人々の覚醒が試されるワクチン接種　その172

トップ科学者がコロナウイルスワクチンのブースターショットの必要性を疑問視
2021年9月27日（月） by: ラモン・トミー 

(Natural News) 多くのワクチンメーカーは、武漢コロナウイルス（COVID-19）ワクチンを接種した人が将来的にブースター注射を受ける可能性を打ち出している。しかし、一流の科学者の中には、この追加接種の必要性を疑問視する声もある。彼らはまた、公衆衛生の専門家ではなく、製薬会社の幹部がこれらのブースター注射を推進していることに懸念を示している。

ロイター通信は、ワクチン開発や感染症の分野の専門家十数名にインタビューを行いました。彼らによると、現在のワクチン接種の波が病原体とその亜種を防ぐ可能性があるという「証拠が増えている」とのことです。

世界保健機関（WHO）の予防接種・ワクチン・生物学部門のディレクター、キャサリン・オブライエン博士は次のように述べています。"ブースター投与が必要かどうかの判断材料となるようなデータはまだ見られません" と述べています。また、WHOは専門家によるパネルを立ち上げ、ワクチンの有効性と武漢コロナウイルスの変異体の循環に関するデータを精査していると付け加えました。さらに、WHOは専門家パネルを設置し、ワクチンの有効性や武漢コロナウイルスの亜種に関するデータを精査し、現在の必要性に応じて予防接種プログラムの変更を提案する予定です。

元米国疾病予防管理センター長のトム・フリードマン博士は、毎年ワクチンの追加接種が必要になるという主張に同意しませんでした。フリードマン博士は、「毎年ブースターが必要になる可能性があると言うのは、全く不適切です」と述べました。また、フリードマン氏はファイザー社のCEOであるアルバート・ブーラ氏の「年1回の追加投与が必要になる」という主張を否定し、「そのようなことを示唆する証拠はゼロ、つまりゼロです」とコメントしました。

武田薬品工業株式会社グローバル・ワクチン・ビジネス・ユニット社長のRajeev Venkayya博士は、ブースター注射を「大きな懸念」と呼んでいます。彼は詳しく説明しています。「裕福な国がブースター接種を開始し、人々の最初のワクチンの供給がさらに制限されることは大きな懸念です」と述べています。

Venkayya氏の発言は、十分なワクチン在庫を持つ富裕国がブースター接種を開始したことを受けてのものです。多くの人が、少なくとも1回のワクチン接種に苦労している発展途上国の問題を悪化させるのではないかと懸念しています。カリフォルニア大学のモニカ・ガンジー博士は、ブースター接種の最終決定権は「CEOではなく公衆衛生の専門家」にあると発言している。

警告にもかかわらず、コロナウイルスワクチンのブースター接種を主張するメーカー

ワクチンメーカー2社（ファイザーとモデナ）は、ブースターショットの需要を予測しています。両社のmRNAワクチンは、臨床試験で90％以上の有効率を報告している。両ワクチン候補は、2020年12月に米国食品医薬品局から緊急使用承認を受けた。

4月15日付のウォール・ストリート・ジャーナル紙の報道によると、ファイザー社のアルバート・ボーラCEOは、人々は12カ月ごとに同社のワクチンのブースター投与が必要になる「可能性が高い」と述べています。4月1日に開催されたバーチャルイベントで同氏は、ブースター注射はオリジナルのSARS-CoV-2株とその亜種に対する高レベルの免疫力を維持するのに役立つと説明しました。ブーラ氏はイベントの中でこのことを強調し、"ウイルスに感染する可能性のある人々のプールを抑制することは非常に重要である "と述べた。(関連記事 バイオンテック社の共同設立者がファイザー社のCEOと意見を同じくし、人々が毎年コロナウイルスのワクチンを接種することを期待している)

ファイザー社の幹部は詳しく説明している。「ポリオのように1回の接種で十分なワクチンもあれば、（コロナウイルスのように）1回の接種で十分なワクチンもあります。また、インフルエンザのように毎年必要なワクチンもあります。COVID-19］のウイルスは、ポリオウイルスよりもインフルエンザウイルスに似ています」。一方、ファイザー社のワクチン臨床研究開発担当上級副社長のウィリアム・グルーバー博士は、ロイター通信に対し、1年ごとのブースターを予測したのは、6ヶ月間の保護が最小限になるという「わずかな証拠」に基づいていると述べています。

ファイザー社がブースターショットの必要性を予測しただけなのに対し、モデナ社はさらに一歩進んでブースターショットの開発に着手しました。今年の1月、マサチューセッツ州に本社を置く同社は、南アフリカのB1351型をターゲットにしたブースターショットを開発中であると発表しました。Moderna社のワクチンは、英国のB117株に対しては強力な防御力を発揮したが、南アフリカの株に対しては抗体レベルが6倍に低下したという。(関連記事 南アフリカ株でコロナウイルスワクチンの抗体レベルが低下したため、Moderna社がブースターショットを開発へ)

Moderna社のStephen Hoge社長は、米国の人口の30％がCOVID-19ワクチンを拒否する可能性があると推定しています。このようなワクチンの躊躇は、免疫レベルを高く保つためのブースター注射の必要性につながっていると彼は言う。また、Hoge氏は、病原体が広く流通している中で、重症化のリスクが高い人は免疫力を高める必要があるかもしれないと、ブースター注射を擁護しています。

