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チャチャポヤスへの旅をキャンセル

ペルー北部のアマゾナス州の州都チャチャポヤスに1週間ほど滞在する旅行計画を昨年のホーリーウィークに立てていました。そのチャチャポヤスから南に60kmのところにレイメバンバという地区があります。その地区の外れのHospedaje Rural Casa Mallquiというホテルで2〜3泊する予定でした。ホテルはその地方の文明を紹介する博物館も併設されています。そこの経営者はなんと日本人女性です。

旅行のルートとしてはマニラからニューヨークJFKへ直行便で飛んで、トランペットの師匠とマンハッタンで会うように考えていました。目的はジャズ・ライブへ行くことでした。ニューヨークの後はリマに飛んで、国内線でハエンへ飛んでバスでチャチャポヤスまで移動する予定でした。たまたまチャチャポヤスの宿泊先を探していたら近郊に評価の高いホテルがあり良さそうだったので1週間も予約を入れてしまいました。後からチャチャポヤスから60kmも離れてたら街の散策でふらっと出るような場所でないことが分かり、慌てて2〜3泊へ変更しました。どう言う経緯か覚えてませんがそのホテルの日本人女性の経営者とFBで繋がったので予約の変更を詫びて、チャチャポヤスから距離を理解してなかったことを説明しました。彼女はよく分かってて予約を感謝されました。

航空券もニューヨークのホテルとレイメバンバのホテルも準備できた頃からコロナ(中共)ウィルスのパンデミックが航空便の欠航を含めて深刻になってきました。結果、全てをキャンセルした頃から各国のロックダウンがニュースで聞こえてきました。その後、しばらくするとレイメバンバもロックダウンの影響で経済が立ち行かなくなり、そのホテルの女性経営者はその地区の経済活性化のために自身の家を建てることにしました。以前に購入してた土地へ自宅を建ててその地区の職人だけで作業をしてもらっていました。ロックダウン下ですからそうなります。その建築の様子を毎日YouTube動画で公開していました。一時期毎朝楽しませていただきました。

チャチャポヤスへ行こうと思った動機は、アマゾナス州とは言っても海抜2,335mと少し高くアンデス山脈からアマゾンジャングルへ下る途中の歴史ある街で、その周りにはクエラップ遺跡、ゴクトの滝など有名な観光資源が有り将来南部のクスコと同じような観光地になると期待されてるとの情報を得たからです。実は30数年前から名前は知ってました。当時ワンカバンバという町に住んでた土木建築士の友人がチャチャポヤスまでの道路建設に従事してたことから、如何にチャチャポヤスが美しい街であるかの話を聞いていたからです。

今年こそはとは思っていますが、どうなる事やら。

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