important to realize that your body has an intricate method of maintaining a balance of trace minerals such as copper, iron, chromium, and zinc. The best way to readily achieve proper balance is to get your minerals from real food.

Although it may be necessary to supplement during illness when your body needs more zinc, I recommend trying to meet your daily requirement from foods. These are some of the best food sources of zinc:

・Alaskan King crab
・Oysters
・Kidney beans
・Lamb
・Grass-fed beef
・Cheddar or Swiss cheese
・Mushrooms
・Spinach
・Pumpkin seeds

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