見出し画像

ディープ・ステートの構図がよく分かる権威悪用

新型コロナ起源について武漢研究所へウィルスの機能獲得実験を外注した米国の国立アレルギー感染症研究所、所長ファウチへの批判が高まる中、英国のThe Sunday Timesの記事に英国人の関与が記事になっているとの解説がYouTubeの及川幸久さんのチャンネルで5月30日に公開されました。

その人物は、ピーター・ダザック氏、動物学者であり人獣共通感染症専門家です。同時に米国の非営利団体エコヘルスの会長です。そしてまた世界5大科学誌に数えられる雑誌The LANCETの編集委員長の肩書を持つ人のようです。非営利団体エコヘルスと言えば、WHOが武漢研究所の現地調査を依頼した専門家集団とのことで記憶にあります。また、米国上院の公聴会で証人として出席したファウチは米国予算で武漢研究所へ外注した事実は無いとキッパリ答えた後、非営利団体エコヘルスを経由した迂回発注であったことが判明しました。その団体のトップが武漢研究所の現地調査を行い3月に最終報告書という形でウィルスが研究所から漏洩した可能性は極めて低く、動物からの感染の可能性が高いと結論付けてWHOへ提出されたと言うことです。武漢研究所への現地調査を実施する随分前から科学誌The LANCET でダザック氏は、武漢研究所漏洩説はバカげた話だと完全否定をしていた人物です。

米国の国立アレルギー感染症研究所から業務委託された非営利団体エコヘルスが、ウィルスの機能獲得実験を外注した武漢研究所をWHOからの委託で現地捜査すると言う全く利益相反する構図であることが分かります。ディープ・ステートとは、このように非営利団体、学会、産業界等の権威と立場を利権体質へ変貌させて利用する人たちから構成されています。日本では薬害エイズが学会、製薬会社、厚生労働省によって隠蔽されていました。

The Sunday Timesが武漢研究所漏洩説を断定するような記事を発表した背景には、中国には前例があったことが挙げられています。即ち、北京研究所から漏洩したSARSです。記事が30日発表ですから中国からの反論はこれからだと思われますが、ウィルス起源はほぼ解明されてきたと思います。

一方、ワクチン開発についてとその強制を世界各国で行いそれに反対するデモが行われていることにもディープ・ステートが裏で動いているのは確実だと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?