しかし、CDC所長のRochelle Walensky博士は、COVID-19ワクチンのブースター投与が必要になった場合に備えて、米国政府は準備を進めていると述べています。CNBCの取材に対し、ワレンスキー博士は、ワクチンによる免疫力が低下し始めた場合に備えて、保健当局は「先を見越している」と述べています。いつそうなるかはわからないが、「万が一に備えて計画を立てている」とワレンスキー氏は述べています。

COVID-19ワクチンのブースターショットに関するその他の記事はVaccines.newsをご覧ください。

ソースは以下の通りです。

TheEpochTimes.com

WSJ.com

DailyMail.co.uk

CNBC.com

原文：
Top scientists question need for coronavirus vaccine booster shots
Monday, September 27, 2021 by: Ramon Tomey 

(Natural News) A number of vaccine manufacturers have put forward the possibility of people who received the Wuhan coronavirus (COVID-19) vaccine getting booster shots in the future. However, some top scientists have questioned the necessity of these booster doses. They also expressed concern that pharmaceutical executives are pushing these booster shots instead of public health experts.

Reuters interviewed more than a dozen experts in the fields of vaccine development and infectious diseases. According to them, “growing evidence” exists that the current wave of vaccinations may protect against the pathogen and its variants.

World Health Organization (WHO) Department of Immunization, Vaccines and Biologicals Director Dr. Katherine O’Brien said: “We don’t see the data yet that would inform a decision about whether or not booster doses are needed.” She added that the WHO is forming a panel of experts to scrutinize data regarding vaccine efficacy and circulating Wuhan coronavirus variants. The panel will also recommend changes to immunization programs depending on the current need.

Former Centers for Disease Control and Prevention Director Dr. Tom Friedman disagreed with an assertion that people would need vaccine booster doses every year. “It’s completely inappropriate to say that we’re likely to need an annual booster, because we have no idea what the likelihood of that is,” he said. Friedman also debunked an assertion by Pfizer CEO Albert Bourla saying that people would need yearly booster doses. “There is zero – and I mean zero – evidence to suggest that that is the case,” he commented.

Takeda Pharmaceutical Co. Global Vaccine Business Unit President Dr. Rajeev Venkayya dubbed the booster shots as a “huge concern.” He elaborated: “It’s a huge concern that … wealthy countries would begin administering booster doses and further constraining supply of people’s first [dose] of vaccine.”

Venkayya’s remarks came in light of wealthy nations with sufficient vaccine stocks starting their booster immunization. Many fear that this will exacerbate the problems of developing countries, which are struggling even to vaccinate their populations with at least one dose. Ultimately, Dr. Monica Gandhi of the University of California remarked that “public health experts rather than CEOs” have the final say on booster shots.

Manufacturers insist on coronavirus vaccine booster shots despite warnings

Two vaccine makers – Pfizer and Moderna – have projected demand for booster shots. The companies’ mRNA vaccines both reported a more than 90 percent effectivity rate in clinical trials. Both vaccine candidates received emergency use approval from the U.S. Food and Drug Administration in December 2020.

According to an April 15 Wall Street Journal report, Pfizer CEO Albert Bourla said people will “likely” need a booster dose of its vaccine every 12 months. Speaking at an April 1 virtual event, he explained that the booster shot helps maintain high levels of immunity against the original SARS-CoV-2 strain and its variants. Bourla emphasized this during the event, saying that “it is extremely important to suppress the pool of people that can be susceptible to the virus.” (Related: BioNTech co-founder echoes Pfizer CEO, expects people to get vaccinated against coronavirus annually.)

The Pfizer executive detailed: “There are vaccines like polio where one dose is enough. And there are vaccines like [the one for] flu that you need every year. The [COVID-19] virus looks more like the influenza virus than the polio virus.” Meanwhile, Pfizer Senior Vice President of Vaccine Clinical Research and Development Dr. William Gruber told Reuters that the predicted yearly boosters were based on “a little evidence” of minimized protection over six months.

While Pfizer has only predicted the need for a booster shot, Moderna took it a step further and started work on one. Back in January of this year, the Massachusetts-based drug company said it is developing a booster shot targeting the South African B1351 variant. While Moderna’s vaccine provided strong protection against the British B117 strain, the vaccine’s antibody levels dropped six-fold against the South African strain. (Related: Moderna to develop booster shot after South African strain decreased its coronavirus vaccine’s antibody levels.)

Moderna President Stephen Hoge estimated that 30 percent of the U.S. population may decline the COVID-19 vaccine. This vaccine hesitancy contributes to the need for booster shots to keep immunity levels high, he said. Hoge also defended booster shots, saying that people at high risk of severe illness may need to boost their immunity amid the pathogen circulating widely.

Nevertheless, CDC Director Dr. Rochelle Walensky said the U.S. government is preparing in the event COVID-19 vaccine booster doses are needed. Speaking to CNBC, she remarked that health officials are “thinking ahead” in case vaccine-induced immunity begins to decline. While they do not know when it will occur, Walensky remarked that they “are planning for it just in case.”

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Sources include:

TheEpochTimes.com

WSJ.com

DailyMail.co.uk

CNBC.com